人に注意しなきゃという強迫観念
私は良く言えば、正義感が強さからマナーの悪い人に注意します。でも本当は性格が悪く、人の悪いところを叩いてマウントを取りたいんだと思います。子どもの頃は注意しすぎてやり過ぎてそれで周りを何人も泣かせました。
でもマナーの悪い人などを見つけると注意をしなければという強迫観念に駆られます。
注意する事を我慢できても数年単位で引きずります。
でも、注意したらしたで後から「言い方が悪かった」「言わなきゃ良かった」となったり、逆に「もっと徹底的にいえば良かった!」となったりでこちらも数年単位で引きずります(一応言い過ぎないように、言い方には気をつかい、考えた上で注意してます)
きっと注意しない方が良いと思います。危ないですし、逆ギレされた事も何度もありましたし、相手を不快にさせて不快な記憶を相手に植え付けてしまいますし、何より私の自己満足だからです。
どのように考えれば、この人に注意したい、しなきゃという強迫観念を抑える事ができるでしょうか?また、「引き摺らない」ために、どのように考えれば良いかも教えて欲しいです。
お坊さんからの回答 6件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
伝え方に工夫をしつつ、自分自身の心を穏やかに保つことも優先。
マナーが悪い人は、気になりますよね。知らせるという注意も、大事なことでしょう。ただ、トラブルに巻き込まれるというのは、相手にきちんと伝わっていないから。そして、相手を泣かせてしまうのも、過度な注意であったと気づかされますね。
正義感は、正しいことを貫こうとする感情や信念。あなたの正しさが、一方通行で届いていなければ、相手はあなたに信頼をできず、抵抗も示すでしょう。
自分の基準が絶対になり過ぎると、相手の事情を考慮せずに押し付けてしまうこともあります。マナーの悪い人も、無自覚なら迷惑をかけていることに気づいておられない。せっかく大事なことをお伝えするのですから、角が立たないよう冷静にやんわりと希望を伝えてみませんか。
自己中に振る舞っておられる人には、トラブルを避けることも必要な力。スルーする力を身につけましょう。
しなきゃという強迫観念があるのなら、伝え方に工夫をしつつ、自分自身の心を穏やかに保つことも優先していきましょうね。
正しさを握りしめるより、少し隙のある「お互い様」の温かさを
ご相談ありがとうございます。ご自身の内面をここまで誤魔化さずに見つめられていること、それ自体が大変尊い「智慧(ちえ)」の発露です。
仏教には「中道(ちゅうどう)」という教えがあります。白か黒かという極端に偏らない、しなやかな心のあり方です。あなたが握りしめている「正義の物差し」は、あなたにとっては絶対ですが、他者には別の目盛りが刻まれています。それを無理に当てはめようとする時、正義は相手を裁く刃となり、結果として自他を苦しめてしまいます。
衝動を抑えるには、他者の振る舞いを「その人自身の業(カルマ=課題)」として手放すことです。あなたが世界の風紀委員を背負う必要はありません。「この人は今、そういう学びの途上なのだな」と心の中でそっと手を合わせ、過敏に反応する己を引き戻しましょう。
また、記憶を引きずらないためには、禅の「前後際断(ぜんごさいだん)」を意識なさってみてはいかがでしょうか。過去とは、すでに実体のない「幻」です。数年引きずっている時、あなたは過去の相手ではなく、自らの記憶が生み出す幻影と戦い、貴重な今の命を消耗しています。「あ、また幻を相手にしているな」と気づいたら、ふっと息を吐いて手放す。
正しさを握りしめるより、少し隙のある「お互い様」の温かさを。その確かな自己分析の力が、ご自身を許す慈悲へとひらかれますように。
拝
縁起寺 釋聴法
上から眺めてみてください。
正義感が強い。
言い換えれば、曲がったことが嫌いなのでしょうね。
私も人のことは言えません。
未熟者ですから、ついイライラしてしまうことがあります。
可笑しいでしょう?
坊主の癖に。
私は神社仏閣巡りが好きなんです。
好きというより、私にとっては行ですね。
毎月決まった神社やお寺にお参りしています。
最近は参拝者も増えました。
私は先月のお礼と今月のご挨拶をするだけなのですが、中には長い時間お願い事をされる方もいます。
後ろに列ができていても、なかなか終わらない。
そんな時、
「もう少し譲り合えばいいのに」
と、ついイライラしてしまうのです。
ある時、御神仏にお供えする御神水をいただきに行きました。
周囲に人はいないと思っていたのですが、戻ろうとすると待っていた方がおられました。
私は慌てて、
「お待たせしました」
と頭を下げました。
すると、
「待っている人がいるかもしれないのだから、周りを見て一度譲ったらどうですか」
とお叱りを受けました。
その時、ハッとしたのです。
私は参拝者の長いお願い事には腹を立てていたのに、自分自身も周りが見えていなかった。
結局、人は自分の価値観でしか物事を見ていません。
正義感も大切です。
しかし、その正義は本当に絶対なのでしょうか。
相手にも相手の事情や考えがあるかもしれません。
私が学んだのは、
「相手を変えようとする前に、自分を一歩引いて見ること」
でした。
近くから見ると腹が立つことも、少し離れて見ると違って見えることがあります。
どうか、ご自身を責めすぎないでください。
イライラするのは真面目に生きている証拠でもあります。
そのイライラの矛先を相手ではなく、自分を見つめる材料に変えていく。
それもまた修行なのだと思います。
拝読させて頂きました。
あなたは人に対して注意したくなってしまうのですね。そしてその後とても後悔なさるんのですね。詳細なあなたや周りの方々との関係はわからないですが、あなたのそのお気持ちなんとなくわかるように感じます。お気持ち心よりお察しします。
そうですね、あなたの心の中で自己顕示欲があって他者よりも優位に立ちたいという欲が溢れてくるのかもしれませんね。ですからついつい言いたくなってしまうのかもしれませんし、言わないと欲求不満になってしまうのかもしれません。
それによってあなたは自分のことを保っていることができるのかもしれませんよね。
いかがでしょうか?
とはいえそのような思いは蜃気楼のようなものであっさりと消えてしまうものです。ですからまた同じように言わないと不安になってしまうのかもしれません。
ですのでそのような思いにとらわれることはありません。言おうと言わずともあなたはあなたですから気になさることではありません。
逆にそのようなことばかりにとらわれてしまうと本来のあなた自身を見失ってしまうことになります。そしてあなた自身の性格や周りとの関係も壊してしますでしょう。
命にかかわる様な緊急時においては注意喚起は必要です。しかしそれ以外であれこれ言っていると本当に必要な時には誰もあなたのことを信じてくれなくなってしまい、全く意味がなくなってしまいます。
そう思うとあなたはどう感じますか?余計なことを言ってしまってあなた自身を自らおとしめてしまったり、信頼関係を壊してしまっているのではないでしょうか。
あなたがこれからの未来に皆さんとお互いのことを尊重し合い思いやり、健やかに生きることできますように切に祈っています。至心合掌
脅迫観念の解除は、片目を瞑るがヒントに
かなさん、ご相談承りました。
マナーの悪い人に注意して、実はマウントをとっている。
良くある事ですよ。
かなさんが正直なだけ。
何年も引きずるのも、割とそういう人はいます。
私も引きずっている案件、沢山あります。
あぁ、あの時、あんな事言わなきゃ良かった。
ありますよ沢山。
代弁してくれて、有難う御座います。
でも、めんどくさい世の中になりましたよね。
人前で注意したら、何で返ってくるか危ないですし、逆ギレされたりしますからね。
この人に注意したい、しなきゃという強迫観念は、正直、抑える事はできないと思います。
私もそんなところがありますが、諦めてます。
ただ、一つ、決めている事があります。
その人がしている事で、他の人を傷つけたりしている、または傷つけてしまう場合は、
警察を呼びましょう。
また、道端やホームに人が倒れている、うずくまっている場合は、声をかけます。
起きあがらなければ、また、警察を呼びましょう。
警察案件以外は、今のご時世は、こちらがやられてしまう場合があります。
ですので、片目を瞑りながら、過ごすのが一番かと。
少し、気持ちを落ち着かせ、俯瞰して、みてみる様にしています。
かなさんのご参考になれば何よりです🙏
注意した方が良いかしない方が良いかはケースバイケースですよね。
私の場合は命に関わることは注意するようにしています。
知り合いがお酒を飲んでいるのに車を運転しようとしていたら止めたり。
線香やろうそくの火を法要が終わったら消しましょうねと注意したり。
お年寄りに冬場はヒートショックやお餅に気を付けてくださいねと注意したり。
あなたも命に関わることかどうかで判断してみてはどうでしょうか。
目に入るすべての物事に注意していたら注意だけで一日が終わりますからね。
質問者からのお礼
こんなに多くの方々にお答えいただけて光栄です。誠にありがとうございます。
皆様のアドバイスを読みながら「あぁその通りだな」「そんな風に言ってくれるなんて嬉しいな」「そうやって考えれば良いんだな」と思いながら読んでおりました。
三者三様のアドバイスを、噛み締めて今後の生活と精神に役立たせようと思います。
本当にありがとうございました。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )