お寺嫁は手伝いは絶対なの?回答受付中
お寺の長男の嫁に嫁いで四年です。
お寺一本では食べていけず旦那も私も別の仕事をしながら旦那はたまに手伝いをしいずれは継ぐ気持ちは今は半分くらいです。私もお金ももらえるわけではなく義母自体も苦手なのもあり手伝いをたまに頼まれるのも本当は嫌です。でも年何回かの法要や年末年始、盆前の掃除などは手伝っています。私は地元が半日かかるほど遠く子供や家族の予定の関係で一番忙しい時期なのはわかりますが、その時期に帰省をしています。それが義理親は気に入らないようで「どこに嫁いだと思っているの?」が本音だそうです。もうお寺で食べていけるわけでもないし、今今からそこまでしてお寺の手伝いをしないといけないのかわかりません。義母時代が私は結婚してすぐから手伝っていた。と価値観の押し付けがすごくどんどん手伝いがしたくなくなっています。お寺に嫁いだからといって絶対にしていけないといけないのかも、もうわからず。私なりにできるところはと思ってしていますが、当たり前のような感じで連絡もきて関係も悪くなっています。
お坊さんからの回答 2件
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中道を行きましょう。
絶対なのか?という問いには、「絶対やるもんか」という決意が滲んでいるような気がします。
でもよく見れば、「義母のやり方が絶対なのか?」という問いなのでしょうね。問いがそのようであるならば、「絶対ではありません」が回答となります。つまり、あなた方夫婦のできるようにすれば良い。
ただ、あなたが「それで食べていってるのでもなし」という基準を持っているのには、些か抵抗感があります。
「お寺だけで食べていけるようにする」というのは現代では難しいことでしょう。しかし、お寺があること、には現代でも意味があると考えます。
いくつかの行事について、例えば檀家さんとかメンバーと役割を分け合うことはできないのですか?上の代と全く同じように護持していくのはできない、あるいは嫌だとしても、あなたたちなりの形は模索していくべきだと思いますよ。もしかすると、機械やITが助けになることもあるかも知れません。
私は自身、お寺のあり方、住職のあり方も時代と共に変わって良いのだろうと考えている方だと自認しています。定休日とか、定年とかね。
お互いを選んだということは、その背負っている歴史も受け止めることです。義母さんのやり方も、その前とは何か違っているはず。あなた方が責任を負うからこそ、「自分たちでやり得る形」に変えていくこともできるのだと思います。
ご家族でしっかり話し合って、納得出来る生活をなさってください
お寺は、お商売のような自営業とはまた違って、「信仰」を継承していく場ですし、寺院の住職は伝統を引き継いでいく責任もあります。ですから、食べていくための仕事と割り切れるようなものでもありません。
あなたや夫さんが、どのような想い(意識)でいるのかを、現住職の義両親とは、しっかり話し合う必要があると思います。
後を継いでくれると思い込んでおられるからこそ、手伝うようにとおっしゃるのでしょうね。そこが既に、双方で意識のズレが起きています。
まだ、そこまでの意識ではないこと。勤めている仕事と現生活に身を置きたいことを、しっかりと伝えていきましょう。そうしたら、あなた方 若夫婦は、あくまでもできる範囲での手伝いに留めて、現住職は檀家さん達と寺運営をしていかれるでしょう。それが、住職の責務ですもの。
寺嫁の手伝いは絶対か?という質問ですが、そういう決まりではなく、寺によって違います。
どのような気持ちで、結婚されたのか。お寺の継職を、どのようにご家族(あなた方や、義両親)が考えているのかは、やはりきちんと話し合わないとね。
あなたは、価値観を押し付けられていると思っていて、義両親は継ぐために教えているのだからやりなさい!という意識なのでしょうね。
これでは、どちらも不満が出るばかりです。
大事なことです。しっかり話し合っていきましょうね。
ちなみに私は、信仰は大切なものだと教わり、そんな家庭で育ちました。ですから、寺へ嫁ぐことに抵抗はなく、子育てや勉強を重ねながら、寺の活動へも積極的に参加しました。うちのお寺では、毎月法座がありますし、年20回もの法要があります。大変ですが、大切な務めであり、有難いご縁だと喜びでもありました。周りも優しく迎えてくださいました。
お寺だけでは大変ですが、2カ所のお寺を引き継ぎ、他の仕事もしながら二足の草鞋でも頑張ることが出来ているのは、やはり私が納得して嫁いでいること、そして義親としっかり話し合っているからこそです。
今は、それぞれ夫婦が住職として、自分たちの出来ることを、大切に務めています。
ご家族でしっかり話し合って、あなたの納得出来る生活をなさってくださいね。結局は、それが大事ですよ。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
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◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )