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四十九日まで毎日お参りに行くのはダメですか?

回答数回答 2
有り難し有り難し 16

先日は、ありがとうございました。
教えていただいた写経と、朝晩の読経を毎日やって彼の為に過ごしております。

実は、どうしても彼に会いたいのと、四十九日までお参りがしたくて、毎日彼のご実家に了承を得て伺わせて貰い、数分で帰る日もあれば数時間 彼の話をご家族として帰る日もあります。
最初は、7日ごとに伺おうかとも思いましたが、どうしても毎日行きたくなり、自分勝手とは思いつつ寂しさを埋めてしまいます。
これはいけない行為でしょうか?

毎日お参りしては、修行頑張ってね。私も写経頑張ってるよと、励まし合うように自己満足をして泣かない様にして、彼への後悔を考えないようにしています。

あと、四十九日が終われば、どの頻度で彼のご実家にお参りに行けばいいでしょうか?
もちろん、毎日は行きません。
週に一度くらいは大丈夫でしょうか?
それとも隔週くらいなら?
月命日は、毎月伺いたいと考えています。

どうか、教えてください。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

厳しく言えば・・・

毎日、実家に行って、彼のお参りに行くのは家族にとって迷惑なことです。家族も出かけたいこともあるでしょう。その時間を拘束する権利はあなたにはありません。七日毎の四十九日も何のために設けているのか分かったもんじゃない。いつ来てもいいなら四十九日はいりません。宗教を替えなくてはなりません。これは仏教徒の行いではなくなります。我慢(我儘)とか自我が強いという風に見られます。生前何があったかは分かりませんが、ここは厳しく言わせていただきます。
 もしするなら、四十九日終わろうが、毎日あなたの生涯、あと何年生きられるかは分かりませんが、雨の日も風の日も好きな人が出来、結婚しようともいければそれは本物と思います。
 今の感情だけで続けたいと思うのは止めて四十九日の法要、年回忌、お盆、お彼岸にお参りは留めておきましょう。その時は彼の家族と自分の意志をしっかり伝えて、そこに呼ばれるようにお願いしましょう。
 あなたの今の気持ちを踏まえて敢えて冷静な第3者の目からの発言をしました。これを実行するかしないかはあなた次第です。あと、自己責任でお願いします。

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私はお位牌やお墓だけがお魂が宿る場所だとはおもいません。
彼のご遺族とヒロコさんが彼との思い出の中に包まれながら、気持ち的にも生活的に温もりあるお付き合いがこれからも続きますようお祈りしています。

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質問者からのお礼

大鐵様、ありがとうございました。
厳しい教えが、今の私には必要なのだと痛感いたしました。
教えのとおり、毎日のお参りはもうやめて、ご家族に話をして、大事なお参りに呼んでいただけるようにしようと思います。
ありがとうございました。

小林裕淳様、ありがとうございました。
それなら、私もやってみたいです。
早速写真立てや、お花を用意してみたいと思います。
ご家族からは、彼が大事に愛用していた品も分けて頂けましたので、やってみます。
大変ありがたい事を教えて頂き、心が救われます。
本当にありがとうございました。

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