hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

弱い気持ち回答受付中

回答数回答 1
有り難し有り難し 1

今年も残り1ヶ月になりながら何一つ楽しい事なかったなと何の意味があって毎日生きてるんだろうと日々思ってます。
街中や電車で幸せそうな方をみつけると何で自分はこんなに孤独なんだろう、色々事件あるこの世の中、私が代わりに殺されれば良いのにと思ったり、他者物件等迷惑かけないように死ねるにはどうしたら良いのだろうなど朝が来る度に上記のようなマインドになります。
色々楽しかった頃に戻ることは出来ない、過去の自分を羨ましがる自分自身が情けないです。
未来をどう見据えたら良いのでしょうか?

2025年11月28日 22:30
この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

身と心

ご相談拝読しました。クリスマスや年末年始などのイベントも見据えたこの時期、冬の冷たい空気もあいまってか孤独を感じやすい時節かもしれません。

楽しくありたい

それはあなたが道を求めて生きているということだと思います。

楽しかった頃もあった

それは確かに歩んできた道があるということ。本当に「楽しい」というのは自分の思う筋書き通りに事が運ぶのでなく、思いを超えた出来事・出会いに身も心も動かされることではないでしょうか。

そう、私たちは心だけでなく身でも生きています。本来は身のほうが大きいかもしれない。でもどうしても頭でっかちになります。

それでは身は身体は生きたいと、生きようとして、お腹も減るし、眠たくもなる。美味しい温かいものを食べてぐっすり眠れば気持ちも少し晴れたり。そう心と体はつながっています。

心はころころ変わるもの。そんなはかなく不安定なものだけに囚われず、落ち込んだり沈んだり荒れたりしても、まあそういうこともあるよなと受け止めて、そんな自分の身を大切に、変わらないようで変わっていないことなどない日々を生きてみましょう。

どうせこうだと決めつけず、心に余裕があるときはせっかくなら楽しもうと前向きチャンネルに切り替えて。

あの苦しかった時期があったから今がある。だからあの時期も悪いものではなかったのかもな。

そんな風に振り返ることができるあなたの未来が来ることを願っています。

道を歩くのはあなた自身。どうぞお健やかに。

2025年11月29日 5:53
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

煩悩スッキリコラムまとめ