一年半前に亡くなった姉の事で
初めまして、よろしくお願いいたします。
一年半前に姉を突然くも膜下出血で亡くしました。
2人姉妹で仲が良く、その時期(4年間)夫の転勤により東京で暮らしていたため、近くにいないときの出来事でした。
姉の死が受け入れられず落ち込む事が多かったのですが
昨年のお盆のお墓参りの際に私がした行いについて
ずっと気になっており、この度ご相談させて頂くことに致しました。
それはお墓参りの際、思い余って遺骨を触ってしまいました。
(名前を呼びながら撫でるような感じで)
ただしてしまった後、もう天国に行ったのだから
これは供養として良くない行動だったのでないかと不安になりました。
納骨から1か月ほどしての日でした。
ずっと気になっていまして…もし良くない行いだとすれば
どのようにすれば良いかご教示願えませんでしょうか?
最近、更年期や義母の介護もあり、いつも気持ちが落ち着かず
くよくよと思い悩む事が多いです。
こんな時に姉がいたらたくさん話して笑ってできるのにと
つい思ってしまいます。
昨晩夢に出てきてくれたのですが、すごく喧嘩して思春期に
叩き合いの喧嘩をしたときのようでした。
夢のこともあり、いつまでも気になっていたので
本日思い切ってメールさせて頂きました。
今年、私は姉の享年を迎えます。心の持ちようを教えて頂けたら
有り難いです。
何卒よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
死んだからと言って特別扱いしないでほしいと思います
骨になったからと言って触ってもらえないとしたら寂しいと思いませんか。
昔は手で拾った時代もあったものです。
別に手で触ったからと言って何もありません。
「あたしが死んだからって、そんなによそよそしくしないで」と昔のように普通に接してほしがっておられるのではないでしょうか。
そしてあなたもそういうふうにお姉さまが想っておられる事を何となく、心理的に感じて夢に投影されたのかもしれませんね。
私たち自身がいつか亡くなった時のことを考えてみましょう。
触れるのも嫌だと、触ってくれない人もいるでしょう。来てもくれない人もいるでしょう。
亡くなってやっと人間的なものから解放されたのに、それでも人間的な是非善悪の色濃い扱いをされる。
今日も様々な方が亡くなっていかれますが、たとえば世界各国に影響を及ぼした方が亡くなった場合、その方は死後もありようを変えて生きていると言えるのではないでしょうか。
死後も私たちにきちんと影響を与えてくれるのです。
もちろん、生命としては活動を終えてしまいました。
功績・業績は不滅です。
同じようにお姉さまと過ごされた時期や思いで個人的な思い入れはあなたから誰も奪えない財産です。
今も、夢に出たり、ここに質問というかたちであなたを突き動かしているという事は亡くなって終わってしまったという事では「ない」はずです。
ありようを変えて今も関わっているのです。
だからこそ、今からもっとより良い関わりを始めてみてください。
お姉さまが今も生きているとして、心の中のお姉さまに対して丁寧に接することです。
やすらかであられますように。
大丈夫です。心を込めてご供養なさることです
拝読させて頂きました。お姉様がお亡くなりになられてとても悲しい思いをなさっておられるのですね。
お姉様が仏様のお導きをお受けになられて仏様のもとに生まれて、心から安らかにご成仏なさって頂きます様にと仏様にお願いさせて頂きます。
そしてお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏
あなたもお姉様が仏様のもとに生まれ変わられて心安らかになられます様にとお念仏おとなえくださいね。
あなたの願いも私の願いも必ずや仏様に届いてお姉様は仏様のもとに往生なさってくださいます。
ご心配の件につきましては私はあなたがお姉様のご供養を願って撫でて頂いたことかと思いました。状況があまりよくわかりませんから想像ですが、特に問題ないと思います。
一応状況については菩提寺のご住職様にご相談してご説明なさってみてくださいね。適切なご対応を受けることはできると思います。
あなたがこれからも心を込めてお姉様をご供養なさることが大切です。そしてその思いは仏様やあなたのご先祖様やお姉様が必ずご覧になさっていらっしゃいます。そしてあなたを優しくお見守りなさってくださいます。
あなたとお姉様とのご縁は永遠につながっていますから。
質問者からのお礼
kousyo Kuuyo Azuma 様 丹下 覚元 様 ご回答頂き有難うございます。お陰様で心が救われました。 一年間納骨せず実家におりましたので、納骨してお墓に納められた事で寂しさが募り、姉の遺骨に触った事というより納骨という区切りを終えて姉も仏様として安やかに安置されたのに、私の行いは私の気持ちが勝るもので姉にとってはどうだったんだろうか…と思い悩んでしまいました。言葉足らずで申し訳ありません。
お墓参りやお仏壇で姉とお話する事と同じように、一緒によく出掛けたお店やお食事処、銭湯などでふと思い出し感じていると脳裏にはっきり浮かんできます。
そんな時はたくさん話をしたいです。
まだまだ悲しく心にぽっかりと穴が空いたままですが、頂きましたお言葉を胸に刻み一歩ずつ歩んでいきたいと思います。本当に有難うございました。