自分に甘いってどういう人を言いますか?
久しぶりに質問させていただきます。
最近、また店長から叱責されました。
詳しくは職務上言えないのですが、『自分に甘い』、『もう少し、仕事の能力を上げて欲しい』と言われました。
周りの方は、職歴10年くらいの方から入ったばかりのかたまでいます。
私は、4時間半のパートを二年ほどして、お薬の資格を取り、7.5時間のパートになって5ヶ月位しかたってません。
4.5時間のパートの時とは違い、責任ある職務もさせていただいております。
7.5時間のパートになってから、気の休まることがなく、自分に厳しくしてきたつもりです。
出来ないことも多くて、他の人に迷惑をかけているなあと思う事も多いです。
職歴10年の人には、経験の値で全然足りないだろうけど、早くこんな人になろうと頑張っているつもりです。
自分に甘いってどういう事をいうんですか?
これ以上に追い込まないとダメですか?
分かりにくかったら申し訳ございません。
辛くて辛くてたまらないです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたはあなた以上でもなくあなた以下でもない。
ご質問読ませていただきました。
真面目で真摯なお人柄、文面からにじみ出ています。
あなたは、内容はわからずとも、毎日真剣にお仕事に取り組んで
いらっしゃることが、よくわかります。
おそらく、あなたの文面を読んだ10名のうち、
9名は同じように答えると思います。
人柄というのは、言葉の端端、文面の端端に出るんです。
客観的に見たら、それ相応のスキルが必要な仕事で、
十分な経験値をもっていらっしゃないあなたが、
上司から注意を受けたということことです。
勤務時間の短さは、如何ともしがたいのです。
気にする必要は全くありません。
職場経験の豊富な者にとっては、
未熟な者を批判する手段として、
「自分に甘い。」とか、「弛んでいる。」というのは、常套句です。
先ほど、申し上げましたように、
多数の方は、「よく頑張っているようだけど、
ここはこうしたほうが、いいよ。」とアドバイスするはずです。
しかし、心に余裕のない方は、そういう心無い言い方をするんです。
全く気にする必要はありません。
本来、業務上の指導は、事実を指摘して、是正を求めるものです。
「自分に甘い。」というのは、人格非難であって、
そんなことを言われても直しようがないですよね?
私もサラリーマン時代に、異動先のお局さま2人から、
「適当でほんとうにいい加減。」と散々非難されたものです。
全く慣れない職場で散々な目に遭ったのです。
厳しい2年間でしたが、辛抱ということを学びました。
娑婆世界の人生修行ですよ。
ホントにしなやかで、たくましい自分になったような気がします。
その時に、思ったことが、表題の言葉です。
私は私以上でもなく、私以下でもない。
卑下しても自分を自分で傷つけるだけです。
無理をすれば、必ず歪みがでます。
どうか、心を落ち着けせて、淡々とお仕事されてください。
お幸せを祈っています。
努力もときには量より質?
叱られたことは、自分を見直すチャンスです。
人間にはプライドの煩悩があり、自分のやり方を否定されたり変えたりするのは嫌なものです。
しかし、今までも充分に努力してきたのに結果が上司の望むものではなかったのなら、努力の量は充分だったが、努力する点が違っていた可能性がないでしょうか。
私がサラリーマン時代に「2つ上の人の仕事まで見なさい」と言われました。
平社員でも、主任や、その上の副店長・店長の仕事まで見なさいということです。
また、テレビで見た話ですが、軍隊では、隊員全員が作戦全体の主旨をわかっていることが大事だそうです。
つまり、今自分が努力していることと、会社が求めていることとにズレがあった場合、努力が報われない可能性があります。
今まで考えもしなかった部分を考えてみてはどうでしょうか。
お釈迦さまが悟りを開けたのは、それまでの修行とまったく質の違う修行に切り替えたからです。
あなたも、新しいやり方で、なにか「さとる」ものに出会えるかもしれません。
未来にはまだまだ可能性があります。自分で自分の未来が楽しみだなと思いましょう。