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義母から言われたこと

回答数回答 2
有り難し有り難し 11

主人との事でも悩んでるのですが
実は義母との事でも悩んでおります

私の主人は
結婚当初からおそらく借金がありました
いくらあってどこから借り入れしているのかとか、その時しっかり話し合っていればよかったと後悔しております

そのうえ、なかなか仕事が続かず
転職を繰り返しています

そのくせ、自分の趣味である
パソコン、車、バイクには
かなりお金をかけていて
自分の貯金で賄えないときは
母親にお金を工面してもらっているようです。

つい先日、義母に

あんた達さえいなければ
私の老後は悠々自適なのに

と、冗談交えてでしょうが
言われてしまいました

私は生活費が足りなくなって
義母に泣きついた事はありません

自分の息子に甘いから
息子は母親に言えばなんとか
してもらえると思ってる

親子共々と縁を切りたいとさえ思います

困った時に私は
助けてあげたいと思えません

今後どう接していいか
悩んでます

どうぞよろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

誰にでも文句を言いたい時がある

今、貴方様が 「親子共々と縁を切りたいとさえ思います 困った時に私は 助けてあげたいと思えません」と思うように、義母も「あんた達さえいなければ 私の老後は悠々自適なのに」と文句を言いたい時があったんですよ。

文句を言うということは甘えもあります。甘えられたくないのも分かりますが、それが家族というものです。正直、貴方様の旦那様が原因とは思います。そして、義母のバカ親ぶりか頭にくるのも分かります。

でも、それらはやはり家族の問題であり、家族の一員である以上、貴方様が対処しなければなりません。貴方様が文句をいうのは当然でしょう。それは義母には言わず、旦那様に言うべきですね。何故なら原因を作っているのが旦那様ですし、一番言いやすいはずでしょうから。

物事には原因があって結果があるというのは仏教の基本です。そして、その原因を知り、結果を変えて行く方法も四諦とか、八正道という言葉で示されていますが、シンプルに、文句を投げかけて、旦那様と問題解決に向けて対処されては如何でしょうか。

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有り難し
おきもち

自分の問題と他人の問題を一旦区別する。

こんにちは。拝見いたしました。

人間誰でも(もちろん私も)そうなのですが、「自分の都合を優先させたい」という欲望に支配されて生きています。いくら取り繕っても、内心では自分の思うとおりになれと願っていて、その事が物事を「ありのまま」ではなく「あってほしいまま」に見てしまいます。そうなると自分を悩ます問題ばかりが見えてきてしまいます。

更にその心の奥底には「自分を大事にしてほしい」という願いがあります。ご主人も義母様も言動や行動が許せないのもわかりますが、その気持ちをずっと深めていけば自分を大切に扱ってくれていないという気持ちにたどりつくのではないかと思います。

三者共に実はその気持ちを深く抱えながら生きています。「認め合う」という関係性が失われた環境では、それを何かによって埋めようと人間はもがきます。「認めてくれたら認めてやってもいい」というような思考に陥る人もいます。

「他人は変えられない、変えられるのは自分だけ」
「相手の問題と自分の問題を一旦切り離して考えてみる」

自分自身がどのような生き方をしたいのか、あなた様自身が自分が楽しいと思うこと、自分が安らげる行動を起こしてみることだと思います。厳しい言い方ですが今の環境を作り出しているのは3人全員であり、あなた自身も含まれています。ですからそのサイクルから抜け出すためにも、まずは自分自身の事に目を向けて取り組む、行動を起こしていけば、あなたの安らかな心が自然と家庭の環境に作用していくと思います。

他人の事が気になるあなた様は、他人の事を思いやれるとても優しい人だと思います。どうぞその優しさを自身にも向けられ、まずは一歩踏み出していただけたらと思います。

合掌

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有り難し
おきもち

御縁があって一般人からお坊さんになりました。現在は小さなお寺の住職をさせて...
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質問者からのお礼

早速のご回答ありがとうございました

原因があって結果がある
ほんとその通りだと思います

問題解決の為に
今までも何度か私の方から
切り出してはいるのですが
怒鳴られ逆ギレされるので
正直怖いです

私の気持ちも届きません
どんな風にいえば伝わるのか
言葉に詰まります

時間と距離を置けば置くほど
言いにくくもなりますし

時期を見てじっくり話たいと思います

この度はありがとうございました

釋 健樹様
早速のご回答ありがとうございました

読んで何故だか涙が止まりませんでした。
自分の気持ちを抑えて今まで来たこと
もっと自分の気持ちに素直になって行動出来なかったこと反省しております。

もう少しこの先家族みんなが
安らぎを感じられる家庭になるよう
自分自身が変わらないといけないと思いました。

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