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生きる意味ありますか

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4回目の質問になります。
原因不明の病で入退院を繰り返していましたが、確定診断がつきました。症例の少ない難病で治る事はないそうです。 頼れる身内はいません。市役所では生活保護を強く勧められました。
働く事も出来ず、生活保護を受け、社会参加も困難。
薬を飲んで、ただ息をしているだけ。
まだ40代です。
先は長いでしょう。
治らないけれど死ぬ事もない。
この生活を続ける事に何の意味があるのでしょう。
食事して寝て過ごす生活。
外出も困難。
生きる意味は何ですか?
「頑張って生きて下さい」と言われますが、生きていて何の意味があるのか分かりません。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

本来、自然界に意味というものは無いから作り出す

食べる、寝る、ベッドで過ごす生活ですか…修行道場で心身の痛みと連帯責任に追われていた頃は、ただひたすら毎日の平穏だけを祈っていたなぁとちょっと思い出しました。まぁ、そのことはどうでも良いのですが、私のお寺に来ていただいた布教師さんの法話で、一番際立ってお檀家さんの反応が良かったのは闘病生活をなさっているお坊さんのお話です。

お釈迦さまは代表的な苦として生まれを選べないこと、老い、病、死の4つを挙げられました。この中でも誰もに可能性がありながら、誰でも体験するわけではない病で苦労なさっている方の話にはとりわけ力があります。

ネットを通じてご自身の体験を語れる場を探してみてはいかがでしょうか?

およそ10年前、電車男という話がありましたね。あの頃の時期から人と人との繋がりのあり方は変わり始めました。電車で隣同士の人よりも、何十キロ、何百キロ離れた友人知人とネットで繋がっている時代が訪れたのです。

はなはな様はたしかに会社で働いたり、地域の集まりで貢献できないかもしれません。でもその分、新しい繋がりには敏感であるべきなのですよ。実際、今、この瞬間、顔も本名も住所も年齢も知らない私と繋がったでしょう?ここに大きな可能性があるのです。

症例が少ないということは、悩みを相談できる人が少ないということ。相談できる人が少ないからこそ、あなたを強く強く必要としている人がいるはずなのですよ。逆にあなたにもその誰かが必要なのです。探してみましょう。あなたは会社で働いている人よりもはるかにたくさんの時間をネットに使う自由があるのですから。あるいは語学を学ぶ時間もあります。グーグル先生の翻訳もあります。

追記
今は生きる意味を問わないということを無理してまで受け入れなくていいと思いますよ。それ自体が負担になっているのでしょう?

「人の悩みを糧にしているずるい人間」は考えすぎです。世界は原因と結果の繋がりで出来ています。だから自分という結果に繋がる原因(他者)に親切でいることで、元気になれる…それは世界の道理なのです。他者に親切であることがそのまま、意味を問うことから離れる実践に繋がります。

人は離れてしまう…だからこそネット社会をお勧めします。もともと一期一会な性格が強いですからフェードアウトが気になりません。考え込むより動いた方が楽です。じっとしているのって辛いですから。

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曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouT...
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意味を付けようが無かろうが先に命がある 意味の前の事実がある

息をしているだけ。
それはつまらないことでしょうか…。
とても大切なことを教えてくれるものだと思いますよ。
この世に最初に生まれ出てきた時オギャー!!と発しつつ第一の呼吸を始めてくれたはず。
それまでは母の胎内にいた。
呼吸だけで人生を観てみますと、川のようなものです。
今は激流かもしれませんが、かならず静かな本流に注ぎます。
子供のころ暖かい布団の中で安らかに息をしていた、
怖いものに出会って息が止まる思いをしたり、
恋する人ができてドキドキ呼吸をしたり、
マラソンで息が切れ切れになったり、
そして、必ず静かな呼吸に帰ってきます。
今も。…スー フー スー フー
これは誰が戻してくれているのでしょうか?
アナタではなく、あなたの命がしてくれているはずです。
私たちの本当の主人公って、実はこちら側。
あなたが死にたいと思っていても、自然に息をしてくれている。
人間の自我とはまるで無関係の「生命」の方なのです。
あなたの意思や自我とは関係なしに息をしている、心臓が動いている。
人間が生きる意味など定義せずとも命はこの世に誕生してくるのです。
仏教は「はじめに事実ありき はじめに生命ありき」
「はじめに言葉ありき」はその1秒後だからです。
はじめに言葉で意味を付けてしまうから神🍎仏から見放され苦しくなる。🍏
動物や子供たちが生きる意味など知らずとも、ただ、生きて、楽しくただ、それをします。
スポーツ選手も、ダンサーも、演奏家も、アーティストも意味を求めず、ただ、それを楽しみます。
全ての職業の人たちが、社会の誰かのお役に立ちつつ「ただ(只管)」生きています。
あなたのこのご質問も、あなたの同じ悩みを持っている人を助けつつ、無色透明の響きです。
あなたが今後も何か縁を為せば、関わりが発生し、川の流れが変わるのです。
今まではあなたとの関わりのあった人や物事はあなたを傷つけたものだったかもしれません。
ですが、それらは皆、あなたをタフにするための「おかげさま」的なきっかけだったかも知れません。
私もかつてある人の言葉で傷ついたことがありましたが、辛いことや苦しいことって「自分にとって」という事が抜けているのです。その言葉もよく観れば、誰に向けられたものではなく「わたし」が「わたし化」するから「私にとって」苦しくなっただけだと知り、赦せることができました。

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われわれのテーマソングの歌詞を紹介させていただきます

プロフィールも含めて、拝読させていただきました。

ただただ、辛い状況と思います。
この状況にどう、お言葉をかけてよいのか、本当に私にもわかりません。

「お辛いのですね」以上の言葉がでてきません。

私の所属する真宗大谷派のテーマソングがあります。
この歌の歌詞、私はすごく好きなのです。

http://www.higashihonganji.or.jp/sermon/radio/detail37_05.html

http://www.higashihonganji.or.jp/sermon/radio/mp3/manda_05.mp3
28秒目あたりから、私の所属する、真宗大谷派のテーマソングの第三番がきけます。

>辛い涙に暮れる日は 決して尽きないけれど
私が絶望しても 私を見捨てないものがある
私を生かすはたらきに 目覚めたときから生きられる
このかけがえのない私に いのちが今、かがやく
いのちが今、かがやく

>私が絶望しても 私を見捨てないものがある
私を生かすはたらきに 目覚めたときから生きられる

この部分が特に好きです。

人間は、自分自身を見捨ててしまうことがあります。
しかし、この世界には、自分自身を見捨てててしまっても、自分を見捨てないはたらきが存在します。

その存在のことを、浄土真宗では仮に「阿弥陀」となづけています。

呼び名はなんでもいいのです。

そういうはたらきがあると、私は感じています。

追記
仏教には、誰しも守るべき「五戒」があります。
このなかに、「不殺生」があります。

われわれは、無意識のうちに、自分のいのちの私有化をしています。
しかし、自分のいのちは、宇宙がはじまっていらいのいろいろな出来事のすべての結果として、仮に、今、このかたちで存在するものです。
ですから、いのちは、自分の私有物ではないのですよ。
いのちはあなたの私有物ではない以上、「自分で自分を殺す」ことも五戒の不殺生戒に該当すると思います。

あなたが、もう死んでいまいたいくらい辛いという気持ちだけ受け取らせていただきます。

しかし、私は、あなたに死んで欲しくありません。

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浄土真宗、真宗大谷派です。
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生きること自体に意義があるんです。

艱難辛苦を乗り越えて、よくぞ頑張って
生きてこられたと思います。

向上心や忍耐力がとてもおありになって頑張り屋さんですよ。
普通なら、その努力が報われてあとは楽しい人生のはずが、
まあ、非常に大きな、人生で未だかつてないほどの障害に
進路を塞がれてしまった。
あなたのお苦しみや辛さが、ヒシヒシと感じられます。
私があなたの立場でも、茫然自失です。
お気持ち、よくよくわかります。

この娑婆世界に降りてくるには、
何らなの理由があると思うんです。
カッコつけて言うと、「使命」または、「課題」ですよね。
あなたは、阿弥陀さまから、生き抜けると、願われたお方なんです。
だからこうして、ここのやってこられたんです。
間違いありません。あなたら乗り越えられる。

ただ、生き抜く、生ききること、
それが、あなたの課題なのではないでしょうか。

夢も希望もない、果たしてそうでしょうか?
人には誰でも辛いことあ、悲しいこと、があります。
そんな最悪な気持ちをじっと抱きしめる。
踏みとどまる。

しかし、生き抜くとは、息を抜くことです。
決して無理をしたり、我慢することでもありません。

全て悪いほうに考えがちな気持ちを、
自分でいいほうの、楽なほうに考え直していく、
常に楽観的な言葉に転嫁していく。
どうか、お試しください。

体が痛い →  痛いけど、ちょっと軽くなった。
この先が不安、先が見えない → 私は必ず回復する。
あなたならできます。できないわけがない。
私は、そう信じていますよ。

私は浄土教の信者ですから、寿命が来て亡くなったら、
極楽浄土に連れて行っていただけることになっています。
いわば、パスポートと予約チケットをすでにいただいているので、
安心だし、幸せなんです。
ただ、私は愚かで、もちろん悟りなんか拓けていませんからね、
極楽浄土で、阿弥陀様はじめ諸仏の教えを受けて、
何千年かかるかわかりませんが、学んでいきますよ。
そして、お浄土という最良の環境で悟りを拓くんです。
こんな私でも望んで叶う世界なんす。

あなたのような方なら、必ず叶います。
どうかこの娑婆世界で幸せになってください。

あなたのこれからの人生と幸せを祈っています。
南無阿弥陀仏

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浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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質問者からのお礼

何度目の病でしょう。その度乗り越えてここまで来ましたが…今回は人が離れていくばかりです。社会復帰出来ると信じて藁にもすがる思いでやってきました。
ですが、実の姉ですら音信不通になりました。
何とか自分で生活を立て直せると信じていました。
食べる。眠る。ベッドで過ごす生活。
人と会う事もままならない。「生きてる意味」ありますか…。
8ケ月同じ事を繰り返しています。
ほんとに、本当に疲れてしまいました。

自分の最期を選ぶのはそんなに行けない事でしょうか。

有難うございます。
リハビリが進んで、もう少し身体が動くようになったら。
壮絶としか言えない経験を活字にかえる事を考えていました。
貯金も底をつき、居場所もなくなり、自暴自棄になっていました。
この先も悩む事はあると思います。
正直死にたくなる事もあるかもしれません。
でも自分の出来る事を見つけ、ひとつひとつ乗り越えていくしかないですね。
「やまない雨はない」といいますが、雨の日も嫌いじゃないです。
雨は上がっても、また降るでしょう。
「明けない夜はない」といいますが、雨の時間も意外と好きです。
何だか少し落ち着きました。
有難うございます。

やはりいったん気持ちは落ち着いても、波はやってくるものですね…。
「明けない夜はない」夜も嫌いではないですが、朝が終わるとまた夜という闇がやってきます。
人は病気になると離れていくものですね。
社会との繋がりがなくなるという事はとても辛いものです。
「今」を乗り切るしかない。ひとつひとつ片付けていくしかない。
と思うものの、目の前の問題を乗り越えたところで何があるんだろう。朝がきても何をすればいいのか。
死ぬ事も許されないなら、せめて眠って過ごしたい。
働けない人間は住む所さえ奪われます。眠る場所さえなくなってしまうのです。
それでも「生きる事」に意味があるのですね…。
生きてさえいれば。
何年言われ続けた言葉でしょう…。
仕事柄、沢山の患者さんを看てきました。
意思の疎通もとれず、身体を横たえるだけで痛みも感じる事もなく、栄養を与えられ「生かされている」状態の方も沢山いらっしゃいます。
治る事もなく、症状を抑えるために薬を飲み、死ぬ事も悪。
ならばいっそ眠って過ごしたい。何も見たくない、感じたくない。と思うのも許されない事でしょうか。
「生きる事に目標はいらない。生きてる事自体に意味がある」今は、その言葉を受けいれる事ができません。ひとつひとつ、問題を解決するしかないのは分かっているのですが…。
寿命を全うする事が生まれてきた意味なのでしょうか。終わりのないハードル飛びをしているような感覚です…。
ですが、私は仕事に悩んでいる後輩にアドバイスする事は出来ます。(ネットでですが) 行き詰まっている友人の話を聞き、共に考える事は出来ます。
今は、そんな繋がりが一番嬉しい時間です。
後輩や友人の悩み、辛さは私には理解出来ていないと思います。ただ、私なりの考えを伝える…それを受けいれてくれる人がいる。
人の悩みを聞いている事が自分にとって落ち着く時間です。人の悩みを糧にしているずるい人間です。
今は、色んな事がありすぎて何をどうして良いのか分かりません。
ただ。本当に。
沢山の回答有難うございます。
少し休みたい。
いつか「あの時は大変だったね」と笑って話す事が出来ますように。

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