所詮凡夫ですから…
実は私、仏様の教えを広めるため、いずれ仏教の尼さんになりたいという夢があります。しかし宗派を選ぶにあたって、「私なんか厳しい修行に耐えられるわけないしなぁ…」と思い、浄土真宗を選択しようと計画しているのですが、やっぱり現役のお坊様からすると甘いですか?
※浄土真宗で出家するにも得度考査や得度習礼など難関があることは存じあげています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
志は大切に。
ご安心ください。
自分に厳しいお坊さんばかりじゃないです。
とりあえず、道を歩んでみてはいかがですか。
僧侶になることで何を目指したいか。
僧侶という肩書きを手に入れること。
僧侶でご飯を食べること。
生き様として仏教を丁寧に扱うこと。
お坊さんの中でも僧侶として何になりたいかは人それぞれだと思います。
なってからの歩みの方が大切な気がしています。
たかが凡夫。されど凡夫。
入口のハードルはまちまちですが極めるのはどこも厳しいですよ。
清香さん、こんにちは。
いろいろな質問されながら、出家も考えていたのですね。素晴らしいことです。
お坊さんの出家も志を持って出家した人から、寺の息子だから嫌々出家した人まで、まちまちです。
どの宗派の修行も大切なのは、その人の志です。仏教を通して広めたいという意志があるのであれば、どの仏教を広めたいのか、もう少しいろいろ勉強してから選んでも遅くはないですよ。いくら浄土真宗さんが簡単でも、そこでは他宗派の教えを広めることはできないのですから、まずは自分はどの仏教の教えに帰依していくかだと思います。
せっかく在家から出家するのですから、少なくとも生活のための職業坊主にはならずに、純粋に仏教を愛して欲しいと思います。僧侶は昔のように公務員ではないので、本気であれば自分が独学で仏教一派を開いて僧侶を名乗ってもいいのですよ(笑)。
今はいろんなお寺さんの門をたたいて勉強したり、どこかの住職のお弟子になったり、大学で仏教学を学ぶのも一つの方法です。広い知識から少しずつ自分にあった仏教を探せば良いでしょう。
ちなみに私は天台宗で少し修行的には厳しいのですが(笑)、是非、伝教大師最澄様のことも学んで天台宗の教えも選択に入れてくださいね(笑)。
がんばってください!合掌
質問者からのお礼
泰庵さん
ありがとうございます。たかが凡夫、されど凡夫という言葉に励まされました。
染川さん
知り合いのお坊様に天台宗の方がいるので、もちろん選択の範囲にいれています(笑)
ありがとうございました。
伝教大師さまの「一隅を照らす」という言葉、とても好きです。