霊は 存在するか？
回答 5
有り難し 125本当に”霊”といわれるモノは存在するのでしょうか？
「存在する」、「しない」、「する」と答えられた方、その根拠になった体験を教えて下さい。ストレートなご回答をいただきたいです。
くだらない質問かもしれませんが、よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 5件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あります
拝読させて頂きました。あなたのご興味やご関心を理解しました。
私個人は子供の頃から霊が見え感じましたから疑う余地はありません。今でもだいたい毎週霊を感じますし、枕経通夜葬儀でも見たり感じたりします。私の中では当然のことです。
人には様々な思いがあります。それは生きていても亡くなった後であろうと存在しております。怒り恨み憎しみもあれば感謝や愛情や慈しみもあります。その思いは非常に強いものです。ある意味世界や宇宙そのものにも匹敵する念です。
そして仏となり完全円満な存在となる力や思いも存在しますね。仏様の力により私達は導かれております。私達のご先祖様もそうですね。
話がもどりますが私は体験上霊は存在すると確信しております。そしてあまたの霊が仏様に導かれてご成仏頂くことを切に願い確信しております。
アヤフヤな私の姿を教えて頂くのが仏教
ヒマジン様
釋 慧心と申します。
拝見させて頂きました。
霊の存在というのは、極めて主観的。
他人と私とでその存在を確認し合うことが出来ません。
再現性も「無い」と言わねば仕方がないでしょう。
つまり客観的に「ある」とも「ない」とも証明することが出来ません。
「ある」と証明出来ないものでも、現代では人間の感情や、宇宙空間の暗黒物質と呼ばれるものは、微弱電気信号や関係性を証明する数式を用いることで「ある」を表すことが可能となってきたそうです。
これらは科学や医学の発達による恩恵です。
釈尊の存命の時代にはそのような科学、医学の発達はございませんでした。
しかし、その中に於いて、釈尊は今の暗黒物質の働きを示す縁起や空という概念、また、この私の感情や思考というものが如何にアヤフヤであるのか、を智慧や分別ということで顕かにされておられます。
話しを霊に戻しますが、
「霊」というのは極めて主観的です。
私が見たと言えば、見たのです。
その私はアヤフヤです。
現代では脳科学などにより、そのことは確かめられております。
目撃したドロボーを1分後に思い出したとき、メガネを掛けていたのかどうかも分からなくなる私達です。
それだけこの脳はアヤフヤなのです。
私というのは、私のフィルター(モノサシ・分別・知恵)により、そのものを「そのまま」に見ることが出来ないのだと、釈尊は教えて下さいました。
(智慧と知恵は違うものを指します。)
その証拠に、日本の霊は姿もいわれも日本風、
西洋の霊は姿もいわれも西洋風です。
これは、霊という存在が極めて主観的で、自身の想像の産物であることの一つの証明でしょう。
私は霊がいるならもっと堂々と出て来て頂いて、膝を交えて話しをしたいですし、勝手にアチコチ不法侵入せず、まず入っていいかどうか尋ねて頂きたいと常々思っております。
しかし、霊よりも未確認の何よりも、生きている人間ほど恐いものはありませんね。
霊は存在するとおっしゃる方には、間違いなく存在しています
見えた、音を出した、その時不思議なことが起きた…そうお感じのお方には間違いなく霊が存在しています。間違いありません。
私は浄土真宗の僧侶ですので、霊魂の存在を肯定することは憚られるのですが、「私は見た。信じている」とおっしゃるお方の思いまでを否定することは出来ませんので、「その方にとって霊魂が存在している」のは紛れもない事実です。
科学的にはどうなんでしょうか…見えるためには光を発するか、反射しなくてはなりません。そこに何らかの物体が間違いなく存在しなくてはなりません。人の居ない階下で音がした…私も経験があります。次の日何か落ちていることもありましたが、ただ結局、原因が分からなかったこともありました。
小さい頃、寺におりましたら、嵐の夜に木製の扉が突然開いて突如大きな音を立てて雨と強風が入り込んできた時には本当に心臓が止まるかと思いましたよ…。
ただ、恐怖心と霊とは必ずしもリンクしないものでしょうね。
霊の存在は、お釈迦様がおっしゃっておられない以上、あるとも無いとも言えません。どちらにしても仏説を違えてしまうことになりますから。
一つだけ、じゃあ仏様は存在するのか？…疑問でしょうか？
仏様は霊ではなくて、例えるならば「愛情」「信頼」…「法則」のようなものです。ですから目に見えませんが間違いなく存在しています。私に「気付きを与えるおはたらき」こそが仏様です。
霊と仏様はこのように違うのです。
尚、これは浄土真宗僧侶である私個人の受け止め方であることをお断りしておきます。
あると思ってます、追記
私は霊感も体験も何もありません。
ですから、あるかどうかは分かりません。
科学的にも証明できませんからね。
しかし、科学的に証明できないとはいえ、現在の科学はまだまだ未熟未発展ですから証明できないだけなのかもしれません。
昔から魂、霊、精霊、念、その他、様々な呼び名が有りますね。
果たして有るのか無いのか。
ただ、私はその存在が有ると思ってます。
有る方が心が落ち着くからです。
極楽浄土で亡くなった人と会えると思うと嬉しいからです。
お釈迦様は魂について言及していませんが、自灯明を拠り所にしなさいとの言葉を残されました。ですから、あなたが考えて信じる道を歩めばいいと思いますよ。
追記
浄土で悟りに至ると六神通という神通力を得られると言われています。その中に神足通という力があり、地上でも宇宙でも極楽浄土でも現世でも望むところをどこでも飛んでいける力なのだそうです。
ぜひ神足通を得たいものですね。
あったらすでに実証されています
幽霊やお化けが出てくるのはTVや映画やネットの恐怖画像くらいです。
日常でそれを👻だ幽霊だと思うのはどこでしょう？
あなたの頭の中ではないでしょうか。
そういう心象作用を総じて霊という。
影響力、想像されたもの、二次的に派生した脳が誤認したもの…。
ただし、この問題が深刻なのはあるかないか、アルジェリアナイジェリアではなく、実際に脳内でそれが強く作用することで本当に人を死に至らしめる力があるということです。
映画パッションでキリストの熱烈な信者たちはメル・ギブソンガが❝創作❞した映画という架空の世界を観て、それでショックを受けて死んでしまいました。
つまり、そういう作用が存在する。
霊というどこかにふわふわ浮いていて普段は見えないような存在ではなく、
内なるそのものに対する思いという名の霊は確かに脳内に作用・働き・影響力として残る。
いまだに真田丸や歴史的偉人の虜になっている人たちをごらんなさい。
彼らは確実に偉人たちの霊に❝憑かれて❞いるではありませんか。
悪いものとしての霊ではなく、人を勇気づける霊も存在しているのです。
厳密には存在ではなく「思い起こされ」です。
質問者からのお礼
kousyo kuuyo Azuma様、小林覚城様、丁寧なご回答ありがとうございます。
そうなんですね。在るんですね。
う～ん、そうなのか。
私は霊感は全く無いのですが、齢５０近くにもなってくると、”死”について思い巡らすことが多く、「死後の世界は在るのか？」「我々はどこから来て、どこへ往くのか？」など、以前なら、はなからバカにしていたことにも、興味がでてきました。考えても詮無いかもしれませんが。
そーかぁ。 わりと楽しみでもあるのですが。
霊（魂？）だけになったら、宇宙の果てまでいけるのかなぁ・・・。
聖章様、ご回答有難うございます。
そうですよね。在った方がいいですよね。まったくの”無”ってつまらないですよね。
でも、どうなんですかね、死んだ後まで、地球をうろつかなければならないってことはないですよね？もし、そうなら（地球から離れられないなら）かなり、つらいとおもうのですが。
”六神通”なるものがあるのですね。実家は真宗門徒でありながら他宗にばかり気が向いていて、まったく知りませんでした。これからは、浄土教の勉強もしょうとおもいます。
丹下覚元様ご回答いただき、有難うございます。
僧侶の皆様でも意見が分かれるところなんですね。
そうですか．．．。 私は上記のとおり、在る方が面白いとおもうので、そう信じたいです。
釋慧心様ご回答、感謝いたします。
日本風、西洋風という指摘がございましたが、私も常々、ＴＶや映画などの心霊番組（映画）などを視ていて不思議に思うことがありました。それは幽霊が服を着ていることです。服は何のために着るのか？というコトを考えたら、どの答えも「幽霊には必要ないだろう」ということばかりで、いまだに解決できていません。
程度の低い疑問ですね。 ヒマなんです。
それでも、私は霊は存在すると信じたいです！
