自分が嫌いでどうしたらいいかわかりません
昔からよく考えずに言葉を発してしまいます。
絶対に相手が傷つくとわかるような言葉を友達に言ってしまったことがあります。
そのあとも友達とは普通に接していたのであまり相手は気にしていなかったのかもしれませんが、私は今でもふとその事を思い出して、その子はまだ傷ついているのではないかと考え、どうしようもない自己嫌悪に陥ってしまいます。
強気な発言をするくせに、すぐに自分と他人を比べて、自分の駄目さや役立たずさ、性格の悪さに嫌気がさして、消えていなくなってしまいたくなる自分が嫌です。
こんなひどい私なのに、周りの人はみんな優しくて、それがさらに申し訳なくて、消えたくなります。
このままではいけないとわかってはいるのに、なかなか考えを改めることができません。
毎日苦しいです。
どうか助けてください。
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ことばをよくなめてまるめてからものをいいましょう
あなたはそのことに気づいて自分が嫌だと思っているぐらいなのですから、すこし自覚すればすてきな愛される人間に間もなく変わります。人間がなにかをしくじるのは不用意にものをいうことが原因になることが多いですね。
人を傷つけて平気でいるひとは、反省などしないで無神経で自己中心のひとが多いです。
あなたは自分に言葉が他人にどう作用してるか、ひとがどう反応するのかというはたらきに気づいてこれではいけないと思ってるのですから、かなり大人になってきているのです。
自覚していれば、無神経な自分から、自覚する自分に変われます。いまその第一歩ですね。
以下に引用するのは私の共生浄土という詩集に掲載しているものです。
参考になればいいですが、
ご自分の欠点に気づいておめでとう。
ま る め る
舌の上に
ことばをのせて
よくなめて丸めてから
ものを言ったほうがいい
角のとれた
まるいことばが
相手の心を癒すのだから
角ばったことばを丸めていると
自分のなかに
ふつふつとやさしさが
愛が湧いてでてくる
参照・詩集 共生浄土のページ
http://www2.begin.or.jp/ytokoji/gsjd/gsjd1.html