どうしても、父親が好きになれません。
高校生のころから、どうしても父親のことが好きになれなくなりました。
高校生のころは同じ高校受験が待っている弟を甘やかし、自分に対してはただただ勉強しろ勉強しろ、遊ぶなとまるで壊れたレコーダーのように、顔を合わせるたびに行ってきました。そのときは長男の宿命なんだろうな、と思って我慢を続けていました。
就活に失敗し、公務員試験の勉強のために実家に帰ったあとで、父親と顔を合わせることが多くなってからなぜか父親と一緒にいるのが徐々に嫌になってきました。昔はあんなに頑張って辞めたタバコをまたはじめ、何をやろうとしても口うるさく指図し、少しでもそれと違うことをしたら怒ってきます。更に、自分がこれから健康のことを考えて運動を始めようと計画していたときに「たまには運動をしろ」と、まるで自分が何もやっていないと決めつけているかのようにいうなど、自分のやる気を奪う発言を繰り返しています。なので、現在は家にいても父親と顔を合わせることがないように自室にこもったり、予備校やカラオケ、ネットカフェに長い間こもったりしています。(しかし、朝帰りはせず、遅くとも午後8時から午後9時までには帰るようにしています)
しかし、就活に失敗し、公務員試験の勉強をするために実家で暮らし、そして予備校に行くことができるのは、そのためのお金を出してくれた両親のおかげであり、そんな父親を嫌う自分が許せなくなる時があります。それに、「運動しろ」というのも、亡くなった祖父が脳梗塞で認知症になったこともあり、そうならないように自分の健康に気を使っているのだということもわかっています。ですが、いざ父親と顔を合わせようとしても彼を嫌う気持ちが前に出てしまい、なかなか会話することができませんし、嫌いだということを口に出すこともできません。
きっと、こんな臆病な性格だから、就活にも今年の試験にも失敗したんだろうと思えてしまいます…。どうしたら、そんな父親を少しでも認めることができるようになるのでしょうか?
乱雑な文章となって、大変申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ラーメンさんさんこんにちは^^
偶然にも子供の頃のヒーローにそっくりなお名前で、書き間違えそうになるので「ラーさん」と呼ばせていただきますね。
ラーさんの質問お読みしました。本当は、お父さんに寄り添いたいって想いを感じました。
また、お父さんの「口うるさい親父の小言」に対しても理解しておられるんだなと思いました。
さて、私からの提案なんですが、お父さんに若干歩み寄ってみられるのはいかがですか?
例えば、「ラー、たまには運動しろ」と言われたら、、、
「そうだね。親父だったらどんな運動がいいとおもう?」とか
「うわ!びっくりした。親父超能力者かよ!俺も今、同じこと考えてた」など、、
今のラーさんには、ちょっとやりづらいかもしれませんけど、「フリ」だけでもいいので関わり方を変えてみてください。
お父さんのラーさんに対する反応が違ってくるかもしれません。
関わりが変わり、どこか少しでも認め合える存在になることができればいいですね。
嫌いは好きの裏返し
ラーメンさんさま
こんばんは。ご質問拝読しました。
あなたはとても真面目で、そして心優しいお方なのですね。拙僧も父親の為すこと言うこと、すべてが気に入らない時期があり、その都度面と向かって罵詈雑言を投げつけていました。その場はそれですっきりしたような気になるのですが、落ち着いて考えていると、浅はかな自分の言動に嫌気が差していたものです。
あなたは父親に対して気持ちを抑えることができているので、大したものだと思いますが、一度はあなたの思いをストレートにぶつけてみても良いのではありませんか?もしかすると、お父様はあなたの言葉を待っていらっしゃるのかもしれません。今は「嫌い」という方向に気持ちのベクトルが向いているのかもしれませんが、気持ちをぶつけてみることで理解が深まり、真逆の「好き」の方へ気持ちが向いていくかもしれません。
親の言うことはその人生の艱難辛苦(困難や思い通りにならない辛さ)を味わってきた中で培われた心が詰まった言葉です。小言もあるし、時に有り難いことを伝えてくれることもあります。父親は時に近寄りがたい存在ではありますが、仏教で「慈父」と表現されているように、情にあふれた、包み込むようにふところの大きな存在でもあります。きっとあなたの怒りも苦しみも悩みも悲しさも、受け止めてくださいます。どうか、一言からでも良いので、お父様にお声をかけてみてください。
拙文失礼しました。合掌
それが正常ですよ
青年期の息子と、父は、気持ちが反発し合うものなのです。男に生まれてきたら誰もが通る道なのです。(時には女も)
あなたが社会人となり、仕事をして自立して、ようやく対等に話ができるようになるのです。
今はしっかり勉強してください。
父と対等に話しができる立派な社会人になってください。
それが何よりの父への恩返しでもあります。