こんにちは。お仕事決まったとのこと、良かったですね。
　以前の問いも拝見いたしました。あまり具体的なことはお書きになられていませんが、その辺り、少し違うパターンを出されてもよろしいのではないかと思います。
　それはともかく、「縁」というものを、「自分にはどうしようもないことの全般」と捉えているようにお見受けしますが、いかがですか？
　私の捉える縁というのは、違います。
　「因」は自分が行う割合は相対的に高いと思いますが、「縁」も自ら調えることはできると考えます。また、「自分が行ったこと」も、他の何者からも自由な意志で行った、訳ではないでしょう。つまり、「因と縁とはきれいに割り切れるものではない」ということです。
　例えば、「辛い思いをしながら自分の表現を抑えている」、これは因になりますが、「hasunohaに書いてみよう」というのは縁を調えていると見えるのです。自分の行動を、hasunohaという場に出してみる。１人で抱え込むこともできますし、ご家族に話すことも、職場で話すこともできるはずですが、「この気持」を「hasunohaという縁」におく。それは「どうしようもなくしている」のではなく、自ら行動されているのです。自分の気持ちを、どういう条件・どういう場へ持っていくかは、決めることができるのです。
　「イヤ」とか「辛い」にしても、その逆に見える「好き」とか「頑張ってる」とか「楽しい」とかも、みなご自身の中に生起する感覚です。全く同じ状況だとしても、受け取りは全員が同じではないでしょう？感情的評価をしているのは、１人ひとりの人間だからです。
　なので。
　「人や環境のせいにせず、謙虚に」という願いのデジタルさ（０か１００か）が、私から見ると辛さの元になっているような気がします。周りを全て受け入れなくてはならないのでもなく、自分を潔白だとするのでもなく、言うなれば「お互いがグレー」という見方が、貴女には必要なのではないかと思うのです。その相互的な見方が「ご縁」の捉え方として相応しいと思います。

佐藤良文

光圓寺

一般大学（一般的でもないが…）から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...

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さとちゃん様

こんにちは。拝見させていただきました。

お仕事をしながらお子さんを育てて大変な毎日ですね。愚痴は大事です。どんどんはき出しましょう。むしろ愚痴が出なくなってくると危ないです。今度は身体に症状が出てきます。

文面から感じるにあれもこれも・・という感じでいろいろな事が積み重なって頭の中がいっぱいいっぱいになっているのではないでしょうか。そして何か我慢をずっとしてきているのではないですか？一番ありがちな所で言えばご主人への不満、その次がご自身の両親に我慢してきた。してきたというよりはさせられてきたというべきでしょうか。

我慢の中で、あるいは自分の本当の気持ちじゃなくて誰かの価値観の中で生きてきたものがいろんなところで噴出して、自分にとって嫌な出来事として現れているように感じます。

まずこんなに辛い環境の中で、それでも尋常では無い努力をして、いつか報われると信じて頑張ってきた。子供も育ててきた自分に対して「つらかったねぇ」と声をかけてあげましょう。我慢してきたのだなぁ。我慢するということは受け入れて欲しいということですから、受け入れて欲しかったのだなぁという自分の中の押さえてきた感情を自分で聞いてあげてください。受け入れるとは嫌な事を我慢することではなくて、つらかったぁー！という気持ちをわかってあげることです。そして自分が欲しかった言葉を想像してみてください。それが求めていたものではないですか。その言葉を自分に聞かせてあげてくださいね。

少し余裕が出たら問題をノート箇条書きしてください。そして一つひとついきましょう。おそらくつらかった自分を認めてあげたら事態は好転していきますよ。

応援しております。また愚痴を聞かせてくださいね。

合掌

鏡月

御縁があって一般人からお坊さんになりました。現在は小さなお寺の住職をさせて...

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