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自分で自分が嫌です。

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20歳専門学生です。

私は、高校の時までは男女比がほぼ同じ学校に通っていました。

高校のときは若干女子が多かったので、変ないざこざを起こしたくないと思い、どんなに腹立たしいことを言われても決して言い返したりその人の悪口を表で言ったりせず、全部自分の中に溜め込んでいました。
とびきり嫌な奴がいていつも私に嫌なことを言ってきましたが、それでも言い返さずに黙っていたので、ストレスでお腹を壊したこともありました。

ところが専門学生になると、私は女子がほんの少ししかいない学校に通うことになりました。

今まで言いたいことを全部我慢していたのが爆発したのか、専門学生になってからはついつい余計な一言をポロっと言ってしまいます。

言ってからすぐに後悔するのですが、言ってからじゃもう取り消せません。
それでいつも後悔しています。
資格もたくさん取り、就職先も決まったので、浮かれているのだと思います。

女友達にはそういうことは言ったりしないのですが、男子に少しきつく当たってしまいます。
フケツにしている男子に面と向かって汚いと言ったりしました。

いつの間にか自分が嫌いな奴とだんだん似てきているとわかって、本当に自分のことが嫌になります。

自分で自分を責めてばかりなのですが、そうしたところで解決するわけもなく…悩んでいます。

自分自身を変えたいですが、もうどうしたらいいのかわかりません。
どなたか教えてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

悪口という斧

お釈迦様は

人は生まれながらにして口の中に斧を持っている。人は悪口を言うことでその斧により自らを断つのである。

と、おっしゃります。悪口は相手を傷つけているようで、言った側も傷ついているのでしょうね。

あなたもまさに、斧で他人から切られる痛みも、自らを自分で切る痛みも知ったのではないでしょうか。

で、あるならばもはや嫌いであった周りの人と自らを比べる必要はありません。自分自身を変えるまでもなく、自分は自分なのです。自分に目覚めるのです。

お釈迦様は

他人の「したこと」と「しなかったこと」を見るのでなく、自分の「したこと」と「しなかったこと」を見なさい

ともおっしゃります。

今、斧の存在を知ったあなたは、

斧を持つことを知りながら振りかざしてしまい申し訳ないと頭が下がり、斧を持つ身であるからこそ、扱い方には注意しなければならないと、自分自身の身の事実に目覚めたのではないですか。

でも、目覚めながらも目覚めた通りに生きられないのが人間です。だから目覚めた通りに生きたいと願い、修行したり、祈ったり、委ねたり…と色んな信仰の形があります。

ただし、いずれの信仰の形にしても、斧で傷つけた相手の傷は癒さなければいけませんよね。

斧を持つことに開き直り、斧など持ちたくないと嘆くのではなく、

傷つけた場合には素直に謝りましょう。正しく生きられない私たちは支えあう必要があるのです。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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