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生きることについて

回答数回答 2
有り難し有り難し 16

幼稚園児の時からとても生きるのが辛かったように感じます。
夜は眠れない日が続きましたが、怖くても母に迷惑を掛けてはいけないと我慢していました。
幼稚園では先生の言動に疑問を持っていたし、今思うととても幼稚なものでしたがイジメが起きている状況も当時は凄く嫌でした。
朝体調が悪くても幼稚園を休む事が出来なかったので、もう全て我慢するしかありませんでした。
小学校時代もずっと辛かったです。
行きたくなかった、人が他人を裏切っている所を見て人と関わるのが怖くなり、本当の事がますます言えなくなりました。
中学校も辛かったです。
17歳の時には身体が動けなくなり、入院したりして約7年間過ごしました。
身体が痛くて頭が気持ち悪くて、もう一秒も耐えれない!という期間があり、その時の事を思えば今は全然まともに生活出来ていると感じます。
マイナスな事ばかり考えて真っ黒な心の時より、大分前向きにもなったと思います。
この7年間で何度も自殺を考えました。
生きている事に耐えられないこれから生きていくのも怖い。
でもその度に怖くなり出来ず、何か理由を見つけて生きることにしていました。
私は何事も考えすぎる、もっと気楽に不真面目に生きたら良い。
周りと比べたって意味が無い、なら過去の自分と今の自分を比べよう。
沢山前向きな言葉を自分に言い聞かせ、後向きになったり前向きになったり日単位で落ち込んだり立ち直ったり、しかし理屈では分かっている事も、実践出来ないと落ち込みます。
これまでの事は長い人生の感覚で観たらどうて事無いのかもしれませんが、私にとっては今までは長く辛く、きっとこれからも辛いのだと思います。
自分が変われば辛くなくなるのだと理解しています。でもそれが出来ない。
やはりあの時死んでおけばこんな辛い事も無かったし、この先私が変わらなければ辛い毎日を送らなければならない。
でも生きているだけで価値があるという理屈は分かります。
だから生きなければならないです。
でもそれがとてつもなく辛く怖い、この気持を少くても明日も感じるのだとすれば、自分を守る為に逃げた方が、死んだ方が良いと感じます。
もうこれ以上何も感じたくない。
思う様にいかない事は誰にだってありますが、手っ取り早くどうしたら楽になれるのか、もう何を質問したいのかが分かりませんね、すみません…ただ言いたかっただけなのかもしれません


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

まず、癖を見つける

仏教とは、自分を知ることです。
事実、真実、真理を知ることです。
頭の中は過去や未来を想像したり思い出したりすることが出来ます。しかし、それは「思い」に過ぎません。真実ではありません。過去の自分と比べたり他人と比べることも、思いです。小さい頃から、考え、思いを優先し、それを大切ににぎりしめる生き方をしていると、それが習慣となってしまいます。

言葉や出来事に触れた時、その直後にすぐに良い悪いを判断してしまうのです。ジブンというものを通して、価値判断を付け加えているのではないでしょうか。

よくよくまずは自分を観察して、どうなっているか見てください。そこに気づけたら、思い、考えと、事実を切り離してみてください。大切にすべきは事実の方です。

今まで触れていたのに見逃していたところにシフトして生活してみることで楽になれますよ。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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これからの未来に活かしながら

拝読させて頂きました。今まで生きてきて大変つらい思いをなさっていらっしゃってきたのですね。あなたの中でこれでもかこれでもかと思うほど生きるつらさを味わっていらっしゃったこととお察し申し上げます。
あなたがご成人なさって心も以前からすると安定なさっていらっしゃることで昔のような不安定感からは楽になられたように感じます。が、しかしあなたの中で以前のことや今の自分の現状やこれからのことについて頭の中では混乱なさっていらっしゃる様に感じました。
一度あなた自身も心をしっかりとおやすめなさって改めてご自分の今までのことを整理なさっても良いのではないかと思いました。生きるつらさについてもそのときの自分についてどうしてつらく苦しかったのかを改めてお考えなさって心の中で整理してくださいね。
過ぎ去った過去の出来事や経験そしてそのときの感情そしてその後の経過について原因と結果をじっくりと検証なさっても良いと私は思います。
あなたのその経験も他の方と同じこともあれば違う部分もあるでしょう。
そして苦しむ自分もあれば、苦しんでいる人々もいらっしゃるのです。
もしかしたらその経験によってあなたは他者をサポートすることだってできるかもしれません。
そしてあなたの人生の中で様々なご縁がこれからも巡って参ります。その人と人とのつながりの中であなた自身を生かすことも可能なのです。
これからの未来に苦しみもあるでしょう、光が差し込み開けていくこともあるでしょう。
あなたには今までの生きてきた中での経験からこれからの未来を活かしていって頂きたいと願います。人生無駄なことなどないですから。
あなたの人生がこれから大切なご縁に恵まれて自分を活かしながら皆様と一緒に分かち合い充実した毎日を過ごして頂きます様にと心より神仏にご祈念申し上げます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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