今死ぬか歳をとって死ぬか
今の暮らしにこれといって不満はないのですが、結婚や親の介護、自身の老後を考えると不安ばかりです。
自身が歳をとって介護が必要になる前に死ねれば安心なのですが、人に迷惑をかけてまで生きたいとも思えないですし、その頃には自殺をすることもできないだろうと思うと早いうちにしてしまってもいいのかとよく考えます。
家族や友人達のことを考えると思い止まってしまうのですが、いつか訪れる彼らの死を考えると耐えられないだろうし、その前に死んでおきたい気もします。
3年ほど前に仕事をきっかけに鬱になり自殺しようとしたこともありますが、結局勇気もなく途中でやめてしまったりでこれまで何となく生きてきました。
付き合っている彼とは結婚も考えてもいますが、このように考えているような人間が結婚なんてしていいのかとも思います。
このまま生きて親になったとしても、子供にこのような思考が影響するのではないか、自殺を考えるような人が親になっていいのか、考えても結論が出ません。
文章がまとまらず申し訳ありませんが、他の誰にも相談できず悶々としていたところ、こちらを見つけ相談させていただきました。
ご教授のほどよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大丈夫です。そのペダルをこぐのをやめるだけでいいのです。
まず、ものの根本から。
【そのことが始まっていないのに、今から「きっと、たぶん、どうせ、こうに違いないだろう」とネガティブな想定をして、決めてかかる】ことをしていませんか。これは人生苦しくなるだけ。朝起きた途端に眼に玉ねぎのしぼり汁を入れるようなもの。やめにしませんか?
たぶん、あなたの問題はココです。
今起こっていないことをあらかじめネガティブ分断しちゃうことではないでチョウか。('◇')ゞ
わたしにもそういうこといっぱいありました。
それが多ければ多いほど、未来に希望が持てなくなるのです。
未来に希望があっても無くても、今から体験する実生活は私たちのあらかじめの思っていることや、予想していることとはまるで別物。まるで別物。全く別物なのです!ココ大事です。
ついつい、まだ、その事が始まってないのに、あらかじめ悪いことだ、悪いことに違いないと思い込んでいませんか?
それって、わるいかんがえですから、その考え自体が自分を一番苦しめる思いなのです。
「未来なんてどうせつまんないや」という思いそれ自体が毒性を持っているという意味です。
つまり、あなたを一番苦しめているのは、これから先に怒る未来ではなく、今あなたが考えている負の思いこそが自分を苦しめている真犯人です。
もう一度申し上げます。
あなたを一番苦しめているのは、あなた自身が物事を【悪く・暗く】考えてしまう、負の想念ペダルをこぎ続けていることなのです。
物事の解決の仕方は、考えればよいという事ばかりではありません。
その負の想念を離れたければ、それをやめることです。
止めるコツを知りたいと思うようになったら坐禅会にお越し頂きお話をお聴き頂ければ人生が変わっていくます。
もったいない
あなたを産むとき、お母さんは命がけであなたを産みました。
あなたを育むために、たくさんの人が関わりました。
あなたが生まれてから今日まで、たくさんの命を食物として取り込んできました。
いま、あなたがそこに居るのは、目には見えないたくさんの命のおかげさま。
それをこの命は自分だけのものだと、自分の自由にしてよいというのは思い違いですよ。
大切にしてください。
あなたの命は、数え切れないほどたくさんの命の、ご縁のたまものなのです。
大切にしてください。
質問者からのお礼
林様
丹下様
ご回答くださりありがとうございます。
命が自分だけのものではないこと、ネガティブな考えが苦しみの原因であること、どちらもなるほどと思ったと共に、考えを改めていかなくてはと思いました。
少しずつ明るく考えれるように、自分の死について考えない日を過ごせるようになりたいです。
本当にありがとうございました。