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分からないけどモヤモヤする回答受付中

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初めまして。現在20歳の者です。私の幼く醜い悩みを聞いていただきたいです。
私には歳の離れた姉がいて、その婚約者がおり、私はまだお会いしたことがないのですが、私はこれから本当に家族が増えるとして、その中で上手くやっていけるか、家族の集まりがあった時に自分の居場所がなくなったらどうしようととても不安で葛藤しています。ちゃんと祝福する気持ちもあるはずなのに、なぜかこの頃不安で食欲が落ちてしまいます。これからどのように心を持てばいいでしょうか。

2025年7月31日 12:31

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心配しなくても周りと一緒に変化の波に乗っていけるものなのです

新しく家族が増えるって、嬉しいことなのに、どこか緊張しますよね。これから先、お姉さんに子どもが生まれたら、もっと置いてけぼりのような気持ちになるかもしれません。

でもそれって、誰もが経験する「家族の広がり」「新しい家族の形」なのです。

自然に入っていけるようにするためには、あなたがお姉さんと仲良くすることですよ。気を遣う必要はなく、いつものように「お姉ちゃん」と呼んでいきましょう。そうすれば、「お兄さん」と自然体で関わっていけますし、あちら側も接しやすくなりますからね。きっと、あなた以上に、義兄さんは緊張をされていると思うわよ。みんな、感じている気持ちは同じなのです。あなただけじゃないから、大丈夫よ。

それに、あなたも将来、誰かと出会い、家族を広げていくかもしれない。あなただけが、居場所を狭めるわけではないのですよ。
こうやって、どんどん環境は変化していきます。ですが、あなた自身も変化していくのですし、周りと一緒に変化の波に乗っていけるものなのですよ。

これからも、お姉さん、お兄さんに可愛がってもらってね。

2025年7月31日 15:22
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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴トレーナー、手話、要約筆記、行政相談員、小学校 中学校支援員としても、ケアサポートをしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター.中学校DV授業 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
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家族が変わるとき、心も揺れるのは自然なこと

不安な気持ちを「見ないふり」しなくてもいいのではないか。
仏教では「心に湧いた感情を否定せず、ただあるがままに見ること」を大切にします。
「こんな気持ちを持つ自分はダメだ」と思う必要はありません。
むしろ「私は今、不安なんだね」と、やさしく心に声をかけるだけでも、気持ちは少し和らぎます。

これからの「姉との時間」を大切にしてみる。
新しい家族が増える前に、
「姉と2人で話す」「一緒に出かける」など、
今の姉妹だけの時間を意識的に作ると、心の中に「変わらない絆」があることを確かめられます。
姉に対する不安より、感謝やあたたかい思いが増えていくかもしれません。

「私は私のままでいい」と信じる。
婚約者や家族が集まる場で「うまくやらなきゃ」と思うと、かえって緊張が増します。
大切なのは、無理に“いい子”になることではなく、「私はここにいていい」と自分に許可を出すこと」です。
姉も、家族も、あなたが笑顔でそこにいてくれるだけでうれしいはずです。

最後に
不安は、優しさと愛情があるから生まれるものです。
「私の居場所はあるだろうか」と思うあなたの心は、
家族を大切に思うからこそ、変化を怖れているだけ。

どうか、今の自分を否定せず、
「姉の幸せを一緒に喜びたい」という気持ちを少しずつ前に出してみてください。
それだけで、あなたの居場所は必ず守られます。

あなたの心が少しでも軽くなりますように。

合掌

2025年7月31日 12:46
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仏教×対話×ビジネス。僧侶・理学療法士・プロファシリテーター。経営と人生に「問い」を。仏教と対話で導く、リーダーのための内省と再構築。ビジネスという営みを通じて、人が本音と出会い、本来の個性で生きる場をひらいています。 ※お坊さん回答の中に「鈴木光浄」がおりますが当初諸事情がございまして私が回答したものでございます。そちらもあわせてご参照ください
心身ともに医療介護は専門領域。 これまで急性期から終末期まで患者さんを担当。 町の診療所から在宅までキャリアを築く。 2歳から108歳まで患者さん担当。 カウンセラー、コーチ、コンサルタントでもありますので メンタルヘルスから新規事業、マネジメントまで相談対応可能。 ビジョンワークはライフワーク。 もちろん職業柄、人生相談はこれまで多数受けてきました。 ぜひご自身の本音を出してください。向き合ってください。 私は伴走させていただきます。

質問者からのお礼

皆様本当にありがとうございました。
自分のモヤモヤの理由が分かってスッキリしました。
変化を恐れずに自然体でいようと思います!

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