hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

自分が情けないです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 9

私は部活動でマネージャーをしています。
先日先輩方が引退し、私たちの代が部を引っ張っていく立場となりました。
部は全国大会で何度も優勝を経験する強豪チームです。

マネージャーも日本一のマネージャーとして部の名に恥じないようにと本気で取り組んできました。
しかし現在、マネージャー内で選手の経験をしている者は私だけで、マネージャー全体で至らない点は多々あり選手に迷惑をかけてしまうこともあります。

私が入部した時より周りのマネージャーの ”マネージャーとしての意識” は全体的にレベルが下がったように思えます。

以前、マネージャーの同期に「あなたとモチベーションの差がある」と言われたこともあり、そのことについても悩んでいました。

ある信頼している選手が、
「今のマネージャーはいてもいなくても変わらないんじゃない、いたらいたで足を引っ張っている。正直あいつらに期待していないし、信頼もしてないから、本気じゃない奴らに俺のタイムは取らせないで」
と私に言ってきました。

私自身その信頼している選手とは交際をしています。

私はマネージャーをやりたくてこの大学を選びましたが、
他のマネージャーはスポーツ推薦で入ってきたわけでもありませんし、部活はほぼ毎日朝練と午後練もあり、大半の大学生がアルバイトやサークルでエンジョイするのに、自分の時間も取れない中、それなりの覚悟を持ってサポートに励んでいます。

至らない点はあると思いますが、
彼のその言葉が悔しくて、さらに信頼していた人だったからこそ深く傷つきました。

一生懸命共にサポートしてきた仲間のマネージャーを馬鹿にされた悔しさと
至らないのはこちらなのはわかっていますが、マネージャーを引っ張っていくことのできない自分が情けないです。

もちろん彼は信頼していますが、マネージャーの問題を彼に言うべきでないし、
毎日辛い練習に励み、一番しんどいのは選手なのだ
と私自身思っているので部活の愚痴や不満を彼には言わないようにしています。

彼にマネージャーにそれを伝えて欲しいと言ったことがありますが
「他人に期待するだけ無駄だし、言うレベルでもない。文句言うくらいならやめてくれて良い。」

だから悩みを分かち合える人がいません。
そう思うと毎日どうして良いか分からず涙が止まりません。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一人で抱え込まず、協力者をつくりましょう

 質問文から、一生懸命に部全体のマネージメントし、伝統校としてのプライドを大事にし、大会で相応の結果を出すべく頑張っておられることが窺われます。伝統校となれば、相当数の部員数でしょうし、各方面で実績を積んできた部員も多いでしょう。遣り甲斐もありますが、たいへんな仕事ですね。

ご質問の中の悩みは、下記の2点ですね。
 1、マネージャー全体をいかにスキルアップさせるか?

 2、マネージャーを信頼してくれない選手(とくに彼)たちへの対応。

1について
以前、高校の文化部のリーダーの方からの質問に回答したことがあります。
http://hasunoha.jp/questions/1585


あまり経験が無くても想像力を働かせてきちんと出来る人もいれば、経験したり指導を受けたりしないと全くできない人も居ます。

これは、あなたの部のマネージャー全体にも言えることだと思います。私が思うには、あなた一人で抱え込まないことだと思います。長い伝統を有する部であるなら、歴代のマネージャーもあなたと同じことで悩んできたと思います。取り敢えず、引退した4年生に相談してみることだと思います。伝統校なら大きな大会の時にはOBの方々も必ず応援に来るので面識ある方々も多いでしょうし、連絡の取れる方も多いと思います。そういう方々にも相談してみましょう。
 と言っても、基本はいつの時代も同じだと思いますよ。マネージャー全員が部としての目標とマネージャーとしての役割を共有し、目標達成のための方法論を話合い、問題点を改善していく。このことに尽きるのではないでしょうか?
 但し、あまり理屈や観念論に走ってもダメですよ。締めてばかりでは、嫌気がさす人も出てきます。楽しい雰囲気、明るいムードも大事です。あなたが締めたら、少しボケをかましながら「よっしゃあ、がんばろう!」と言いながらフォローしてくれるムードメーカーの協力者をみつけましょう。

2について
  あなたが1のことで頑張っている姿を見せれば、選手たちもマネージャーへの信頼は高まると思います。同時に、選手たちもマネージャーの貢献を過小評価しているように感じます。この点については、あなたの口から反論するよりも、先輩マネージャーやOBをうまく活用することも大事だと思います。
 
来年度に向けて部のマネージメント、頑張ってください。

{{count}}
有り難し
おきもち

 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ