後悔が拭えません。
11年前から自律神経失調症を患っております。
職場の配慮もあり一日おきのパートで働いて来ました。
今年始め、他の部署に正社員の席が空くことが分かり病気も快方に向かっていましたので金銭面はもちろん、挑戦する気持ちで自分から立候補し4月から正社員として働き始めました。
が、働き始めて2ヶ月…新しい仕事への抵抗感から突然、仕事に行けなくなりました。身体は冷えきり眠れず生理も止まり…病気が再発したのです。
職場にも理由を話し3週間、お休みをもらい明日から職場復帰です。復帰しますが、昔の職場には新人さんが入り戻れず不安いっぱいです。
もう毎日「あの時、正社員になるなんて思わなければ良かった。思わなければ職場にも迷惑をかけず信用も失わず平和な日が過ごせたのに…」と、そればかりです。
新しい仕事を覚える前向きな気持ちになりたいのに後悔が常に邪魔します。
どうか、この私の後悔をどこかに追いやって下さい。よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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後悔を糧にする
初めまして。拝見致しました。
仕事を持ちながら、11年もの間、病と向き合っておられるのですね。外科・整形外科的な疾患に比べて、周囲にはなかなか理解してもらいにくい病名かもしれません。また、常に再発の不安が付きまとうものです。
責任感の強い貴方は、正社員のポストに手を挙げたことを、結果的に大変後悔されているようですね。でも、あの時の貴方は、熟慮した上で「挑戦してみよう!」と決断された。気持ちは固まっておられたのでは。
もちろん挑戦ですから、不確定要素の高い戦いを挑んでみる訳ですから、後悔はつきものです。ですから、結果的に「職場に迷惑を掛けてしまった」という申し訳ない気持ちは認めるにしても、貴方の決断を悪い方に悔いないで下さい。
「何も思わなければ、平和な日が過ごせたのに…」と仰る対極には、「現状を変えたい!」という切実な願いがあったのではないでしょうか。
結果がどうあれ、行動に移せた。それが大切なのだと思います。信用はまたコツコツと積み上げることは出来ます。そして、後悔するということは、まだまだ自分が成長出来るということです。
今回の出来事を、次のステップへの播種とするか、引きずるだけの足かせにするかは、貴方次第だと思うのです。
追記
Hanaさん。投稿を拝見致しました。
突然の事で、心中お察し致します。少しは後押しになればと、私もその後を気にしていたのですが…
しかし、現実を直視せねばなりませんね。私も自坊に戻るまでは病院勤め(リハ科)で、途中から事務長を兼任しました。現場スタッフとしての立場と、運営全体を考えねばならない管理職とのギャップに、葛藤の日々が続きましたね。プレイングマネージャーの難しさを痛感しました。
冷たく聞こえるかもしれませんが、人事担当は粛々と責務を果たされたのだと思います。現場で生きる貴方は、強い心をお持ちになって、そのキャリアを生かせる場を追い求めて頂きたいと切に願います。
質問者からのお礼
暖かなお返事ありがとうございました。何度も一字一句、噛み締めながら読ませて頂きました。そして、自分の気持ちにも気付かされました。私は挑戦した事を誰かに褒めてもらいたかったのです。いつも石橋を叩き過ぎて何も挑戦出来ずにいた自分が一歩、踏み出せた…でも結果、挑戦も失敗に終わり、その悔しさが後悔となっていたのかもしれません。
大きな、そして大事な事に気づかせて頂き本当にありがとうございました!明日からまた、ひとつひとつ信用を取り戻すつもりで新しい仕事に頑張ります。本当にありがとうございました!
桑木様
お礼の追記というよりはその後の報告です。
先日、桑木様よりお言葉を頂戴した次の日不安ながら仕事復帰致しました。しかし、その日のうちに病気を理由に解雇通告されてしまいました。11年半頑張って働いてきて、たった3週間の病欠で解雇です。桑木様が言われたように目に見える病ではない為、雇う側から見たら面倒なのでしょう…とても残念です。
お言葉を頂き、これから!と言う時のまさかの解雇。
人生には、こんな時もあるのでしょうか?あまりの現状に失望するばかりです。
私はこれから、前を向いて行けるのか自信がありません。