友達との付き合いよくわかりません
僕はよく友達にからかわれて殴ったりしてしまいます。
その時、友達のメガネを壊してしまい気まずくなったりすることがあります。
すると友達は当然元気をなくしてしまいまうのですが、僕にも言い分があります。
ですが言い出すことはできずに僕だけが悪者になって自体は収集されます。
からかわれた時のいい対処法はありませんでしょうか?
下らない質問ですが、ヒントでもいいので欲しいです。
すぐに諦めてしまう 人に影響されやすい こと恋愛になると、一生懸命過ぎて空回りして、自分を責める事になる。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
なぜ自分だけ悪者になってしまうのか
ゆうきさん
こんにちは。
真宗大谷派の釋理薫(しゃくりくん)と申します。
友達にからかわれた時に暴力をふるってしまい、自分だけ悪者になってしまうのが納得がいかないということでしょうか。
たしかに言葉の暴力は目に見えませんが、身体の暴力は目にみえてアトが残りますものね。
そもそも「怒り」というものは、たいてい自分の身をまもる時におこってきます。
からかわれて ゆうきさんの自尊心や誇りがおびやかされての「怒り」や反撃だったのではないでしょうか。
他人からイヤなことをされた時にまず。
・そうされたらイヤなことを伝える(やめてくれ。気分がわるいなど)
・やめなければ、離れる。(しばらく時間をおく)
・さらに続くようであれば、第三者(友人や先生、親など)にあいだに入ってもらう。
そしてもし身体的にも危害を加えられそうな時には、身体的暴力をふるってでも自分の身を守らなければならないでしょう。
周りからしたら、トラブルが目に見えず、またゆうきさんから仲裁も頼まれていないので気づきもせず、いきなりゆうきさんが暴力をふるったように感じたのではないでしょうか。
大人の世界でも身体的暴力は最終手段です。
長年にわたる虐待などよっぽどの理由がない限り、暴力をふるってしまった人に同情はされません。
友達とからかいあって楽しいうちはいいでしょうが、もしイライラしたりましてや怒ってしまいそうになったら、イヤだと伝え距離をとるしかないのではないでしょうか。
かつてチベットのダライ・ラマ法王(世界的に有名なお坊さん)に「怒ることはないのですか?」と質問した人がいました。
そうしたら法王は、「もちろん怒ることはあります。けれどもその怒りはいずれ静まるので、静まるまで放っておくことにします。」とおっしゃっていました。
イライラしたらその相手とは距離をおいて、すこしその感情を放っておいてみると、またつぎ会ったときは笑って仲良くできるかもしれません。
くれぐれも身体的暴力は自分や自分の大切な人の命や身体が危なくなった時だけの最終手段にしてみてください。
そうすれば、まわりの人がゆうきさんを見る目も変わると思います。
参考になれば幸いです。
友は見極めるべし
愚かな行為をする人には自分で気づかせるのが一番ですだ。
修行道場時代、それはそれはイカツイ、イカメシイ、怒ったら手の付けようがない激しい僧侶がおりましてなぁ。
アンタと同じようにすぐ手が出る男じゃった。
その男が後輩が失敗しない様に見守る役に就いていた時の事じゃった。
入門したての若い僧侶はそのいかつい僧侶が見守る中じゃから余計に緊張した。
案の定、大失態をやらかした。
その男はカッとなっていつもの如くにケル・ナグールをするところじゃった。
そこに眼光鋭い一人の老僧がじっとそれを観ていた。
何も言わずただ、へのじぐちでじーーとそれを観ていた。
男は自分がやっている事がいかに愚かしいことかをはじめて気が付いた。
それ以来、その男は後輩に手をあげる事はなくなったそうじゃて。
本当に、優れた、強い男を目指すなら、そういう心の鍛錬をしなされ。
アホウ、バカ、クソッタレ、氏ね、消えろ、そんな言葉男の業界ならいろんなところに飛び交っている。
禅の道場なんかじゃ日常茶飯事でござる。
そんな言葉にまともに取り合ったらそれこそ相手の術中にハマる。試されていると思いなされ。
弱いものほどそういう言葉で、自分が浮かび上がらんとするために、他をけなす。
もっと弱いものは、そういう言葉でツラれる。バカだと言われて、本当に馬鹿だと思うほうがバカじゃ。
弱い犬は、吠える事しか能がないから、そういうことを武器にする。かと言って、公の場には出てこれない。そういう相手の弱い所、微細な心理も読みとる事じゃて。
「アホウ」と相手を罵るものに本気で相手にすれば、こちらもアホウと同じレベルになる。
つまらん生き方をしとる奴には、自分でそれを気づかしめることである。
染まらん生き方。情報にばかされん生き方。
黙って、じい――っと見つめて分かるような男ならばまだ❝とも❞として見込みはある。
それでも分からん奴はアンタの友にはなれん。
お前の友であることが恥ずかしくなった、というて相手にせんことじゃ。
質問者からのお礼
平松さん、丹下さん、遅くなりましたが本当にありがとうございます。
お二人の回答で自分自身が成長すべき所が見つかりました。
日々精進していきます。