手のかかる長男 パート2
以前、うちの二十歳になる長男の件でお世話になった者です。
今日、いきなり私に「今で話しとくけど、来年の成人式には参加しないから」と言われました。
今までの長男の経緯から(高校中退、通信制の学校を卒業、今現在も元気なく友達なし)やっぱり成人式行かないのか…と思いましたが、正直この話を今聞きたくありませんでした。
私の思いは、長男が成人式に参加して、地元の友人達と久しぶりに再会し、気持ちを切り替えて今後を楽しく過ごしてもらいたいのですが、うちの長男はかなりの頑固でこだわりが強いので、行かないと言ったら絶対行かないような気がするので、心配です。
式にも参加しようとしない、友人達とも会おうともしない息子をみていると、なんだか私まで悲しくなります。長男は「行くのが面倒、別に地元の友人には会わなくてもいい、遊ぶとお金を使うから、金を貯めたい」とまで話していたので、ケチな性格です。若者はこんな話をまずしないと思うのですが、この子が将来どんな人に成長していくのか、こんな調子で今後どんな大人になっていくか、この子大丈夫でしょうか?
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
立派な人はみんな変人
私は成人式に行きませんでした。親元を離れ、住所を移していたので行っても知り合いがいないし、別にいいかなというのが主な動機ですが、ぶっちゃけテレビニュースのはっちゃけた成人式を見ていると行かなくて良かったなと思わないでもないです(関係者さま、申し訳ありません)。
それはさて置き、お釈迦さまは意外と「友達をたくさん作れ」とはおっしゃっていないのです。「尊敬できる立派な人と共になれたなら、これに勝る喜びはありません。ぜひ共に過ごしなさい。しかし、立派な友に巡り会えなかったなら、林の中の象のごとく、あるいはサイの角のごとく一人で行きなさい。そして決して愚かな人(悪心を助長する人)とは一緒にいてはいけません。」とおっしゃっています。(一応出典を書いておきますと法句経の328から330にかけて)
hasunohaのお坊さんがたのご回答を拝見していても「友達は数が多ければいいというものではない」というご回答をよく見かけます。
徳川家康なんかこんなエピソードがあります。家康が天下人になった後の話です。道を歩いているときに懐紙を使おうと取り出すと、風に吹かれてヒラヒラ〜と飛んでいってしまいました。今でいうとポケットティッシュが飛んでいったようなものです。ティッシュよりは高級ですけどそんな感じです。すると家康は「あ、あぁ〜〜〜」と行って追いかけ、草むらの中まで追いかけて行きました。それを見ていた付き人たちは皆くすくすと笑いました。それを見た家康は言いました。「お前らそうやってワシを馬鹿にするけどな、ワシはこうやってお金を大切にして天下を取ったのじゃぞ。」
人間は必ずしも型にハマっていれば良いというものではありません。誰しも一寸先は闇。良くも悪くも闇なんです。若かりし頃にうつけと呼ばれた信長だって、今風に言えば発達障害と見なされていたようなものです。守り役のじい様が「この子、ダメだ」と思って切腹するほどブッ飛んでました。
世間の常識なんて信仰されるに値するほどのシロモノじゃありません。どーせ考えたって先のことは分からないのですから、ボチボチいきましょう。
息子さんに自信を
息子さんは長いあいだ叱られることも多く、自分を認めることができないのでしょう。つまり、自己肯定感が低いのが問題になっているのだと思います。
まず、家族だけは息子さんの性格を理解し、人と違っても少しでもできたことを認めてあげてください。今は、成人式に行かないと思っていても、その日が来たら分かりませんし、行かなくてもその先に明るく生きてくれたらいいじゃないですか。
親の期待するようにはならなくても、息子さんなりの成長があるのでしょう。
そこで認めてあげてください。息子さんはきっと人に否定されたくなくて、外に出ることが辛くなっているのでしょう。自信をつけさせてあげてください。
かけがえのないあなたの息子さんです。夫婦で認めてあげてください。
生き方は他人と比べて決めるものではありません
ほめちゃんさま
ご質問拝読しました。過去質問も拝見しました。
成人式に出席されないと聞いて、少し残念なお気持ちになっていらっしゃるのかもしれませんが、私も成人式には出席しませんでした。友人は大学の成人式や本願寺の成人式、地元の成人式とすべて出席した者もいましたが、私は当時バイトに明け暮れており(勉強しろって!)、全く興味がありませんでした。
確かに区切りの行事ではありますが、息子さんの中でしっかりと節目とすることができるのならば、それでよろしいのではないでしょうか。無理して参加することで余計に疲れてしまうことも予想できます。ただ、実際は参加してみたいという気持ちも持っていらして、強がりで「行かない」と言ってしまっていることも考えられますので、お母さんとしては、悲しまれずに、参加できる準備(スーツを用意するなど)をされるのもよいのではと思います。無理強いをせずに、息子さんの気持ちを共感できるようにしてみてください。
ついつい我が子をよそのお子さんと比較してしまって、「なんで他の人と同じようにできないのか」などと思って、言葉にだしてしまうこともよくありますが、出来ないことを探すよりも、出来ることを見つけ、それを伸ばせるように言葉を掛けて気持ちを掛けて、時間を掛けて寄り添ってあげてください。
桃栗三年柿八年・・・という言葉遊びの最後は「人は百でも人成らず」です。成人はただ単に大人になることではありません。悲しみや苦しみ、喜びや楽しみ、いろいろな感情を持って成長していった結果、立派に成人するのでしょう。
他人と比べて人生が決まるわけでもありませんし、息子さんがまっすぐな竹のように成長していけるよう、節目節目でサポートしてあげてください。
長文失礼致しました。 合掌
質問者からのお礼
お3人様、的確なアドバイスどうもありがとうございました。
おっしゃる通り、長男は自己肯定感が低いので自分に自信がありません。うちの旦那は長男のことを受け入れてないので、今のところ旦那には期待していません。なので、私だけでも長男のことをしっかりサポートしようと考えています。
また、進展があれば、ハスノハに投稿します!