怖いと思うことが増えました。
好きなことを仕事にし、仕事も大好きで、プライベートも楽しんできましたが、この2年くらい、漠然とした恐れや怖さを感じて消極的になっているのでそれを変えたいです。
ちょうど転職をし、新しいことを始めていましたが、なかなか仕事にも自信がもてず、どちらかというと守りの姿勢になっています。
結婚や出産も縁がなく、焦っているのもあると思いますが、一生これをやっていきたいと思えるものが見つかっていないのも不安です。やってみたいという気持ちよりも、条件や費やす時間を気にしている気がします。
現在の年齢と自分の理想にズレが生じていることに不安を感じているのでしょうか。心の持ちようと思いながらも不安になります。
自分の外見、言動や行動がまわりからどう見られるか気になる。相手の外見、言動や行動から勝手にいろいろ推測してしまう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
恐怖 は 無明より生まれる
怖いという事は知らないのです。
よく分かっていないのです。
そのものの実物の姿、本当の姿を勝手に推測しているから怖いのです。
この世に世界が二つあるとします。
一つは現実の世界。
一つは思いの世界。
(^<^)おそらくあなたが向き合っているのは、思いの世界です。
現実を相手にしなくなってきている。
それが、あなたを世界から遠ざけている。
しかも、有りもしないことを誇大妄想であれこれ考えて、妄想という猛獣を大きくしている。
だから怖れているのは、自分の思いです。
自分の思いなのだという所まで今日中に見抜いてください。
何故なら、あなたが思い描いた、その恐ろしい世界が、現実の目の前にあるのでしょうか。
無いはずです。
だからそれはあなたが作り出した、何年も先の事を、今この瞬間に生み出した「念」なのです。
念とは、「今」と「心」と記します。
たった今の思いでしかないのです。
思いは幻です。
有ると思ったら掴んでみてください。一休さんがトラを屏風体してみてくださいと言ったように、机の上にでも出してみてください。
恐怖とは、無いものを有ると思うこと、そうでないことを、今の内からそうであると思いこむ、自分自身の思い込みなのです。
思いの世界で泳いで溺れるよりも、
現実の世界でどんどん実行しましょう。
あなたは、満ち足りた存在です。ご安心ください。
不安や恐れはなぜ起きるのかに気づくと安心した生活が送れるのではないでしょうか。
物事を捉える時に、人と比べたり、自分の理想を人や自分の現実に押し付けたりすると、そこでギャップが生まれた時に不安も生まれます。
あなたとは、今のあなたであるはず。常にあなたはあなた。誰かと比べたり、理想がくっついた存在ではありません。過去のあなたでもありません。
ご自分を、勝手な解釈で評価し、将来を気にしたりするのでしょう。今は満ち足りているはずなのに、欲しているのです。それは自分勝手な評価をしているからです。
今のあなたをじっくり見てください。理想なんかなくてもしっかり存在し、生かされているでしょう。
自分を偽らない。 ちゃんと弱音を吐く
salasalaさん
あなたの生活は満たされている
しかし、実のところ何も満足していない
あなたが心の奥底に抱えている欲求に向き合わず
仕事も大好き、プライベートも楽しんできたと
自分を偽っているから不安なのだと思います。
“結婚や出産も縁がなく、焦っているのもあると思いますが、一生これをやっていきたいと思えるものが見つかっていないのも不安です。”
仕事もプライベートも満足できていない
まず自分を偽らない。
ちゃんと弱音を吐く
自分がどういうことをしている時に
幸せを感じて安心できるのか
どう生きて行きたいのか
間違えながら、試しながら
求めていくことだと思います。