「死にたい」が口癖の受験生。回答受付中
小学生の時のいじめ(暴言、金銭詐取、閉じ込め)が原因で、人生の半分以上「死にたい」と思いながら生きてきました。いじめが終わっても、この気持ちは消えません。むしろ年々「頑張らなきゃいけないこと」が増えて、生きるのが本当につらいです。
「どうせすぐ死ぬから」が口癖。学校に行くだけ、人と話すだけで死にたくなってしまいます。周りは「もっと頑張れ」と言うけど、どうやっても気持ちがついてこない。頑張り方が全く分かりません。
去年の春から、学校のある日だけ昼ごはんが食べられません。人前で突然話せなくなることもあります。病院に行くべきなのは分かってるけど、面倒だし、変な心配されるのが嫌で誰にも言えません。
周囲の大人(先生、親)は、私の「勉強すると死にたいほど追い詰められる」状況に全く気づいてくれません。
模試の点数が悪いと「もっとやれ」「お前だけじゃない」の一点張り。進路指導の先生には「平日5時間、休日10時間やれ」「環境のせいにせず工夫しろ」と精神論を押し付けられています。
先日、先生に怒鳴られ泣いていたら「なんで泣いてるんだ。こっちのほうが泣きたいに決まってる」と言われました。
過干渉な母と暮らしていて、自分の時間がなくストレスが溜まっています。
勉強しなきゃいけないのに集中できず、成績は下がる一方。このままじゃ周りが望むような大学も無理。親の期待も重い。模試が増えて自分の時間が削られるのが本当に苦痛です。模試は理系科目が壊滅的で、国公立・私立ともに諦めムードです。
添削課題をため込んでしまった自分にもイライラするし、文化祭でミスして友達に「邪魔だ」と言われたことも引きずっています。「こんな自分はいないほうがいい」と本気で思います。
これ以上頑張れるわけがありません。人に迷惑をかけたくないから実行しないだけで、自分の存在をなかったことにしたい。
勉強しようと思ってやっているのですが集中できないし夜更かししているわけでもないのに疲れがずっと取れません。1年くらい何もしないでゆっくり休みたいなと思いますがそんなこと言っている状況でもなく小学生の時から休んだら学校にいけなくなるかもしれないなと思っていたのでよほどのことがない限り毎日無理やり学校に行っています。
本当に生きているのが疲れてしまいました。
お坊さんからの回答 1件
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多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんばんは。あなたの文章には、「苦しい」と言うことすら自分で許せず、ただこれまで通り頑張らなければと自分を追い立ててきた時間の長さが、そのまま滲んでいました。
まず、ここまで書いてくれたこと自体が、勇気ある行動です。私はそれに応えたい。
あなたの状態は、性格の弱さでも、努力不足でもありません。幼いころのいじめの傷が、ずっと治らないまま、上から義務と期待が積み重なって、心の余裕がほとんど残っていない状態です。集中できない・食べられない・疲れが取れない・人前で固まる…これは「怠け」ではなく、心のエネルギーが限界まで削られたサインです。
そして、あなたはずっと「相手の世界」に合わせて生きてきましたね。先生が怒るから、親が期待するから、周りが頑張れと言うから。その結果、「自分の世界」がほとんど残らなくなっているのだと思います。
だから、最初の一歩はとてもシンプルです。
あなたの世界を、もう一度取り戻すこと。
といっても、「頑張れ」という意味ではないのです。あなたに必要なのは「努力」ではなく、「安全地帯」だと、私は思います。
たとえば。
人前で話せない日があること。食べられない日があること。勉強が進まない日があること。これらは、あなたが壊れかけている証ではなく、壊れないように必死で踏ん張ってきた証です。
だけれど今は…あなたが誰かに頼る番です。仏教的には「縁を整える」ということ。学校の保健室・スクールカウンセラー・心療内科。どこでも構いません。「苦しいので、話を聞いてほしい」。それを訴えて下さい。残念ながら、ここhasunohaでは「言葉を返す」ことが精一杯です。現場に一緒にいてあげられないのです。
そして最後に、これをはっきり伝えます。
「死にたい」と思ってしまうのは、生きようとしたからこそです。誰かに迷惑をかけたくないと思うあなたは、決して「いない方がいい人」ではありません。あなたは、苦しみながらも世界を生き抜いてきた、とても誠実な人です。
どうか、荷物を降ろしていいのだと知ってください。あなたが、安全に息をつける場所へ辿り着くことを、心から願っています。
(必要であれば)
・24時間子どもSOSダイヤル(文科省)0120-0-78310
・よりそいホットライン 0120-279-338


