いいとこ取り?な先輩との付き合い方回答受付中
私は現在、ある業務を任されて取りまとめる立場にあります。
ところが、その業務に関して懸念点やミスの疑いがあると、ある先輩が必ず私ではなく部長に直接報告・相談をします。しかも私の目の前で、部長と一対一で話すような形です。
私は横でそれを聞いて「では私が確認します」と部長と先輩に対応するのですが、本来であれば私に直接伝えてもらえれば、そのままスムーズに動けるはずなのに…と感じています。部長はその業務に深く関与しているわけではなく、しかもその業務の前任はその先輩本人です。状況を理解しているはずなのに、なぜわざわざ部長に言うのかと疑問に思ってしまいます。
友人に相談したところ、「自分がミスに気づいたとアピールしたい“いいとこ取り”な人なんじゃない? 部長に自分の有能さを見せたいんじゃない?」と言われました。その意見を聞いて、妙に納得してしまったのと同時に、そんな小さなことでモヤモヤしてしまう自分に嫌悪感も覚えています。
直接私に言わないのは、私が信用ないのか、仕事ができないと思われているのか…
普段は職場と私情を割り切って接しているつもりですが、今回ばかりはモヤモヤが強く、業務に支障が出そうで困っています。先輩との接し方や、自分の気持ちの持ち方について、何かアドバイスをいただけないでしょうか。
お坊さんからの回答 3件
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自己アピールより、あなたの働き方や姿勢にこそ、周りが評価する
ちょっと感じ悪いですよねぇ…。以前は先輩が、あなたの立場にあったのです。それならば、わざわざ上司に報告するよりも、直接あなたに伝えるほうが早いですよね。ミスの疑いがあれば、尚更にあなたへ確認をとってもらうべきこと。それなのに、あなたの前で、上司の方へ報告とは、業務改善よりも、自己アピールを感じてしまいますね。間違いなく、そうなんじゃないでしょうか。
嫌な人ですよね…。「すぐ対応に繋がるので、まずは、私に知らせていただきたいです」と、私ならしっかりと先輩に伝えちゃうかも。
先輩のこういうアピールって、上司にとっても面倒だし、仲間内では嫌われませんか。何あれ?って。あなたに対しても、失礼なことよね。
あなたに報告しながら、連携を取ってくださる存在のほうが、周りから慕われるのにね。自己アピールが露骨過ぎて、引いちゃいますよね。
モヤモヤして仕事がやりづらいでしょうけれど、すぐに対応する!あなたを見せるチャンスだと思って、頑張ってくださいね。あなたの働き方や姿勢にこそ、周りの評価がついてきますからね。めげないで、ファイトですよ。
ご質問ありがとうございます。
確かにご友人の言う通りなのかもしれませんね。
でも大事なことはその業務を適切に処理することですよ。その業務もきっとまわりまわってどこかの誰かの生活の助けになっているのですから。
その業務を適切に処理するためには利用できるものは何でも利用したらいいのです。
先輩も上司もね。
先輩に対しては「あっ、それは気が付きませんでした。教えてくれてありがとうございます。早速確認します。他にも気になることがあったら教えて下さい。もし急を要する場合は私に直接連絡してくだいね。」とポジティブに受け止めましょうね。
部長に対してはその場で「先輩が指摘したことは早速確認します。」と答えて確認しましょう。また、毎日(あるいは数日毎に)部長に業務報告をしましょう。その業務報告の中で確認したことも報告したらいいですよ。部長は部下のミスの責任をとらないといけないので部下からは毎日業務報告して情報を共有化しておくことが大事です。部長が業務に深く関与していないならなおさら情報共有は重要になると思いますよ。何かトラブルがあったときは部長にも対処してもらわないといけないのですからね。
先輩が部長に言う事もあなたの業務報告を手伝ってくれているくらいに思うといいですよ。
先輩も上司も利用してあなたの業務を適切に処理して社会に貢献しましょうね。
なお、たまには先輩に「その~先輩の業務の件なんですが、○○という問題があるんじゃないでしょうか?大丈夫ですか?」と指摘し返すとちょっとスッキリしますよ。
妄想雑念はストレスの原因
過去や未来や自分や他人に関する妄想雑念を膨らませるとストレスの原因になります。
また、同じ情報の中でいくら考えても答えに大差ないのに、同じ内容を頭の中で何度も考えてしまう「思考の堂々巡り」もストレスの原因になります。
人間関係に悩む人のほとんどは、妄想雑念や思考の堂々巡りに陥って、自分で自分の悩み苦しみを増幅しているのです。
ですから、解決方法は「気にしない」こと。
その先輩が上司に嘘(デマ)を報告しているなら否定する必要がありますが、内容が事実であれば、放っておけば良いのです。
妄想雑念に脳内の時間を使うと、その分仕事に使える脳内時間が削られてしまいます。
身体が職場にありながら、脳が妄想雑念に旅立ってしまうと、ミスにつながる恐れもありますし、脳は余計な仕事(妄想雑念)をして過労になるので、メンタルヘルス不調のリスクにもなります。
鼻唄でも歌って、心(思考と感情)をリセットしましょう。
もしくは、同じ情報で思考が煮詰まるなら、情報(状況)を変えるために、思い切って先輩本人に苦情を言ってみても良いでしょうね。
それができないなら情報が変わらないのだから、「同じ情報で10分考えても10時間考えても大差ない、ただ疲れるだけだ」と念じましょう。
まぁ逆に、先輩の方も上司にわざわざ報告したくなるほどの不満を妄想雑念で増幅させているのかも知れません。お気の毒ですね。