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どうしたらいいのでしょうか

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私はもう三十路前にもなる子持ちの母なのですが、未だに、自分の性格とうまく付き合っていけていません。

短気で、精神的にも弱く、ネガティブで、カッとなりやすいです。母からは、まさに子どもと言われます。自分の気の向くまま、ワガママなので。

カッとなったら、外に出さなければ、解消出来ません。その為、子育てする上でも子どもにイライラをぶつけてしまい、叩いてしまったり怒鳴ってしまったりしてしまいます。
すっきりしたあとは、やってしまった事への後悔から、ずっと落ち込み、母として人として失格だと落ち込みます。
旦那に相談しても、毎回、同じ事の繰り返しで嫌だと言われます。

私は今まで生きてきて、人生は楽しいと感じたこともなく、自分は生きている価値は無い位やな奴だと思って、ずっと生きてきました。

私もこの性格は変える事は出来るのでしょうか。もっとおおらかで余裕があって優しくて、明るい女性、妻、母になりたかったのですが、理想と現実はこうも違うんですね。

なにより一番は、子どもを叩いてしまうほど、カッとする所をすぐにでも直したいです。

どうすれば変えられるのでしょうか。アドバイスを頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

性格も因縁次第

ぽよよん様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

性格というものは、実体的にあるものではなく、色々な因縁(原因と条件)によって成り立っているものでございます。つまり、因縁次第で変えれるものとなります。

まず、あまり自分はこんな性格と自分で自分の性格を固定して決めてしまわないことが必要となります。

このことは、生きている価値や意味や理由も同様であり、実体としては無いけれども色々な因縁によってあり得ているものに過ぎないということでございます。

性格について、では、どうすれば、もっと穏やかで、優しく、和やかな自分になれるのか、そのために必要となる因縁を考えて、実行に努力することが大切になります。

もしかすると、余裕が無いことや、ストレス、不満がその一因になっているかもしれませんね。

うまくリフレッシュや気分転換ができることを取り入れてみるのはどうでしょうか。

自分も幸せな気持ちにならないと、人の幸せな気持ち、あるいは、人を幸せにすることも、やはり、分からない、難しいものとなります。

少し自分が幸せな気持ちになれることが足りていないからかもしれません。

どうか少しずつでも自分に余裕を持たせてあげていってみて下さい。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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