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涙が止まりません…

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有り難し有り難し 27

以前こちらで、私をいじめた男子たちが許せないと相談しました。

今、そのことを思い出して、涙が止まらず、眠れないのです。

いつもそうです。
ふとした拍子に思い出しては、涙が止まらないのです。

私をいじめた男子たちは、私をここまで貶めて、人の心がないのでしょうか?人として胸が痛まないのでしょうか?

そうやって人を傷つけておきながら、自分の子供にはいいお父さんづらがよくできると不思議でなりません。

どうしたら忘れられるでしょうか?
今も涙が止まらないのです。

助けて下さい…


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

吐き出す場所を見つけて下さい

育児、大変ですよね。そろそろギャングエイジの片りんを感じる頃でしょうか。

過去の貴方の忘れられない記憶を、もっとしっかり、とことん吐き出す場所を探しませんか。
hasunohaがその手助けになるのなら、もっと聞かせて下さい。

ただ、あくまでここは文字のやりとりです。文字に思いを込めて下さっても、私は直接貴方の涙をぬぐって差し上げられません。十分な助けにならない私自身が忸怩たる思いです。

ところで、貴方自身を少し客観的な目で見てみませんか。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)という疾患を聞いたことがあるでしょう。
育児ストレスや、何かのきっかけで過去の記憶に閉じ込めていたものが噴き出してくる出来事は、このPTSDに近いものがあるかもしれません。

もし、お子さんを一時的に預けたり、ご家族に託せる時間を持てたら、一度、カウンセリングを受けてみませんか。

いじめを受け、耐え続けたことを乗り越えて今の貴方があるのかもしれませんが、実は無理に乗り越える必要はないと思います。忘れる必要はないのです。その辛い記憶の時間を生き抜いた経験は、いまの貴方が貴方らしく生きるための大切な「辛い記憶」です。

どんな過去の出来事でも、たとえ涙が止まらなくても、自分自身の抱えるものを丁寧に聞いて下さる方に打ち明けてみる機会を考えてみて下さい。
大丈夫です。いまの貴方は大丈夫ですから、少し勇気を出して相談してみて下さい。

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北海道の内陸にある浄土真宗の寺院を預かっています。法名(仏弟子の名前)、釋 真慧(しんえ)と申します。 私へのメール ichijoji@outlook.jp ウェブサイト http://tompe4.wixsite.com/ichijo-ji お寺のほか保育園/学童保育を運営、日々子どもたちと向き合っています。心身の障害や発達障害の子ども、ご家庭の困難などに丁寧に向き合っていくことを心掛けています。保育園はすべてベクレルフリー食を実践しています。

因縁(原因と条件)

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

学生時代、拙生にもある誤解から受けた嫌なことがあり、しばらくは忘れられずに、怒りが収まらない時期がございました。

しかし、仏教を学び進めるにつれて、逆に、その者たちを憐れむ気持ちが出て参りました。

全てのモノ・コトというものは、必ず因縁(原因と条件)で成り立っています。

ですから、その嫌なことを拙生にしたのも、悪い因縁が重なってしまったがゆえであったのだろう。悪いのは誰か・・その人の頭か、手か、足か・・と探しても、最初から「これだ」と言えるような実体はどこにも見当たらないのであります。(例えば、悪いことをする実体があるとすれば、それはその人の生まれてすぐの赤ちゃんの頃からも常にあったはずであります。)

実は、悪いのは、その人ではなくて、そのようにしてしまうに至っている因縁なのであります。

逆の立場だったら、拙生ももしかしたら・・と。

今さら因縁について責めるわけにもいかず・・と。

そして、また善い因縁があれば、きっと善い行動ができる者になることもあるだろうと。

その善き因縁を調えるためのヒントは仏教にも多くございます。

その者たちや貴女さまをイジメた者たちに届くかどうかは分かりませんが、善き因縁を調えることにより、善い行いをして頂ける方々が増えて参りますように、少しなりにも努めて参りたいと存じております。

そうすれば、拙生や貴女さまのように苦しむ者も少なくすることができるようになるはずです。

川口英俊 合掌

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最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断しています。 https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k

質問者からのお礼

お二方、ご回答ありがとうございました。

真慧様には、メールを出させて頂きました。
お時間の許すときに、目を通して頂けたら幸いと思います。

多分、これからも私はずっと、この傷から逃げられずに生きていくことになると思います。
私は逃げないで、一生かけて向き合って生きていきます。

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