母がどうしても許せず、怒りが湧き上がってきます
小さい時、両親が毎日喧嘩して(一人っ子だったので、逃げ場もなく)、その間に立たされていました。
昔から、親戚の家族に混ざりたかったり、友だちの家族に憧れたりしていました。周りからも母からも反抗期だと言われ、そう思っていました。
でも、小学校の終わりぐらいから、少しおかしいということに気づきました。
母は上機嫌な時に楽しく話していると、突然怒り出してきて、その理由がどうしても分からなかったです。
どんどん母が恐ろしくなり、探り探り話をするようになりました。
すると、今度はわたしの話を一切聞かなくなりました。
母はいつも、思ってることをなんでも親に話せるのは幸せだよ。と言います。
そうですね。と返しながら、自分を痛めつけていました。
長い文章になってしまい、申し訳ありません。
そのまま書くことしか出来ませんでした。
下記からが、今悩んでいることになります。
半年ほど前、うつと診断されました。前から思っていたことなので、やっぱり、、と思ったのですが、学校を休学して休養することになりました。
家に居場所は無かったので、一人暮らしの家で暮らしていたのですが、どうにも休まらず、親戚の家を点々としました。
そこで、母に今までの思いを告げる機会がありました。吐き出して、吐き出して、今まで隠していた醜い言葉も全部、思っていたことを告げました。
すると、申し訳なかったという言葉が出てきて、これで和解できると安心しました。
でも、ちがいました。わたしは悪くない、娘が悪い。という結論だったらしいのです、、。
このようなことがあり、もう母のことも忘れて生活したい、上辺だけで付き合えばいい、というように生活していきたいです。
でも、夜寝る時やお風呂に浸かっている時、くらい気分の時などに怒りがふつふつと湧き上がってきて、どうしようもないくらい悲しくなるんです。
これは、何年か経てば収まるものなのでしょうか?それとも、ずっと苦しいままなのでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。お嫌でなければ、回答をよろしくおねがい致します。
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多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
許す必要はありません。むしろ許そうとしないことが大切です。
ぺちゅ様
こんにちは。拝見させていただきました。ハスノハにご相談いただいて有り難うございます。
お母様を許せないとのこと。端的に言いますと許さなくてよいです。とんでもない母親ですね。そんな人間を許してやる必要なんてないのです!・・・とまぁ言い過ぎるくらいわざと書いてみました。ただ、ぺちゅさんの本心はそういうことを望んではいないのではないかなぁとも感じました。ぺちゅさんは優しい方なので、どんな母親であったとしても「許さなくてはならない」と心のどこかで自制しているのだと思います。自分自身の本心を押さえつけているからこそ怒りが知らせているのです。人間が悩むのは「自分の言いたいことが言えていない」か「自分のしたい事が出来ていない」からです。その奥底には「思い通りになるべきだ」「自分は大切にされるべきだ」という自分がいます。
ぺちゅさんの思いをお母さんに「受けとめてもらえなかった」気持ちが心の中に残り続けているのではないかと思います。「お母さんが悪かったごめんね」「もっと話を聞いてあげれば良かったね、お母さんの子供に生まれてくれてありがとう」と心から言ってくれたら変わったでしょうか。どんな言葉をかけて欲しかったのか、その事を自分の心に聞いてみるのも大切だと思います。
ですから無理に許さなくてよいです。それよりも自分自身の心の中にいる「すねてしまった自分」に気づくことが大切だと思います。ひょっとするとお母さんもお母さんのお母さんに受けとめてもらえなかった人なのかもしれません。何かつらい思いを抱えて生きてきたのかもしれませんね。
イライラしてきたら深呼吸。そして窓をあけて部屋に風をいれる。部屋を掃除しましょう。いわゆる断捨離に取り組んでいください。捨てる時はお母さんへの怒りを一緒に込めて捨てるようにしてください。自分の人生を生きること。決して許そうとしないように。許す許さないは自然と起こることです。自分でコントロールしようとしないこと。お母さんはお母さんの人生、あなたはあなたの人生を歩みましょう。応援しております。合掌
怒りは毒
自分の気持ちをお母さんに分かってもらえないというのは、とても辛いことだと思います。
おそらく、お母さんには何らかの精神的な病が元々あったのではないでしょうか。
そのために急に怒り出したり、あなたの気持ちも理解できなかったり。
でも、少しくらい優しい時もありませんでしたか?家族のために料理や洗濯など頑張ってませんでしたか?あなたが家を出る時、応援してくれませんでしたか?
人にはいろんな面があるのです。
多面体を思い浮かべてください。
たくさんの面がありますよね。
人の心はこのような形なのです。
誰にでも良いところが有れば悪いところもある。笑う時があれば怒る時もある。元気な時があれば落ち込む時もある。サイコロの様にコロコロと転がっていろんな面が表に現れるのです。
許してあげましょう。
そのままのお母さんを受け入れてあげましょう。
お母さんと距離をおいても構いません。
しかし、心では許してあげることです。
お母さん、あの性格で、ちゃんと生活できてるのかなあ〜、そろそろ老眼や四十肩になるだろうし、更年期障害も起きるかもしれないし、大丈夫かなぁ〜、と少し心配してあげましょう。
うつ病の原因の多くはストレスですが、そのストレスの原因の多くは怒りの心です。
怒りとは仏教では毒に例えられています。
つまり、怒りを持てば、その人自身が毒に蝕まれ苦しむのです。
あなたのためにも、どうか、お母さんを許してあげて、怒りの毒から解放されますよう、願っています。
質問者からのお礼
そう言えば、母は兄弟が多くて祖母に相手にしてもらえなかったり、いろいろ悩みを抱えていたな、、と思い出しました。
そして、悔しくもわたしも同じような性格なので、許すことはしないですが、理解だけはしていこうかと思います。
いつか、怒りという毒の感情から、しょうがないなという風に持っていきたいです。
ありがたい事に一人暮らしをさせてもらっているので、次会うときは少しでも楽な気持ちで会えたらと思います。
あのような長い文章を読んでいただいて、、
全く違和感もなくすーっと心に入っていく言葉で、心が軽くなりました。
回答ありがとうございました。