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辛いです

回答数回答 4
有り難し有り難し 34

僕は7年程前から不眠症、パニック障害が出て、うつ病になり、自営していた店も破綻し、離婚し、生保を二年間受けてました。
しかし、出会った人と1年やり取りし、僕を育ててくれた京都を離れ、関東に。しかし、思い出したくもないですが、嫌いになり、病気は酷くなり、実家へ。遺族年金7万しかないので、風呂もろくに入れず、電気もエアコンも暖房もなく、折り合いが元々悪く、臭い臭いと100回位は罵倒され、お前の内臓は腐っとる、魚の腐った匂いがする、他の人には言えへんと言っていながら今では電話で僕の悪口をあらゆる人に言って、私物が沢
山ありましたが鬼の形相で捨てられ、
残っているわずかな私物も勝手に触り捨て、財布
からもお金抜かれて、問い詰めても、そんなもん
見たことないと二人しかいないのに誤魔化し、
一度
首吊りして失敗し、ベルトが切れなければ死んで
いたと思います、あまりにも辛い、
今、連れて帰って来たわんこがいるので、情緒不安定ですが、踏みとどまっています。でもどうすれば良いかわかりません。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

変わるのではなく新しく始める

今いる自分を変えようと思うから、努力しているのに誰も解ってくれないと思ってしまうのです。

これまでの古い自分を「あの頃は」とか「あれさえなければ」と考えて持ち続けてはいけません。

その瞬間は,今どこにもないのです。
一人の例外もなく「過去」を持っています、でも一人の例外もなく「今」を生きています。

自分を変えようとすると、多かれ少なかれ過去と今を比べてしまいます。

変えようとするのではなく、新しくはじめる気持ちになって下さい。
過去は振り返ってももう無いのです。
懐かしがっても、恨んでも、悔やんでも、それは既にあなたの中にしかありません。

幼稚なことを言うようで、気分を害されるかも知れませんがお許しください。

毎日同じ時間に起きる。毎日歯を磨く。毎日お風呂に入る。毎日掃除をする。
そんな簡単なことからでも、新しく自分で決めたことを続けることが、次第に今と違うあなたを作ってくれます。

だれしも初めはそこから始まったはずです。

「変えよう」ではなく「はじめよう」が大切ですよ。

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おとうさん おかあさん ごめんなさい ありがとう

人間、両親との関係が人生を左右します。

あなたの両親は、激しい人なのですね。辛かったことと思いますよ。
でも、悲しいことに、親の人格って変えられませんもんね。
いまさら、やさしくなってほしいと思っても、思う通りにはなってくれないものです。
両親との関係を良好にさせる場合、質問者様の場合、たった一つの事を変えればイイです。
親御さんからは、どう思われても大丈夫です。
どんなに嫌われてもいいのです。罵倒されてもいいのです。
あなただけは、ご両親に対して、百万の内、99万9999を嫌ってもいいですから、一つだけ好きになって下さい。「僕を生んでくれてありがとう」と。
他はぜんーぶ嫌いになってもいいですから。たった、一つだけ。
赦してあげてください。
あなたが、ご両親に対して、それを想うことがあなたの中でご両親に対してポジティブの花を咲かせることになります。
私は、私を嫌う人もいます。アホだと思う人もいます。
ですが、有り難うという気持ちを持っています。
アホな自分に色々気づかせてくれて本当にありがとう、と。
たった一つの良い面を見るという事、ポジティブな視点、愛する視点、感謝する視点、自分と相手の不完全を肯定してあげる気持ちをたった今、お願いですから持ってみてください。
その瞬間から、少しづつ景色が変わります。
実は、その気持ちを持つことが、全ての悪や辛い過去や、これからの人生を明るくさせてくれる仏の花なのです。
その花は少しづつ大きくなっていきます。あなたの中で育ててください。
大切なこともう一度言います。
相手からどう思われてもいいです。
あなたが!相手を赦す気持ちをほんの少しだけでいいから持つことです。
これを辛い時に思い出してください。

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おきもち

思考の世界ではなく、ご自分でしっかり見てください

お話を伺っていると、かなり追い詰められ、お辛い状況なのだということがわかります。

そもそも何が原因で、うつ病やパニック障害になってしまったのでしょうか。そこに向き合い、状況を変えていきたいものです。ご実家にいることが問題であれば、出ることを考えるべきだと思います。

こうしなければとか、ああしなければとか、相手がわるいから今こうなってるとか、自分が悪いからとか、そうしたかんがえは一旦すてて、そうしたものから離れた生き方があるどいうことを学ばれたらいいと思います。

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おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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過去は過ぎ去りもう無い、未来は未だ来たらずまだ無い

過去や未来について妄想しても、ストレスになるような怒り・悲しみの感情ばかりで、良いことはないでしょう。
ですから、妄想(過去や未来のことをグルグル繰り返し考える)は止めましょう。
妄想に気付いたら、「これは妄想だ」と心の中で確認して、違うことを考えるなり、やるなりしましょう。
例えば、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」の念仏を繰り返し
(なむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶ)
と一定のリズムで口で唱えてみてください。
心の中で、私のすべてを仏様にお任せします、という気持ちで唱えてください。
背筋を伸ばして座り、目を閉じるか、仏壇の仏像を見ながら、1分間から3分間くらい、ひたすら「なむあみだぶなむあみだぶ」と。
脳のリズム運動にもなるので、セロトニン神経のはたらきを調整し、気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。
念仏は、極楽浄土(悟りの世界)に続く白い道だと考えてください。あなたは白い道を行く旅人です。
白い道には道の左右に激しい河があり、河から欲望や怒り、妄想雑念が激しい波となって、道を行くあなたをザブーンと襲います。
あなたは、波に飲まれて、道から河に落ちます。
しかし、南無阿弥陀仏と唱えたら瞬時に、あなたは白い道の上に瞬間移動で戻れるのです。(心のリセット)
過去や未来について妄想雑念が浮かんだら、妄想をできるだけ短時間で終わらせ、南無阿弥陀仏で心をリセットしてください。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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