見守るには回答受付中
社会人になったばかりの娘が体調を崩し、休職して家で療養しています。娘は親戚や友人のいない地方で1人暮らしを始め、免許取り立てで車を運転し、仕事に一生懸命ついて行くのが精一杯になり、大きな環境の変化で心身が疲れ果ててしまいました。
娘が家に帰ってくると夫に伝えたところ、自業自得だ、こっちの助言を聞かないからだと冷たい反応でした。娘をどう迎えるか夫と相談したかったのですが、「色々言いたいだろうけど、娘には厳しいことを言わないようにしてほしい」と夫にお願いしなければいけませんでした。夫は正義感の強い人ですが、自分の考えが正しいと信じ、家族の異なる気持ちや考えに目を向けることがありません。寄り添うことができないし、理解しようというより正してやろうという気持ちが強いです。これまで家族が自分の期待に沿わない言動を取ると、激しく怒鳴り、暴言や時には暴力に発展しました。
娘は私には弱音を言いますが、夫との3人のLINEでは自分が活躍していることしか伝えてきませんでした。夫の前では、夫が認めてくれそうな自分の姿しか見せられないのだと思います。今回休職するのも最初は私にだけ連絡がきました。娘は戻ってきて開口一番、こんなことになってごめんなさい、怒らないでくださいと夫に言っていました。
娘の状態は波があり、良くなってきたと思うと、1日中動けない日もあります。夫も私も心配のあまり、こうした方が良いのではと色々口出ししてしまいます。夫は一度、娘の行動は回復に繋がらないと激しく怒鳴って怒ってしまいました。娘は分かっていてもやれない状態なので、家にいるのがしんどいと言ってきました。やってほしいこと、して欲しくないことを具体的に伝えてもらうことにして、その後娘は少し過ごしやすくなったようです。
娘自身がきっと何とかできると信じて、見守るのに徹するにはどうしたら良いでしょうか。何も言わずに見守るのは案外難しいです。
お坊さんからの回答 2件
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肉体の不調
医療機関は受診されているのでしょうか。
体調不良の詳細はわかりませんが、「うつ」などの脳・神経の体調不良の可能性があると思います。
メンタルヘルス不調も結局は肉体の不調なので、物理的な(ハード面の)治療や対策が有効であるし、ソフト面、親からの説教等で改善できるレベルを超えている可能性があります。
例えば、「怪我しないように、運動前に準備運動しなさい」はソフト面のアドバイス。
しかし、すでに怪我をしている人にいくら説教しても、物理的な損傷はすぐに治りません。
ぎっくり腰の人に無理矢理重い荷物を持たせても悪化する可能性があります。
メンタルヘルス不調は「脳みそのぎっくり腰」、つまり物理的肉体的な不調ですから、物理的肉体的な治療や予防法が必要かもしれません。
お坊さんが木魚等をたたきながらお経や念仏を唱えるのは、実は脳のリズム運動なので、セロトニン神経を整えて「うつ」予防になる、物理的肉体的な効果もあるのです。
例えば、散歩やジョギングも良いですし、適度に日光を浴びてビタミンDを生成することも良いそうです。
ということで、娘さんを骨折やぎっくり腰になっている人だと思って、まずは物理的肉体的に治療しなければ、健康なときのように走ったり重い荷物を持ったりできないと思って見守ってはどうでしょうか。
お嬢様自身の「命のペース」を信じて委ねてみてください
ご主人に「厳しいことを言わないでほしい」とお伝えになったことは、母親として誠に賢明で正しいご判断でした。お嬢様は好き好んで今の状況に陥ったのではなく、どうしようもない自分に一番もがき苦しんでおられます。ご主人の叱責があれば、状態はさらに悪化していたはずです。
「何も言わずに見守るのは案外難しい」と気づかれたことこそ、見守りを深める大きな第一歩です。仏教には、相手に期待や自分の理想を押し付けず、ありのままを受け入れる「慈悲」の教えがあります。「こうした方が良い」という親心も、今のお嬢様には心の重荷という「執着」になってしまいます。
休職中の今は主治医の指示に従い、療養に専念させることが最優先です。ご家庭では「仕事」を連想させる会話を極力控え、何も考えずに休める安心安全な居場所を作ってあげてください。仕事の事を忘れて心身を休めることこそが、回復への第一歩となります。
また、体調が快方に向かっても、決して復職を急いではいけません。無理をすればより悪い状態になる恐れもありますし、今の職場や許容量が、そもそもお嬢様に合っていなかった可能性もあります。
花の蕾が自然に開くのを待つように、お嬢様自身の「命のペース」を信じて委ねてみてください。ただ温かくそこに寄り添い続けることこそが、何よりの良薬となるはずです。どうぞご自身の心も大切になさってください。
拝
縁起寺 釋聴法



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◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
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