hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

仏様とか阿弥陀様とかだれが誰?

回答数回答 4
有り難し有り難し 86

仏教のことを知ってみたいとは思いますが、インターネットとかで少し調べてみても、なんだかすごく難しくてお手上げになってしまいます。
たまたまテレビでみたり、直接お坊さんから話を聞いたりしたら、噛み砕いてくれてるので、分かりやすく興味を持ちますが…。
結局、たぶんざっくりいうと仏様が一番偉い人(人ではないけれど)だろうなぁ。じゃあ、阿弥陀様って誰?2番目くらいに偉い人?ってレベルでよく分かりません。
こんな私の場合、お馬鹿すぎて知識を深めるのは無理ですか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

好きになれば、覚えられますよ。

どーなつさんへ、こんにちは。

仏教を学ぶ方法が欲しいのですね。
知識として学ぶのであれば、本屋さんや図書館にいけば、「仏教入門」のような本がたくさんあります。買ってはまずは読んでみましょう。仏教は日本に伝わってから約1500年ほど日本の文化に溶け込んでいますから、仏教は知らなくとも仏教文化の中で自分も生きていることがよくわかりますよ。

ちなみに阿弥陀様は、仏さまというグループの中の一人です。他には、お釈迦さまや薬師様、大日如来などいます。仏さまは真理の通りに生きることができるようになった人々、真理と一体となった人々のグループです。一番偉いかといえば一番偉いです(笑)。

がんばって、勉強してみてください。合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
★僧伽(お友達)になりましょう。一緒に仏教を楽しみましょう★ Email;kongozaji@renge.net(気軽にメールしてね!)  直通電話:090-6041-0193(最初はショートメールで) ※※※※※※※※※※※※ 山寺の小さな金剛座寺は10月23日に襲った台風21号で、大変な被害を被りました。大規模な斜面の崩落で客殿が倒壊の危機に陥っています。人生は何が起こるかわかりません。復興に向けて20年努力してきましたが、またリセットになるとは思いませんでした。でもあきらめません。仏さまの教えは「一切皆苦」苦難をなくすことではありません。苦難は必ずきます。それを乗り越える心を作ることが、御仏さまの教えなのです。  ハスノハに訪れる皆さん。私と一緒に人生の苦難に正面から立ち向かい、乗り越えていきましょう。仏さまと共にならば、必ずできます。合掌 ※※※※※※※※※※※※ Email;kongozaji@renge.net 在家から天台宗僧侶になりました。田舎のお寺だからできる新しいお寺ライフを試みて活動しています。特技は手話で現在某大学の非常勤講師で初歩の手話講義をしています。NPO手話技能検定協会理事の役職を頂いて手話学習の普及に努めております。社会貢献として保護司のお役を通して社会更生のお手伝いをしております。 どうぞ伊勢にお越しの際は遊びにお立ち寄りください。また活動は三重だけでなく、埼玉・東京・神奈川などの首都圏、または車でいけるところはどこでも出張で活動しています。仏事のことなら気軽にご連絡ご相談ください。お寺には宿坊もありますので、心のリフレッシュをされたいのであれば、いつでもお泊りくださいね。 私と一緒に、お寺の復興を手伝ってくれる方を募集しています。私とお友達になってください。そして伊勢の山寺をあなたの第二のふるさとにしてください。 ●お葬式や法要、納骨をお受けしております。 エリアは三重・中部・近畿から東京・埼玉・神奈川まで、車でいけるところはどこでも走り回っております。どうぞご相談ください。  (メールが有難いですが、直通電話 090-6041-0193 でもお受けします。なかなか出られないので着信を残してください。またはSNSでご連絡くだされば折り返し電話します。なお電話での悩み相談は10分と決めておりますのでご了承願います) ※もし少しでも回答がお力になれましたら、その感謝のお気持ちを、ご本尊如意輪観世音菩薩さまへのご志納(布施行)でお願いします。ハスノハ活動ができるお寺の維持活動に使わせて頂きます。 ゆうちょ銀行100010-67608891 名義コンゴウザジ 百五銀行多気支店(普)221446 名義シュウ.コンゴウザジ 檀信徒・弟子になって一緒に仏教ライフを楽しみませんか?(檀信徒費志納年1万円) 仏教を人生に活かして楽しみましょう。合掌 

例えば私の場合

私としては誰が一番ということはありません。
宗派によって違いますし、人それぞれ好みがありますからね。
私はお釈迦様と阿弥陀様が好きです。
現世を生きるためのお釈迦様の教え、
来世に極楽浄土に行くための阿弥陀様の教え、
どちらもありがたい教えです。
お釈迦様の教えについてダンマパダ(法句経)を分かりやすく書いた本がおすすめです。
体験するなら坐禅や瞑想できるお寺に行ってみましょう。
阿弥陀様の教えは、南無阿弥陀仏と声に出して唱えれば、命が尽きたら阿弥陀様が迎えに来てくれて極楽浄土に連れて行ってくれるというものです。誰でもいつでもどこでもできる極楽浄土に行く方法なのです。毎日でも時々でも小さな声でいいのでお唱えください。しっかり唱えたい時は浄土宗や浄土真宗のお寺をお訪ねください。

なお浄土宗的に言えば、お母さんは極楽浄土で悟りに至り仏様(悟った人)になるので、お母さん=仏様、は間違いではありません。

{{count}}
有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

仏(如来)様とは・・

どーなつ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

釈迦如来様、阿弥陀如来様、大日如来様、薬師如来様・・

たくさんの仏様がいらっしゃいまして、更には、悟りを目指して修行されていて、如来様のご指導において衆生を教化されておられる観音菩薩様、文殊菩薩様、普賢菩薩様・・あるいは、不動明王様、愛染明王様・・と菩薩、明王さんもいらっしゃいます。

確かにたくさんの仏様方がおられて、何が何だか分からなくなるというお気持ち、誠に理解できます。

実はこの私たちの今いる世界は途方もない広い三千大千世界(十万億土)のほんの一つであり、この三千大千世界を一つの仏国土として、この仏国土に2600年ほど前に現れられたのが、お釈迦様(最勝応身)であります。現在、この仏国土では応身の仏(如来)様は不在ですが、56億7千万年後には、弥勒菩薩様が如来となって応身として現れられるとされています。

そして、この仏国土の他に同じように三千大千世界(十万億土)を持つ仏国土があり、私たちの仏国土の西側には阿弥陀如来様の西方極楽世界が、東側には、東方浄瑠璃世界、あるいは、妙喜世界があり、それぞれ薬師如来様、阿閦如来様がいらっしゃり、また、密厳浄土という仏国土には、大日如来様がおられます。

それぞれの仏様は、法身(真如・仏法真理そのもの)、報身(仏様のはたらき)、応身(衆生の前に現れられて教化されるお姿)の三身を兼ね備えられておられて、衆生を救済されるべくに各仏国土にてご奮闘なされておられます。

悟りを開かれて三身を持っておられるお方を、仏、如来と申します。ですから、如来と名の付く仏様は、皆同一にお偉いお方たちとなります。

では、各如来様方は、同じなのか、違うのかとなれば、もちろん、違う如来様方になります。

ですから、真如・真理としての法身については、如来として同一であっても、教化するための報身や応身は、悟りへ至ったための誓願や修行内容などの因縁(原因や条件)により異なるものになっております。

但し、互いに何でも知り尽くしている一切知者同士であり、お釈迦様も阿弥陀如来様も互いのことは自分のことのように把捉できるのであります。ですから、仏典でも互いの事を述べあったりということが当然にあり得ているのであります。

字数制限上ここまでにて失礼致します。ご参考まで。

川口英俊 合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断しています。 https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k

お寺にいってみましょう

「阿弥陀さん」といったら、浄土教でいう、「すべての人に、必ず、真実を伝え、教え導く、一人の例外もなく、必ず救うというはたらき」のことです。

その「はたらき」を擬人化して、「阿弥陀さん」と人間のように言っています。
実際には、実在の人物ではなく、「はたらき」を擬人化したものです。

釈尊は、阿弥陀さんのはたらきが、人間としてあらわれたものです。
このような存在を浄土教では「諸仏」といっています。

私にとっては、釈尊も諸仏だし、自分が卒業した、真宗大谷派の学校の先生方や友人も諸仏です。
もちろん、法然上人や親鸞聖人も諸仏です。

真実を伝えるはたらきは、具体的には、諸仏の口から、行動から伝えられます。

本を読んで勉強するのもよいのですが、一番よいのは、実際にお寺に行ってみることです。

浄土真宗ならば、
http://shinshuhouwa.info/
で、どこで、どんなお話(説法)をしているかがわかります。

ぜひ、僧侶の説法を聞いてみてください。

{{count}}
有り難し
おきもち

浄土真宗、真宗大谷派です。

質問者からのお礼

ありがとうございます。
まずは入門の本を読んでみます。

佐藤様
実際にお寺に行くという手段もあるのですね。
どこでどんなお話が聞けるかも具体的に教えてくださりありがとうございます。

聖章様
お釈迦様と阿弥陀様違い、大変興味深かったです。おすすめの本も教えてくださりありがとうございます。

川口様
ご返答ありがとうございます。
お忙しい中、具体的に色々と教えてくださり感謝しております。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ