死にたい
前期国立大学医学部不合格でした。私は前期国立しか受けておらず2浪確定です。本当に悔しくて涙が止まりません。苦しくて辛くて死にたいです。この一年、色々なことを犠牲にして努力したのに何だったのだろうと。高い予備校代を払ってもらい、応援し続けてくれた両親にも申し訳ないです。来年に向けて気持ちを切り替え、勉強しなければならないのにそんな気にもなれません。もう一年勉強し続けなければならないのかと絶望でいっぱいです。さらに幼馴染が志望大学に合格し、おめでたいはずなのに嫉妬やら妬みやらで素直に祝福できません。
本当に消えてなくなってしまいたいです。自分ではこの気持ちをどう処理してよいのか分かりません。誰か助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
先ずはお茶でも飲んで落ち着いてください。
他の合格者があなたよりもっと頑張っていたということです。
ですから仕方のないことです。
でも、だからといって死ぬ必要はありません。
まだあなたの人生は始まったばかりなのですから。
これからしばらくの間は進路についてもう一度考え直してみませんか?
あなたは人を助ける仕事をしたいのでしょう?
それなら、医者以外で苦しんでいる人を助ける仕事がないのか?
医学の向上や普及に貢献する仕事はどうなのか?
医者以外でもあなたの目的を果たすことはできるのではないでしょうか?
それも考えてみませんか?
他の道も考えた上で、来年は医学部と他の道の学部の二本〜三本立てで臨みませんか。
あなたの力を必要としている所がきっとあると思います。
あなたの力を必要としている人がどこかにいると思います。
あなたを待っている患者さんのためにも、もう一度頑張ってください。
なお、私の知り合いには一旦他の部を卒業したのに、やはり医者を諦められずに医学部を受験して合格し、再び入学した人もいます。
今はちゃんと医者として活躍しています。
年齢的には4浪並になりますが彼は全く気にしていませんでした。医者になる大きな目標があるのですから。
また、ソプラノ歌手の村上彩子さんは東京芸大を7回目の受験で合格して、今はソプラノ歌手として活躍しています。彼女も何度も挫折しました。死も何度も頭をよぎりました。しかし、どうしても歌いたい歌がありました。みんなに聞いてほしい歌がありました。その思いが彼女を支えました。
周りの人の視線や、親からのプレッシャーも苦痛だと思います。幼馴染に素直に祝福できないのも分かります。しかし、それはあなたの中にプライドという余計なものがあるからです。
今はプライドは捨てて、自分がどのように人を助けていくことができるのか、考えてみましょう。
道も一つではないと思います。
もちろん医者を目指すこともいいですよ。
私の知り合いや村上彩子さんのように諦めずにチャレンジすることはとても立派なことだと思います。
お父さんやお母さんにも相談してみましょうね。きっとどんな道を選んでも応援してくれると思いますよ。
お金のことが気になるなら少しバイトするのもいいと思いますよ。いい社会勉強にもなりますからね。
あなたの努力は無駄では無い。通過点に過ぎない。
過去の努力を考え、未来への不安を抱える、しかし、あなたがいるのは過去でも未来でもない、今。
過去はこうしている間にも幻のように消えていく。未来はまだあなたの頭の中の想像でしかない。
不合格は残念だったことだと思います。思い通りにならないのは、辛いものです。
しかし、世の中思い通りになることは一つもありません。
私は、「私は花粉症では無い」と自分に言い聞かせていますが、鼻水は止まらず、喉は痛い、遂に咳が出始めました。
思っているだけでは何にも変わらないようです。病院でお薬でももらって来ないとよくならないのかもしれません。
あなたがこれまで努力してきたことは無駄にはなっていませんよ。知識は蓄えられていることでしょう。そして、将来もまだ決まったわけでは無いのです。10年後の世の中のことは誰にもわからない話です。
あなたができることは、今を生きること。先を心配したり、過去を後悔したり、人を妬んだりしていても、今を生きているのです。その時間をどう過ごし次につなげるかはあなた次第です。目の前の現実を見て、聞いて、感じて人間らしくハツラツと生きてください。
質問者からのお礼
聖章様、お返事ありがとうございます。
少し冷静に考えられるようになりました。祖父の死をきっかけに医学部を目指すようになったのですが、それすら見失い、くだらないプライドで自分自身を苦しめていたことに気づきました。自分と向き合い、反省してまた頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
邦元様、お返事ありがとうございます。
もっと頑張っていたらよかったとか、この先不安だとか、そんなことばかり考えていました。そうではなく今どうするべきかを考えていきたいと思います。これまでの努力は無駄ではないと言って下さったおかげで少し心が楽になりました。
本当にありがとうございました。