就活
僕は今就職活動でなかなかどの会社に働きたいかきめれません。特になりたいってものがないため他の子がどんどん進んでいく中で自分だけが置いてかれていると思って不安です。自分にあったものをみつけるにはどのように努力すればいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
昔の新聞記事ですが、ぜひ読んでください。
2009/5/2朝日新聞「勝間和代の人生を変えるコトバ」より
これは私のオリジナルの言葉です。数多くの才能ある方々と知り合って話をし、また自分も独立後、さまざまな活動をする中で、「ああ、幸せってそういう仕組みなのか」とポンッとひざを打つような気持ちで理解したものです。
私たちは何かを成し遂げたい、という動機付けで生きています。その動機は「自分がやりたい」「他者から命じられた」という軸と、「自分を喜ばせる」「他者を幸せにする」という軸に分けられ、2×2=4通りの組み合わせがあります。
例えば、親から学校の成績をよくしろと言われたので頑張る場合は、「他者から命じられた×自分を喜ばせる」という動機になります。一方、自分のアドバイスで多くのお客様が気持ちよくスタイルに合った服を着てほしい、となると、「自分がやりたい×他者を幸せにする」になるわけです。
そして、私たちが一番、継続的に努力を続けられるのはこの「自分がやりたい×他者を幸せにする」なのです。
ただし、ほとんどの人は、「他者から命じられた×自分を喜ばせる」という部分から生きがいを感じ始め、勉強や仕事を続けるうち、だんだんと命じるものが他人から自分へ、自分だけの喜びから他者と合わせた喜びへと、努力の対象が高度化していきます。
よく、生きがいが見つからないうちは、どんなつまらないことでも目の前のことからしっかりと成し遂げた方がいい、といわれるのは、そうするうちにだんだん新しい目標が見つかり、他人を喜ばせるスキルが身につくためです。デザインのセンスがあるなら服で、音楽の才能があるなら楽曲で、介護のスキルに優れているなら介護活動によって相手が幸せになるのです。
相手を幸せにできた人は、相手の態度や言葉、あるいは多くの場合は金銭の報酬で感謝を集め、その幸せを目に見える形で感じることができます。そうすると、自分も幸せな気分になり、ますます多くの人を幸せにしたいと考えるようになります。
自分を幸せにしてほしい、と周りに求めるのではなく、自分が周りの人に何をしたら喜んでもらえるだろう、と逆に考えていく方が、実はずっと簡単に、安定して、自分が幸せになれるのです。 (経済評論家・公認会計士)
がむしゃらに就活すること。
20歳を少し超えたあなたに将来のやりたいことや、志向がハッキリしていたりかえって、すごいことだと思います。多くの方は、見えない明日に不安を
抱えながらも、わかったような顔をして就活をしているのが実情ではないでしょうか。悩んでいるのはあなただけではありませんよ。社会人経験も乏しく、会社とはなんたるかもわからないのに、わかりませんよ。それではどうするのか?走りながら考えなさい!何故か?みんなが走っているからです。娑婆世界ではそのルールに乗るのも大切なことです。泰然自若としていたら、就職浪人します。積極的に走っていると、会社のこと、組織や内情、雰囲気など見えてくることがたくさんあります。経験値を上げてください。ドンドン上げていけば、必ずやわかってくることがあるんです。悩む前に走る、走りながら考える、内定をいくつも叩き出して、そのうち自分にとって働きやすい会社を選んでください。給料や条件で選ぶと後で後悔することがあります。視点は、自分にとって働きやすいと感じられるかどうかです。ガンガン内定を叩き出してください。就活はあなたに貴重な経験を与えます。がんばれ!
応援してますよ。浄光寺