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年の差13歳婚

回答数回答 4
有り難し有り難し 62

ネットなどを見ていると、年の差婚を後悔している人が多いようです。

私も、もうすぐ13歳年上の47歳の彼と結婚をします。

彼と付き合う少し前まで、同じ歳の彼と4年付き合っていて結婚の話も出ていましたが、彼の家系の宗教が気になったり、些細な不満もあったりで、なかなか結婚には至りませんでした。

今の彼と付き合ってまだ短いのですが結婚することになり、
どんどん事は進展していて、
最近まで大好きで片時も離れたくなかったはずなのに、
歳の差が気になり始めた途端、同じ歳の前の彼と結婚した方が、年の差によるデメリットへの不安も無かったのに、とクヨクヨするようになってしまいました。

やはり例に漏れず、私も後悔するのだろうかとモヤモヤと苦しいです。
もう、引き返せませんが、
同じ歳の彼と結婚すべきだったのでしょうか?


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人はそれを…

マリッジブルーと呼びます。例にもれず、あおばさまも結婚を後悔することもあるでしょう。誰でも何かしらに目を付けて後悔するものです。それは誰もが通る道。知らず識らずのうちに良いところばかり見て、嫌なところは見まいとしていた恋人から、良いところも嫌なところも全部共有する夫婦になっていくライフステージの一段です。それはそれで良いことなのです。正しい道を進んでいる証拠ですから。ただ、それを乗り越える意志のある夫婦だけが、結婚生活を続けることが出来るのだと私は思いますよ。

腹ぁくくりなさい。共に苦難を乗り越える覚悟を持ちなさい。
仮に婚約解消してパートナーを厳選し直すとします。次は同い年の理想のパートナーを見つけたとします。でも、人は変わります。変わらねば成長がありません。
変わることで少しづつ自分の採点基準とはズレていきます。「毫釐も差あれば、天地懸に隔たる」(ごうりもしゃあれば、てんちはるかにへだたる)という言葉があります。角度にして一度の違いでも、最初は1ミリ2ミリの違いですが、どんどんハの字に開いていき、いずれは天と地ほども離れてしまうということです。
それを許さない人が離婚します。それは婚活の段階から結婚のロジックが破綻しています。「例にもれず」とおっしゃりますが、3人に1人が離婚しているような世間の例は間違っていますよ、どう考えても。仏教ではその採点基準や厳選を貪りの心と呼びます。まぎれもない煩悩です。

逆なんです。不満や後悔もひっくるめて共有する姿勢があるかどうかが大切です。そのすれ違いをまめに擦り合わせることができるか…そこで恋ではなく覚悟が問われます。そして逆に、その努力を何度も何度も何年も何年も重ねた結果として、本当の絆が育まれるのですよ。

まぁ、良い機会だからと思ってカタイこと書いちゃいましたが、とりあえずはこの不安はマリッジブルーだからスルー…くらいのノリで丁度良いんです。意外と大切ですよ、「あ、これってマリッジブルーなんだ!」と思うのは。気負わない気負わない。

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おきもち

曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouT...
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年齢って重要?

年齢を気にされているようですが、普段彼と話していて、どこかで年齢を意識していますか?本当に彼の人間を見た時、年齢なんて付いてないですよ。

あなたがためらっている原因は、年齢ですか?価値観の違いですか?気になる性格の部分があるのですか?

もし年齢を明かしていなければ、もしくは同い年なら、あなたが彼との結婚に迷いがないと感じるなら、年齢なんてどうでもいい話のように思います。

どこかの山奥で暮らす民族の人たちは自分の誕生日や年齢を知らずに過ごしているようです。しかし、問題なく生きています。
生きるということに、年齢ってそんなに重要ではないように思います。
重要なことは夫婦が信頼しあい、助け合いながら生活を共にする覚悟があるかどうかということでしょう。

先のことは誰にもわからないこと、今の彼の様子から信用できる人かどうか、彼のために生きたいと思えるかどうか、そこが重要なんだと思いますよ。

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おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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自分を信じて生きる

他の人が後悔しているから、あなたもきっと後悔すると?
それはフタを開けるまでわからないよね。
結局、不安の心というものは、あなた自身が作り上げている妄想でしかないのです。

「妄執から憂いが生じ、妄執から恐れが生じる。妄執を離れたならば、憂いは存しない。どうして恐れることがあろうか」
(ブッダの真理の言葉 中村元 訳)

もちろん、不安になる気持ちはよくわかりますよ。
一寸先は闇、自分の人生がこの先どう転がってゆくかなんて、誰にもわからないのですから。

けれども、過ぎた過去をいつまでも後悔し、まだ来ぬ未来を憂うことは、私に言わせれば時間のムダ。
結局、今を生きる私たちには「今、ここ」しかないわけで、「今、ここ」の範囲内でベストをつくすしかないのです。

「行雲流水」という言葉があります。
空を行く雲は、風によって刻々と形を変えてゆきますが、それでも雲は雲。
川の水は流れる間に、岩にぶち当たって方向を変えたり、地形に応じて形を変えますが、水自体の本質は何ら変わることはありません。
あおばさんもそう。
一人の女性であり、娘であり、恋人でもあり、やがては妻に、その先は母になるのかもしれません。
時間とともに変化はしてゆきますが、この世界にたったひとりの「あおば」さんという真の人間性、変化することの無いあなたが、あなたの中に在る。
それを信じて欲しいのです。

結婚は人生の一大事、空気感に流されてしまうのではなく、しっかりと自分の頭で考えて決めましょう。
そうして決めた道ならば、あとはベストをつくすのみ。
どのような結果になろうとも、後悔はしない。
自分を信じて生きる人は、そんな生き方ができるのです。

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有り難し
おきもち

様々なつらい別れや痛みを、私も経験しながら今日を生きています。 あなたの...
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心配はしなくてよいが、計算はしておきましょう

事実として年の差はあるわけですから、あなたが何歳のときに彼は何歳で、生活はどうなっているかとか、計算はしておいた方が良いでしょうね。
たとえば、仮に将来の日本にまだ定年退職の制度があるなら、彼の方が早く無職になる可能性がありますよね。
そのような計算は一応しておきましょう。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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