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自ら死ぬ時、まわりを後悔させたくない理解してほしい

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2度目の質問を書きます。
お盆には彼の実家の手伝いをし、彼の四七日がありました。檀家さんへの挨拶では私との付き合いを再び話されました。葬儀でもそうでしたがすでに有名人です。家族のように存在するが家族ではない、彼の実家は孫が生まれて明るい光が差し込んでいるのを感じますが、それがまた私だけ とりのこされたようです。昨日から自宅に戻りましたが以前よりも孤独の苦しみを感じます。気持ちが落ち着いたと思っていたのに、冷たい顔、痛々しい跡。留守電に残った「電話に出てください、誤解なんだお願いします」と言う言葉を何度も聞いて、自ら死を選ぶ道しかみえません。ただ、急にいってしまう事はまわりに後悔する人を増やしてしまう、迷惑をかけたくないと思いますので、仕事を休みまわりにも楽になるために自分で選んだ道、誰に何を言われようと生きてはいけない。と言うことを伝えて死にたい。悲しませることは分かりますが早く楽になりたい気持ちしかありません。10月には百か日が終わりますので、それまでに片付けなどを済ませていきたいと思います。これからは辛い、苦しい悩みは他人には言わないようします。こういう道もあるのだと思いますが、仏教の教えでもよしとはされないのでしようか?
何か一言でも言葉がいただければ今日1日のちからとなれる気がします。
よろしくお願いします


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お坊さんからの回答 6件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心は無常

まず、自殺願望は「うつ」が原因の場合が大半ですから、あなたの脳・神経の状態が健康に戻れば、
「死にたい」という願望自体が消えてしまう可能性があります。
風邪が治れば鼻水が止まるように、うつが治れば自殺願望が消える場合があるのです。
是非、心療内科など専門機関に相談してみてください。

仏教では、心は無常であると言います。
つまり、感情は時間とともに変化するのです。
しかし、自殺してしまえば事実は消せません。
自殺を決行してから、実際に息を引き取るまでの間にでも気持ちが変わって、「やっぱり死にたくない」と思う可能性があります。

仏教は自分と他人の悩み苦しみを減らすための教えですから、自殺することで周囲の他人を苦しませるとわかっている場合、自殺はおすすめできません。
ですから、自殺しないで、自分の悩み苦しみを減らす方法を探すのがベストです。
くりかえしますが、心(自殺願望)は無常(変化します)。
トイレでおしりをふく瞬間にも自殺のことを考えていますか?
自殺のことを考えない時間(秒単位にコマ送りで心をプレイバックしてみてください)は、
今日だってあったはず。
自殺願望が消えている瞬間の心を、うまくつかんでください。

人の欲求は独り歩きします。パズルのピースを手に持ってしまったら、型にはめこみたくなる。そこでは、なぜパズルをしだしたのかの理由が置き去りになり、欲が主導権をにぎり手を動かす。
自殺願望も、本当に自殺が必要かの理由を置き去りにして暴走する欲求になりますから、ご注意を。

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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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死んでも償いにはならないと思う

あなたが死んでも正直、償いにはなりません。どうか貴女だけは生きてください。
あなたの家族も同じ思いをして、後追いで死んでしまいます。
どうか負の連鎖を断ち切ってください。
理解して受け止めてくれる人たちもここにもちゃんといます。
私も学生時代に自殺願望がありました。夜も寝られず、いいちこの一升瓶を立て続けに飲んで最後に遺書も書いて2日でウイスキー900ボトルを3本開けた時、血を吐いて、ああホントに死ぬんだ!と思いました。
その時、私はそれまで死にたかったはずなのに「私の命」はガタガタぶるぶる震えて生きたがっていることに気が付きました。死を選ぶ前にどうか、そこを感じてください。
死ぬ前に思い出してください。心臓はドクンドクン、目はかっぴらき、ああ、死んじゃだめだ!生きたい、この苦しみから救われたい!自分の意志は死のうと思っていても自分の生命の主は助かりたいと叫んでいる声を聞くことを忘れないでください。
あなたの死にたい意志に勝る、あなたの生命のSOSを聞いてください。
私も当時、ああ死んだらどんなに楽だろうと思いました。
死んだ方が楽だと思えて仕方ないのですよね。
人から誤解される事、冷たい視線を浴びる事、本当につらかったです。
丁度うちのお寺にも毎日のように自殺したいという方がお見えになっています。
家族を含めた3人が自殺。人も死に追いやってしまったそうです。
彼も今、生きることを頑張って選択してくれています。
人付き合いを思い切って変えるだけでいいのです。
彼を追い込んだのは、あなたと出会う前からの長い付き合いであった彼の家族と麻薬、薬の多量摂取こそが深く関わっています。あなたじゃありません。
もっと世界って、真実を理解してくれる、やさしい人たちって、沢山います。
彼は最後まで親の拘束に反抗できなかったのではないでしょうか。
もう、あなたまでもが命を絶つ必要なんてありません。
責任を感じるならばその分、誰かのためになってあげてください。
人間、一生、自分の命を生きるしかないのです。
あなたにはあなたの選択があります。
自殺をしたがっていた私も彼も、今も生きています。
生きて、生きてあなたのような苦しみを味わった人の力になってあげてくれませんか。
死ぬくらいの力があるなら、うちのお寺に来てください。是非ともお伝えしたいことがあります。

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おきもち

ご紹介と押しつけですが

 この「hasunoha」はインターネット上のQ&Aサイトですが、お坊さんと手紙でやりとりできるグループもあります。「自死・自殺に向き合う僧侶の会」といいます。担当のお坊さんが往復でやり取りして下さるそうです。私はそちらには属しておりませんが、コンタクトしてみてはいかがでしょうか。気持ちを文字にすることで、何か変化が起きることはあり得ますよ。

 もう一つは、私からの願い・祈りです。
 貴女の文章の最後、「何か一言」とは、とても良い問いかけだと思います。
千一夜物語をご存じですか。アラビアンナイトです。「続きはまた明日」「また明日」…。と、いつ果てるか分からない物語が続いていくのが特徴です。いくら「いい話」を聞いても、いつ「究極の答え」が来るかは分かりません。この「hasunoha」も、明日になれば、また新しい問答がなされている筈です。いつの日か、あなたが「早く…しかありません。」以外の思いを抱くことが起きるかも知れませんよ。明日も「hasunoha、今日はどんな問いかけが来てるかな」と、他の方からの問いも開いてみて下さい。そこに「何か一言」を発見するかも知れませんよ。

 こんな事を書くのははなはだ押しつけがましいと思うのですが、私は、貴女のことを祈っています。貴女が勇気を出して、ご自分に素直に、お気持ちを表明して下さったからです。有り難いことです。

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おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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心を澄ませて…そっと耳を傾けて…

人間は死んだら何も無くなるのでしょうか?
もしそうであれば、葬儀も法要も必要ないはずです。

亡くなった彼は貴女に何を望んでおられるでしょうか?
自分の死が原因で貴女にも亡くなってほしいと望んでいるでしょうか?

今、貴女は本当に苦しくてお辛いことと思います。
泣けるだけ泣いていいのです。
泣きながら生きていいのです。

泣きつかれたら…深呼吸をして…胸に手を当てて…
心を澄ませて…亡くなった彼の言葉を聞いてみてください。

彼は愛する貴女に何を望んでいるでしょうか?

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おきもち

仏道に入門して40年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さん...
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悲しみを増やしてはいけない。

大変辛い思いをされているご様子。
お察しするに余りありますが、もう一度考えてみて下さい。

あなたよりももっと苦しい思いをされている方々があなたの目の前にいるのではないですか?
我が子に先立たれることは、親として想像を絶するほどの苦悩です。
出来れば身代わりになりたいとさえ真剣に思えるほどです。
何十年も手塩にかけて育ててこられたご両親、特に、お腹を痛めて産んだお母様の苦しみはあなたなどの比ではないはずです。

あなたは彼を自分のせいで死に追いやってしまったとご自分を責めているかも知れませんが、並の親ならば、それを聞いてあなたを恨んでもおかしくありません。

しかし、それを知って尚、あなたを温かく周りに紹介して下さるようなご両親です。
そのご両親は、あなたのことを我が子のように思ってくれているのではありませんか?

あなたがこの世を去られて、彼のご両親に追い打ちをかけるのですか?
あなたのご両親やご兄弟はどうですか?

あなたの事情を知っていながら何も出来なかったと、あなたと同じ苦しみを沢山の人が持つ結果にはなりませんか?

自死は悲しみしか生みません。
今の彼があなたやご両親の姿を見て、彼が後悔していないとでも思っていますか?
あなたなら、自分と同じように苦しむ人の姿を冷静に見ていられるのですか?

死んで寂しさや苦しさを逃れることなど出来ません。
安らぎを得るとか罪が償えるとかそんなことはあり得ません。

その辛さを知っているあなたが、同じ辛さを人に与えてはいけません。
苦しむ人を増やしてはいけません。

私にも長女に先立たれた経験がありますから、ご両親のお気持ちは痛いほどわかります。
20年も前の話ですが、今でも思い出すと胸が苦しくなります。
しかし、他のことに無理矢理でも目をやって懸命に生きるしか方法がないのです。

考えてみて下さい。
あなたを温かく迎え入れて下さった彼のご両親のご恩に背くようなことをしては、あなた自身がもっと後悔するのではありませんか?

年月や人との出会いが次第に普段の日常から消してくれる日が必ず来ます。
今の辛さに負けて逃げてはいけません。

百ヶ日という区切りを、あなたの人生の区切りではなく、彼の自死という現実との区切りにして欲しいと切に願います。

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おきもち

人を悲しませないでください

彼を亡くし悲しんだ人は多くいたはずです。今もなおあなたは苦しんでいるのでしょう。あなたが自殺しては同じ苦しみの連鎖を作り上げるだけです。様々方が悲しむことでしょう。

「彼がなくなったのはあなたのせいではないです」自分を責めないでください。彼はそんなことを願ってはいないでしょう。彼の生命は確かに途絶えてしまいました。しかし命の働きは形を変えて存在しています。
あなたの近くにある空気の原子の一つひとつ。空から落ちてきた雨。水道の水。植物など様々に存在しているのではないですか。

その命を感じながら生きる道もあるようにおもいます。

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おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

お返事ありがとうございます。
願誉浄史様
私は鬱なのでしょうか?昨日、仕事で水族館に行きましたがイルカのショーでテンションが上がりました。おしりをふくときにもそうですが、仕事の時には仕事のことしか考えていません。自宅に戻り休んでいた分厳しい勤務になり疲れ、体調面でも月経が近くなるとさらに気持ちが落ち込みます。恥ずかしい話ですが4月には彼から性器ヘルペスをうつされ、だいぶ落ち込みました。その時に看病をしてくれ支えてくれた、移されたことでもう彼で終わりにしようとお互いに決心をしました。一生大切にすると言ってくれたことを再発危険日になると思い出します。私はそういう意味でも女として終わりなんだと思います。自分の子どもを抱いてみたかった、好きな人の子どもを欲しかったと。

円通寺 邦元様
彼は形を変えて存在…そうなのかもしれません。今まで意識をしていなかったからなのか不思議な事が沢山あります。あれから彼の夢をみた朝には甥っ子から着信がありました。掛け直すと甥っ子が「⚪︎⚪︎ちゃん来てくれて嬉しかったよ!」と言われて驚きました。前日に会ったことは会ったのですが、そんな気が利いた事を子どもに言わせる姉では絶対にないですし、⚪︎⚪︎ちゃんと同じ呼び名で呼ぶのは甥っ子と彼だけでした。先日、中学生から会ったない男友達からLINEが入りました。私自身は好意も特に持っていなかったので「よっす!」と言う軽い挨拶に返事もしなかったのですが、何度もその人からのLINEが1番上に表示されます。何かを伝えたいのか分かりません。彼の実家の犬、妹夫婦の犬、2匹が相次いでなくなりました。偶然だと言われればそれまでですが、不思議です。

悟東あすか様
毎日泣きながら生きてます。職場では笑ってます。苦しい時には写真をひたすら見て、ジップロックに入れたTシャツの臭いを嗅いでます。子ども達を寝かしつける時にはなぜか涙が止まらなく出ます。こんなに小さいのに私よりも辛い人生を歩んでいる、そしてこれからも…この子達は純粋で死などは考えもしない。誰かに守られて生きて行くべきなのだと思います。子ども達は私を求めてくる、けれども今は十分に愛せない、愛することも恐いと感じます。

丹下覚元様
生きていて下さりありがとうございます。
「時間が解決してくれるから!」
と友達から励ましをもらうと、私の何がわかるのだろうか…となんだが冷めた気持ちになってしまいます。もう直ぐで1ヶ月、何が変わったのか分かりません。親や友達からの連絡もなくなりました、親と姉妹の縁が薄いのかもしれません。
死ぬ前に怖くなる、彼も同じように感じてはくれなかったのか。「恩は死んでも忘れません。本当に感謝!どこからか応援してるよ。」Psずっと大好きだよ。こんなメッセージを残して死ぬ気持ち、大型免許も残り講習5時間で取れたのに…気持ちが分からない事だらけです。母親から遺品を整理していたら、覚醒剤で服役している友達Nとの手紙が出てきた。最近、彼の友達Kが自殺をして、彼がおかしくなったこともあり母親は「昔から何か悪さをするとNが一緒だった。Nは厄病神、Kは死神や!」私もそうかもしれないと感じてしまった。人間関係が変えられなかったのは彼の優しさなのか、小さい頃から周りに流されてしまう弱い心が原因なのか…。彼は覚醒剤には手を出していません。なんだかよく分からなくなっています

佐藤良文様
手紙のやり取りも出来るのですね。私がここに相談したきっかけは、彼の父親も僧侶で、葬儀の時に主でお経を唱えていた方のお話が心に残っています。お坊さんも泣きながらお経を唱え、話をするのだと。父親も朝のおつとめで泣きながら彼の位牌に書かれた名前を呼んでいました。父親はお説教をする人でもありますので、一度聞いてみたい気持ちもあります。頼るならば父親なのか、とも思いましたがまったく知らない方とのやりとりが素直な気持ちを出せるのかと思います。お坊さんとのやりとりでなぜか穏やかな気持ちになっているのを感じます。参考にさせていただいたます。

小原観慈様
とても厳しい感じを受けましたがその通りです。彼の知らせを聞いて、初めて彼の家にいきましたが、まず母親に「すみません。」と何度も謝りました。母親の本心が怖くて、居心地の良さを感じつつも分からない怖さがありました。私には何が出来るのか分からずに必死で手伝いをするしかありませんでした。母親の気持ちを思うと、支えられなかった、電話できちんと話をすれば彼は死んでいなかった。とそう思うことの繰り返しです。彼からの留守電は家族には聞かせていません。私の立場が悪くなる、聞いてもした向きな気持ちになる。と私の都合のいいように考え墓場まで持って行こうかと思っています。聞いてもらうべきなのか迷います

9月には納骨がありますが今まで本堂にあった彼の遺骨がお墓に入ってしまうのもなんだかすぐに会えない、そばで眠れない、さらに遠くに行ってしまうような気がします。
なぜ死んでしまったのか…毎日夜が辛いです

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ