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気にしてしまい頭から離れない回答受付中

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私は新卒で入職した2年目の介護福祉士です。
昨日は私が早番で日勤に今年の4月に入職したAさんが勤務でした。
昼食の準備配膳のことです。準備配膳は日勤が行い早番は休憩に入っているのですが、
「すみません、◯◯さんの昼食前薬を飲ませるつもりが昼食後薬を飲ませちゃいました」と声がかかりました。
この誤薬を聞いて私も焦ってしまい看護師に連絡と言い、先に報告時に必要なバイタル測定を忘れていました。
Aさんは看護師に連絡、ケアマネジャーに連絡しバイタル測定を指示されたのかバイタルを測定を行い看護師に報告しないで休憩に入ってしまいました。
その後看護師が来てバイタル測定が遅い重要性がAさんが分かっているのかと強い口調で私に話していました。強い口調から頭がフリーズしてしまい、その際「私に言われてもって顔してるけど大丈夫?」と言われてしまいました。
「いえ、すみません」と返事はしたものの、言われてしまったことが頭に残って次の勤務が不安です。
その後、看護師から内線があり普通でしたが、嫌われてないから他の人に言われるんじゃないかと不安と心配で頭がボーっとしていました。

バイタル測定を先に行うことを忘れていたこと、バイタルをAさんに代わって報告していたらよかったと後悔しています。
また、看護師にどう思われているか気になってしまい、割り切れません。

2025年5月18日 19:13

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

リクルート様
勇気を出してのご相談をありがとうございます。
そのようなことがあったら不安で心配で後悔になりますよね。

まず、強い口調により
フリーズしてしまうのは、ポリヴェーガル理論で考えると、あなたの自律神経系が危険を察知して、背側迷走神経の活動が高まっている状態かもしれません。

簡単に説明しますね。
私たちの自律神経系には、大きく分けて3つの段階があります。

・腹側迷走神経
安心できる状況で働き穏やかで社会的な交流を促します。
この状態だと、相手の言葉を落ち着いて受け止め、適切に反応できます。

・ 交感神経
危険を感じたときに活性化し、
心拍数を上げたり、筋肉を緊張させたりして、戦うか逃げる準備をします。強い口調に対して、ドキドキしたり、身構えたりするのはこの反応です。

・背側迷走神経
どうしようもない危険に直面したときに最終手段として働く神経です。
エネルギーを節約し、身を守るために、動きを止めて反応を鈍くします。これが強い口調でフリーズしてしまう状態に近いと考えられます。

つまり、強い口調をあなたの神経系が「危険だ!」と判断し、
闘争・逃走反応が間に合わない、
または圧倒されると感じた結果、フリーズという反応が出ている可能性があります。

これはあなたが弱いとか、言い返せない性格だということではありません。

ポリヴェーガル理論では、まずこの反応を理解し、安全を感じる状態に戻ることが大切だと考えます。

もし、強い口調でフリーズしやすいと感じているなら、日常生活の中で安心できる環境を意識的に作ったり、リラックスできる方法
(深呼吸、瞑想、軽い運動)カウンセリングを受けるなどを取り入れたりすることが助けになるかもしれません。

フリーズしてしまうのは、あなたの神経系の精一杯の反応。
それを理解することから少しずつ変化を起こせるかもしれません。

最後になりますが、頭から離れないことは無理矢理に離そうとしないことも肝要です。客観的になれるようにノートに書き出してみると楽になるかも知れません。

強い口調のひとは案外、気にしていないものです。
それでも辛く当たられたりするときはまたhasunohaにおたずねくださいね、お待ちしています。

2025年5月18日 22:21
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はじめまして! 覆面僧侶・きみーです。 ハスノハであなたと出会えたことを嬉しく思います。 私はこれまで、様々な方々の人生に寄り添い、心の声に耳を傾けてきました。 ・産業カウンセラー ・緩和ケア病棟・傾聴ボランティア ・刑務所、専門学校キャリアガイダンス講師 ・就職相談室カウンセラー ・人材派遣会社・事業コーディネーターなど 特に、20代〜40代の方々からは、仕事や人間関係、自己成長など、様々な悩みをお聞きします。 ゲシュタルト療法や交流分析といった心理学の手法を学び、あなたの心の奥底にある感情や思考に寄り添いながら、一緒に問題解決を目指します。 音楽や芸術を通して培った豊かな感性を活かし、あなただけの心の風景を描いていくような、 そんなカウンセリングを心がけています。 一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。一緒により良い未来を築いていきましょう!
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