インターンシップ
わたしは議員さんのインターンシップに参加しています。わたしのゼミでの専攻が財政であることから、論文を書く手がかりになるかもしれないと先輩がすすめてくれました。
しかしいざ入ってみると、1日10時間も議員さんのビラをポストに入れる仕事をやらされるばかりでした。「この仕事が終われば議員さんに同行したりできるよ」とは言われましたが、肉体への疲労がひどく、家に帰っても何もできず寝るだけになってしまい、チームで書くはずの論文が何一つ進んでいません。それどころか食事すらままならない状態です。
加えて、配ったビラの枚数が事務所に掲示されるのですが、そのやり方自体も競争をあおるようで嫌いですし、先輩などからはよく煽られます。最近はノルマ達成できるかが不安になって寝付けなくなってしまいました。
インターンを辞めるつもりでいるのですが、どうなのでしょうか?意見を聞かせてもらいたいです。
他人への嫉妬 自己嫌悪
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そういう世界だと知っただけでも勉強になった
始めから、やりたい仕事をやらせてもらえるわけがないのです。
期待しすぎるから辛く感じるのです。
議員さんの世界がそういう世界だと肌身で感じただけで勉強になります。
外から見えてる世界は舞台の上だけで、舞台裏でその何倍もの手間ひまをかけて準備をしているのは、どんな仕事でもそうでしょう。
辞めても単位取得に支障がないなら、辞めてもよいと思いますが、今の経験を「無駄だった」「なんか意味わからんことをひたすらやらされて終わった」「損した」としか考えないなら、何の勉強にもなりません。
期待はずれでも、何かを学びとっていただければよいと思います。
その政治家が本当に世界を変えるわけでもない
でも世界を変える働きかけにはなるかもしれない。
佛教では縁という言葉があります。
やることも縁。
やらないことも縁になります。
やれば、やったという事がおこなわれます。
やらなければ、やらなかったという事がおこなわれます。
それが 働きかけ 作用 結果に影響をもたらす 縁 です。
わたしどもは 縁加え とも申します。
縁を加えることで、結果が変わります。
参加しても結果。
やめても結果。
そこでどのみち学びはある。
政治家だけが政治活動をしている訳ではありません。
あなたが宗教的な行為をすれば宗教家となり、盗みを働けば泥棒と言われてしまい、人を助ければサポーターとなり、歌で人を喜ばせれば歌手と呼ばれましょう。
あなたにもできることがあるはずです。
私のリスペクトするある方は政治家の道を志していましたが、あえて政策プロデューサーの道を選択されました。表に出て活動する政治家よりも、実質的に世の中をよくするための政策、法案を考えるのです。
そういう形ででもちゃんと政治に直接かかわっています。
質問者からのお礼
ありがとうございます!「ムダ」だと考えず、後に活かせるものがないか探す、という姿勢が大事なのですね!
とても勉強になりました!ありがとうございます!
ありがとうございます。そうですよね、学生をタダ働きさせるような政治家ですもんね…