両親の好かない相手との結婚は親不孝でしょうか?
私の両親との関係に悩んでいます。
私は現在結婚2年目でもうすぐ1歳になる娘がいます。以前、私の妊娠中に夫が浮気を(体の関係はないです)繰り返していて、悩んでいた私の様子を見て母が気づき、お互いの両親ぐるみの話し合いになったことがありました。
その際は、二度としないと本人も反省し、ここから切り替えてまたやり直すということになりました。夫はそれから遊んだりはしていないと思います。
しかし、私の両親がそれ以降夫を嫌い、私以上に疑い、夫の両親のことも常識がないと嫌っています。
確かに、夫は私の両親に好かれようと特別行動している訳でもなく、むしろ私の両親にあまり会いたくないようです。夫の両親も浮気はもう済んだ事で、今は子供も可愛いし幸せいっぱいという感じなので、私の母は何故うちだけこんなに不幸せなんだという気持ちがあるのだと思います。
私は子供のことを考えても、自分の気持ち的にもなるべく離婚はしたくないと思っています。(次浮気されたら別れるのも覚悟しています)
両親は別れてほしいけど私が一緒にいたいと言うなら仕方ない。しかし、そんな親不孝な娘に遺産も残したくないと言われました。遺産は気にしませんが、残したくないという気持ちにショックを受けました。
普段は私が今の生活を続けると決めている以上、両親は子育てを手伝ってくれたり、夫に対しても普通に優しく接してくれていますが、内心穏やかではないようです。私は今の生活に不満はありませんが、両親にも私が結婚してることで嫌な思いをして欲しくはありません。
離婚すれば解決するのでしょうか?
誰も傷つかずにはいられないのでしょうか?
ご教授頂ければと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
信じる力
両親の好かない相手との結婚は親不孝でしょうか?とのことですね。
反対に「親孝行するために結婚するのでしょうか?」とお尋ねしますが、どうでしょう。
私も子の親なので、確かに親の気持ちもわからなくもありません。
ですが、今あなたが今の生活に幸福や満足を少なからず感じているのならば、親の気持ちを組んで離婚する必要なんかありませんよ!
とりあえず表面上は普通に接してくれているんですね。
そんな両親の思いとしては「またいつ娘が裏切られて傷つけられるかわからない、信用できない」というところではないでしょうか。
ひとつ祖師の言葉を紹介します。
【最後の勝利者は"疑う力"だけのエリートではない。それは"信じる力"を泥まみれで磨いてきた人生の挑戦者である】
信じることは難しいことです。
ましてや、浮気の前科のある旦那さんでしたら余計でしょう。
でも、「私は今の旦那さまを信じている、そしてみんなで一緒に幸せになりたいから頑張る」という生き方が、両親や旦那さんにも響くと思います。
それが今のよはなさんの"人生の挑戦"ではないでしょうか。
すぐにはいかないかもしれませんが、すべて"過去のこと"になり"今の幸せ"が大事な日はいつか必ず来ると思いますよ!
子供さんも、どんどん成長して可愛くなっていきますしね(^^)
応援しています。
家族みんなで慈悲の心を
「傷つく」とは、「嫌だ」と思う怒りの煩悩の親戚です。
家族全員に怒りの煩悩がなければ、何が起きても全員が笑って暮らせます。
しかし、現実にはみんな怒りの煩悩だらけ、不平不満・愚痴だらけですよね。
で、あるならば、お互いがお互いを慈しみ、他人を傷つけないように、他人が嫌がることをやったり言ったりしないようにするしかありません。
「人の嫌がることはしない」という、小学生なみのありふれた道徳ですが、家族全員がこれを心がければよいだけです。
「遺産はやらない」とか攻撃的な言葉は、故意に相手の嫌がること(プレッシャー)を与えて、相手を従わせようとする行動であり、テロリストと同じ考え方です。
あなたの親御さんに、怒りのコントロールと、他人を思いやる慈悲の心を持ってもらってください。
あなたが教え導くのです。
質問者からのお礼
ご返答ありがとうございました。
なんだか、少し気持ちが楽になりました。考えも考えても同じところに辿り着いていたので、、答えを出したくなかったのかもしれません。
やはり、私自身夫を疑ってしまうことはあるので、信じることを一番に、私と夫を見て両親にもいつか心から認めてもらえるようになればと思います。
ありがとうございました。
ご返答ありがとうございます。
私は両親に夫を悪く言われても庇ってしまうので、きっと私は夫の味方で、自分たち両親のことはどうでもいいんだと思わせているのかもしれません。
一度嫌いになった人を好きになるのはなかなか簡単ではありませんが、それでもいいところを少しずつ見てもらえるように、もう少し気長に頑張ってみたいと思います。
ありがとうございました。