hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

父のモラハラと自分の気持ちの持ち方回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 10

相談させて頂きます。
GW中単身赴任中の父が帰省しました。しかし、とても些細な(父の身勝手とも言える)ことで父が母に怒りをぶつけていました。
今までは怒りが過ぎるのを黙って我慢していましたが、そろそろ父の退職が近いことと、私も大人になり恐怖心が減ってきた事で、母へのモラハラ行動について咎めてしまいました。
母は長年言われ続けられた恐怖心や諦めからもう何も言えなくなっています。
話し合ってるときは、なるべく父の言い分も汲み取りつつ、怒鳴ったり威圧的に何時間も長時間責めるのは良くないという内容を伝えましたが全く伝わりませんでした。父は自分が絶対正しく、自分の常識が世界の常識と思っている人です。
このような事を父にしっかり伝えたのは初めてでした。その後父は丸2日部屋に閉じ籠り、その後予定を早めて単身赴任先に戻りました。

私は父の事も母と同じように大事に思っており、単身赴任で家の為に頑張って働いてきた事にはとても感謝もしています。だからこそ帰省した際は気持ちよく過ごせるよう気を使ってきた部分もありますし、なるべく実家に顔を出して会える時間も作っていました。その気持ちは母も同じようです。
それもあり、このように早く単身赴任先に戻ってしまった事に罪悪感や可哀想に思う気持ちを覚えてしまい、いい歳して恥ずかしいですが毎日涙が出てしまいます。

もう自分の気持ちをどう持っていけばいいのかわかりません。ぐちゃぐちゃです。どうしたら切り替えられるのか教えて頂きたいです。

2026年5月5日 8:02
この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

しばらくは見守りましょう。

ご相談拝読しました。
お父さまにもお母さまにも心を配ってこられたことはよく伝わります。しかし今回、あなたは初めて「見過ごさない」という立場を取りました。その意味は小さくありません。

人の生き様は容易には変わりません。お父さまがすぐに理解しなかったのは当然のことです。けれども、それで言わなかった方が良かった、とはなりません。

仏教では 縁起 と申し、出来事は一人の責任で起こるものではないと説きます。今回のことも、お父さまの在り方、ご夫婦の積み重ね、そしてあなたの決断が重なった結果です。自分だけの過ちとするのは、むしろ見誤りです。

大切なのは、お父さまの機嫌ではなく、お母さまがこれからどう生きられるかです。その軸を外さないことです。

あなたは役目を果たしました。
結果は急がず、引き受けすぎず、見守ることです。

その一言は、いずれ効いてきます。

2026年5月5日 12:00
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向きに楽しく愉快に生きていくためのヒントを自分自身も考え続けながら、また少しでも皆さんのお役に立てればと考えています。できるだけ、わかりやすく簡単にお答えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。現在も整骨院をやっていますが、医療福祉関係の仕事に長年従事してきました。他に、知的障がい者施設の仕事に関わらせていただいています。また、イジメや引きこもりなど子どもたちのために何かできることがないか、現在模索中です。フリースクールをお寺で開講予定しています。仏教特に浄土学は死ぬまで研鑽だと思っていますが、居眠り専門なのが、課題です。

モラハラ啓発は正しい

ご両親が結婚された頃は、モラハラという言葉さえなかったかもしれません。
ですが、時代は変わりました。
あなたがお父さんに対して、モラハラの啓発をしていくことは正しいことですし、必要なことです。
お父さんも社会人ですから、モラハラの概念を理解はできるはずです。
ただ、家庭内は社会とは別という感覚だった可能性もあり、「自分もモラハラしていた」という現実を突き付けられてショックだった可能性もあります。
全く気にしていないなら部屋に閉じこもる必要もないでしょう。
誰にでもプライドの煩悩があるので、お父さんも、自分が悪かったと素直に認めたくないのは普通ですので、すぐに態度を一変することは難しいかもしれませんね。
それでも、誰かが啓発し続けない限り、お父さんも社会も変わらないのです。
一方で、仏教では「無我」と言って、自分の身体にも心にも、ゆるぎない実体は無い、つまり、自分という存在は概念上の仮の記号であり、自分という実体は無いと説きます。
自分の心身でさえ自分のものではなく、思い通りにいかない。
まして、家族であっても他人。
相手がこちらの期待通りに行動してくれないことは、仏教的には仕方ないこと、自然現象なのです。
ですから、あなたは啓発し続けつつ、そう簡単にお父さんが変わってくれないことも自然現象だと受け入れましょう。
それでないと、怒りのストレスで嫌な気分になります。
お父さんも結局、お母さんを自分の思いどおりに行動させようと執着しているから、モラハラ的な愚痴を言うことになるのです。
お互いに、「他人をコントロールできない」と半ばあきらめておけば、ケンカは減るはずなのです。

2026年5月5日 10:24
{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

お返事ありがとうございます。
部屋に篭ると言った行動にも何かしらの心の変化からと思い、これからも根気強く伝えていこうと思います。
お返事頂き心が少し軽くなりました。両親共々支えていこうと思います。

煩悩スッキリコラムまとめ