おぼうさんになるには?
大学の通信で仏教を学んでいるのですが。ゆくゆくはお坊さんの資格を取ろうと思っています。しかしながら、寺の息子でもないので生活していけるのか不安です。通信の学生を卒業した人に聞いてもいい答えは返ってきません。浄土三部経の教えを法話してお金を頂けるのであるならば問題はないのですが?どのようにお金を稼いでいますか?
家族構成:私・妻・息子・娘、疾患:化膿性脊椎炎、過去の出来事:小さい時からよくいじめられていた。、性格:幼少期はどちらかと言えば物静かでした。
大学の通信に通っているのですが、お坊さんの資格を取って僧侶になってそれで生活していけるのか不安です。
お坊さんからの回答 5件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お寺とのご縁を結び、住職の了承を得て、そのお寺に所属する。
職として、食べていきたいと思っているのなら、難しいだろうと思います。
まずは、所属になるお寺を見つけましょう。そのためにも、お寺とのご縁を結び、住職の了承を得て、そのお寺に所属する。そうでないと、お得度(僧籍)を受けることは不可能です。
通信教育で仏教を学ばれているのでしたら、講師陣にも尋ねてみましょう。
どのように稼いでいるか?という質問ですが、宗教法人(お寺)から、給与をもらっていますよ。
在家出身者が僧侶になって生活するのは難しい
会社を退職後に曹洞宗の僧侶になった、まさに私向けのご相談かと思われます。
「葬式仏教」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、僧侶が生活していくには、お寺の住職や副住職になって、檀家の葬儀や法要を営み、お布施を収入として得る必要があります。
ご存じのように日本のお寺は世襲制で、お寺と縁もゆかりもない在家出身者が住職になるには、お寺の跡取り娘と結婚するのが一番の近道です(これは、家族がいるあなたには該当しません)。
近年、檀家の減少と葬儀の簡素化によるお寺の経営難から、お寺を継がない若者が増え、空き寺が増加していますが、縁があってそうした空き寺の住職になれたとしても、当然ながら、家族を養うだけの収入は得られません(一般にお寺の住職として生計を立てるには、300軒以上の檀家が必要といわれます)。
つまり、現在50代のあなたがこれから時間とお金をかけて僧侶になっても、それを生活の糧にするのは現実的に難しいでしょう。
あなたがどういう理由で僧侶の資格を取りたいと考えているかわかりませんが、仏教を一生学び続けたいということであれば、それは僧侶にならなくても可能です。
どうしても僧侶になりたいのなら、無収入でも家族を養っていけるだけの貯金をためるか、年金の支給を待つしかありません(私の場合、恥ずかしながら、退職金の取り崩しとバイトで生活しています)。
夢のない話ですが、多少なりともご参考になれば幸いです。
おぼうさんがお金を稼ぐには
僧侶は本来、無一物といわれるように全ての私有財産を捨てることから始まります。
どうしても僧侶になりたいなら、先ずそうされるべきでしょう。しかし、それでは
全くの無収入になります。僧侶も人間ですから生活しなければなりません。そのためには生活費用が必要になります。そのお金は仏事(法務・法事)によって収入をえることができるようになることが必要です。どこかの宗派に所属して、世の中の人々が貴方を僧侶として必要とされれば、仏事や法事の依頼がありそれが収入源となります。
法要を上手に執り行えること、人々の心を癒す法話ができること。この2つを修行なさってください。日々のお勤めを欠かさずに行い、静かに暮らしているうちに生活費を稼げる僧侶になれるかと思います。しかし、本来無一物という僧侶のあり方を忘れないでください。
無人のお寺の管理
田舎では、跡継ぎのない無人のお寺の住職を近隣のお寺の住職が兼務して管理していることが多いです。
そのような無人のお寺を継いで、少ない檀家さん相手にでもお坊さんとしての活動をして、生活費は別の仕事で稼ぐという生き方もあります。
少数の檀家さん相手でも、仏教を説き、それを聴いてくださる檀家さんがいるなら、とてもやりがいのあるライフワークになります。
生活できる「仕事」ではないけれど、贅沢な趣味にはなります。
お坊さんだけの収入で生活することは諦め、無人のお寺の管理を引き受ける気概があるなら、あなたも住職になれる可能性はありますよ。
いずれにしてもお坊さんになるためには師となるお坊さんに弟子入りしないといけないので、先ずは弟子にしてくれる、かつ、あなたが弟子になりたいと思えるお坊さんを探すところから始めましょう。
お坊さんになった後の収入は運次第です。こうすれば確実というものは無いです。
師やその地域のお寺さんやその宗派の就職担当と相談しながら探す必要があるでしょう。情報収集が大事だと思います。
収入が足りない場合は他の仕事と兼業する必要があるでしょう。
今は兼業のお坊さんも多いですからね。
問題は山積みですが、まじめに積極的に努めていれば道は見つかるような気もします。なにより心身の健康が一番ですので暴飲暴食はせず適度に運動して頑張ってくださいね。
質問者からのお礼
ご助言ありがとうございます。昨今は宗教離れが激しく、直葬なども行われているとのこと。法を伝えてそれでいけるならば、このようになっていないと思われます。葬式仏教以外で何か人から必要とされなければと考えております。
また、よろしくお願いいたします。
井上大道先生ご助言ありがとうございます。法を伝えていくことも重要ですが、昨今のような状態を考えてお坊さんさんはどのようにお金を稼いでいるかと思いお聞きしました。ありがとうございました。また、宜しくお願い致します。
中田三恵先生ご助言ありがとうございます。
また、宜しくお願い致します。
願誉浄史先生ご助言ありがとうございます。
また、宜しくお願い致します。
聖章先生ご助言ありがとうございます。
このご時世ですから、本業以外にどのようにお金を稼いでいるのかが気になって質問しました。
ありがとうございます。また、よろしくお願いいたします。



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(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )