過去に囚われず生きたい
最近、毎日のように過去の記憶を思い出して後悔したりクヨクヨしたりしています。
今の日常が大切とわかっていながら、後向きになってしまいます。
今、過去を振り返ることに意味があるのでしょうか。
また、過去の記憶のほとんどが嫌な人間関係についてなので、嫌な人に出会う意味は何なのか考えてしまいます。
自分を成長させるために思い出すのだろうかとも思いますが、早く嫌な記憶から逃れたいと願っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからが、これまでを決める!
私もよく過去を引きずって、中々前に踏み出す一歩が踏み出せなかったことがありました。
そんな時に出会った言葉が、
「これまでがこれからを決めるのではない。これからがこれまでを決めるんだ。」という言葉でした。
過去の事実は、変えられないけれども、これからの自分自身の生き様によって、これまでの経験の意味合いは変わってくるのではないでしょうか?
まずは、一歩、前に踏み出してみませんか?
これからを見据えて
拝読させて頂きました。辛い過去を振り返ると思い悩み前に進むことも躊躇してしまわれておられるのでしょうか。つらい思いがあなたの心に押し寄せて悲しみ苦しい思いに満たされてしまっておられることかと存じます。
あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
そうですよね、過去は変えることはできません。今の自分があるのも過去からの積み重ねです。その中でもつらい出来事はいつになっても決して消えることはないでしょう。そのことにこだわるならばなかなか前には進めなくなってしまうでしょう。
今の現状があまり良くない場合には、余計にそう思えてならない状況にもなるでしょうね。
心は許容範囲があり、限界もあります。その苦しみの度合いが深ければ限界を超えてしまいます。そうなるとなかなか心を平常に回復させることはできなくなってしまいますね。
夜も眠れなくなり、疲れも取れなくなってしまいますからね。
ただやはり合間合間にその思いを手放して心を休めて頂くことは大切なことでしょう。できるだけ見方を変えて客観視してみて手放すことを心がけてみてください。過去のことでも様々に見方や考え方もあります。しばらく距離を置いて見てみると全く違う観点や状況や影響も見えて参ります。
全てが自分にとって良いこととは限りませんが、全てが悪いことばかりではありません。
自分のせいでもあることもありますし、他者により導かれたこともあります。
そして今はまだ途中経過の最中です。
自分がこれからどの様に生きていきたいかによっても変わって参ります。
心を休めながらもしばし冷静にこれからの自分を見据えてみてください。
未来の自分がどうありたいのか、周りの方々とどの様な関係で生きていくことが望ましいのかをあせらずにじっくりと思い描いてくださいね。
あなたを心より応援させて頂きます。
質問者からのお礼
励ましありがとうございました。
これからは変えられると言い聞かせて頑張ってみます。