介護福祉士の資格をとるために働きながらとるか学校に通いとるか
私は去年まで看護学生をしていました。
ですが、看護学生の3年生になり実習先の指導者にあなたが看護師になるのは恥ずかしいと言われそこから自分が看護師になるのに自信がもてず精神を病んでしまい中退してしまいました。
そこから約一年間、自分がしたいことがわからずバイトをしながら毎日を無気力に過ごしていました。
そんなある日、介護士をしている50代の女性に「あなたは優しい人だから介護士になりなさい」と言われました。
その言葉を聞いてから私の中で、介護福祉士になりたいという思いが芽生えてきました。
ですが介護福祉士になるにはまず3年間の実務経験が必要とのことなので、私は3年間実務経験をして資格をとろうかと思い親に相談したところ「もしその気があるなら学校に通うのはどう?」と言われました。
学校に通う場合であれば二年間で介護福祉士の資格がとれるのですが、私の場合看護学校での奨学金の返済もあるのでこれ以上経済面で親の負担をかけたくないし、学校の入学まで後1年待たないといけないし、入試に受かるかも不安です。
働きながらであれば給料も入り奨学金の返済も少しずつできると思うのですが、働きながら勉強の両立はできるのか?という不安がありどっちを選べばいいのかいま悩んでいます。
また看護の実習以来なにをするにも臆病になり、失敗したときのことを考えてしまい身体が震えてしまいます。
こんな情けない私ですがもしよければ回答をお願いします。
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優しさだけではなく強さが必要です
ユーキさん
精神を病んで学校を中退したということですが、現在も病院に通院しているのでしょうか?「看護の実習以来なにをするにも臆病になり、失敗したときのことを考えてしまい身体が震えてしまいます」➪この症状が今も続いているなら、まだ治療の必要があると同時に、主治医に介護の仕事に従事することについて相談して進めてください。
医療の現場も福祉の現場も失敗が許されない場所であることに変わりはありません。いろいろな職種のとの関り、様々な経歴の利用者さんを相手にしていかなくてはなりません。この職種の適性として優しさは必要ですが、何事にも動じない精神的なタフさも必要です。
実習先の指導者の言葉は配慮のないもので、指導者として不適切発言です。そういう人が担当だったのは本当に残念なことでした。でも残念なことに、こういう人は福祉職にもいるし、暴言を吐く利用者さんもいます。
「あなたは優しい人だから介護士になりなさい」と言われ、介護福祉士になりたいという思いが芽生えてきたということですが、優しさと仕事としての適正は別のことだと思います。
介護の実習でも同じような配慮のない指導者がいても、立ち向かう覚悟ですか?わがままで攻撃的な利用者さんもいるし、無神経なこと言うスッタフもいます。それでもこの仕事をやりたいと思えますか?その答えがYESであるなら、自分の弱さ(億劫さ 震え 不安)を克服していく覚悟をもっていかなくてなりません。対人援助職は優しさと同じくらい、タフなクールさも必要です。そうでないと心が壊れます。
あなたの心が耐えられないのなら、優しさは別の場所や方法で生かすことができます。先の目標がなくて、焦る気持ちがあるのはよくわかります。親を安心させたい気持ちもあるのだと思います。でも、もう一度よく考えてみてください。
介護福祉士になるなら、あなたの場合すでに看護学校で2年の教育を受けていて、基礎知識があるので、他の人より知識面ではずっと有利だと思います。そういう意味では、いままでの2年間が生かせますね。働きながらでも大丈夫ではないですか。
あなたが優しさと同時に強さも身につけられ、活躍できるようになることをお祈りさせていただきます。応援しています。仙如