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限界です

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結婚式を終えた今、婚約者のご両親に婚姻届を出させてもらえません。

出逢った日・付き合った日・結婚式日・クリスマス・誕生日・母の日・父の日…決めても決めても理由をつけられ手続きをさせてもらえません。
詳しくお話しすると絞られてしまうので難しいところですが、私たち本人だけでは出来ない状態です。

友達に“あれ?まだ?”とか言われる度に辛くなり、心配かけてしまいます。

私の家族も心配していて、結婚前から色々あったのに進めさせてしまったことを後悔しているようです。両親ともに元気がなくなり外出も減りました。出掛けて、私の話になることがツラいそうです。

家族を思うと耐えられなかったので、彼に“こんなにも結婚させたくないのなら私は身を引きたい”と伝えました。
すると、マンションのベランダへ…飛び降りようとするんです。
必死に止めて、服も破けました。あの瞬間の事はよく覚えてないけど、突き飛ばされては居ないと思いますが身体中アザだらけになってしまいました。

数日後家族と会うことになり、ばれないよう長袖を着たりと隠していましたが、様子が変な私にすぐに気付く家族。

父に 彼とどうだ と聞かれ、答えられるような変化がないのに聞かれてイライラしてしまい八つ当たり。

心配かけて家族を傷つけている。なのに感謝も伝えられない私が嫌すぎて、私の方こそ死にたい。
でも、こんな大切な家族や婚約者を置いて死ぬなんてそんな事も出来ない。

だからって、彼のご両親にお話ししようとすると“くちごたえするのか”と怒鳴られる。

結婚式前に、彼のご両親は危険だから辞めなさいッテ何人かの方にお声をかけていただきました。
ですが、彼からも少し聞いていましたし、おかしいなと感じたこともありましたが彼を守りたいと思い決めました。

今更ながら、考えが甘かったと思いますが、ここまで来たからには彼のご両親に分かっていただき、私の両親の笑顔を取り戻したいですが

私の気持ちの余裕がなく限界です。

みんなが幸せになるには、別れるべきとしかおもえなくて…
どのような考え方をしたら解決に持っていけるのか…わかりません。

お言葉をいただけると嬉しいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

婚姻届より大切なこと

婚姻届に義両親の承認が必要なのでしょうか?
本人と証人が居ればいいのでは?

ただ、婚姻届は事務的な手続きに過ぎません。
それよりも夫婦関係を少しずつこれから育ててください。
たかが事務手続きひとつでそのようになるのはちょっと心配です。
それからまだまだ山あり谷ありです。
お互いに思いやりを持つこと、お互いに助け合うことを忘れずに乗り越えてください。

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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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大切なのは二人の想い合い

ひな様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

二人の問題に対して、彼の両親が介入し過ぎですよね・・

彼も親離れができていないことも問題ですが・・しかも、親に説得も口答えもできず、挙げ句の果ての自殺未遂騒動まで・・それでは嫌気がさすのも理解ができます・・

とにかく大切なのは彼とひな様のお互いの気持ちです。

お互いが支え合って、助け合って、分かち合って、困難を乗り越えて、幸せになれるかどうかが大切なことになります。

真剣にひな様のことを考えているのであれば、もう少し男気ある甲斐性がほしいものですよね・・

「愛」するとは、「心を真ん中で受ける」と書きます。愛し合うとは、互いに心を真ん中で受けとめ合うということになります。

お互いで、これからどうしていくべきであるのかについて、本音で、感情論に走らず、最初から諦めたり、思い込んだりもせずに、冷静に理詰めにて、彼の親にも言動で説得していきたいものでございます。

何より大切なのはお二人の気持ちです。そこさえしっかりと堅く結ばれていれば、今はまだあまりカタチにこだわらなくても。ただ、彼にはもっと大人になってもらえるように、少しずつでも変わっていって頂けるような方策も必要かもしれません。

とにかくまずは冷静に状況を分析して、うまくいくための方法を二人でしっかりと考えて、実行してみることです。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

川口英俊様

早々に温かいお言葉をありがとうございました。

愛…素敵です。
そう考えてみると、彼の心を真ん中で受け止めていたはずが、今はもっと中心に家族が来ているような気がしました。

彼のご両親からの一つ一つが両親を傷付けていても、彼はご両親には何も言えず気配さえ消します。

そういう姿を見てきたので、家族を守りたいと思い、差が出てしまったと思います。

彼も私ももっと大人になり、ご両親に対して間違っているときは話し合い納得していただけるよう、彼のご両親や彼、私の家族を同じように真ん中で受け止め愛したいです。
また、怒鳴られて土下座を要求されたらと思うと少し怖いですが…

色々されても、彼のご両親はお二人だけですものね。

お互いに感情的にならぬよう話し合い、しっかりと考えて行動できたらと思います。

本当にありがとうございました。

ひな

聖章様

早々温かいお言葉をありがとうございました。

婚姻届にこだわってしまったこと、確かに事務的な手続きの一つにすぎません。
ですが今まで、手付金や産婦人科の診断書等を用意するように言われ提出してきました。
私の家族の辛そうな心配そうな姿を見てきたので、婚姻届を出すことによって前に進めるというか家族が少しは安心するかと思ってしまいました。

前に“家政婦雇わなくて済む”と言われたので、家政婦さんじゃないという安心が欲しかったのだと気づきました。

あと、彼に責任感を持ってもらうことにも繋がると思いますし、一番は新しい命を授かりたいからです。

彼のご両親の承認が必要な件は、まだ扶養だからです。
社会人ですし自立しているべき年齢ですが、扶養からはずしてもらえなかったそうです。

お役所の方に確認した時に、承諾がないと出来ないといわれたそうです。

お互いに感情的にならぬよう、しっかりと考えて行動し思いやりを大切に支え合えるよう努めます。

本当にありがとうございました。

ひな

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ