母の死。
初めまして。
どういう風に質問していいのか 分からないので
今、思っていることを正直に質問します。
よろしくお願いいたします。
私の母は、10年前に胃ガンでなくなりました。
母が生きてる頃は、勿論 私の子供を可愛がってくれたり本当に感謝していました。
そんな中 母か胃ガンという病魔に…。
母が助かる方法、ガンになった原因を私なりに模索しました。それでも 病魔は、母の体を蝕み
痛み苦しみを与え続け 亡くなってしまいました。母は、私達が子供の頃から苦労をしていました。父が酒乱で殴られて血だらけになった姿を何度も見てきました。そこまで苦しんできた母がどうしてガンになって苦しんで死んでまったのでしょうか?苦労した分 安らかに天に召されて欲しかったです。
それに私の心の中で 母は、私のせいでガンになったんじゃないかって思ってしまうのです。
主人が不倫してたのですが、母は、私に離婚するよう進めていました。子供抱えて離婚する勇気がなく苦しんでもいいから 極力離婚は、我慢しようと思っていたので母の言うことは聞き入れませんでした。それで母も悩んでいたのではないか?それが原因でガンになってしまったのでは?って 母が亡くなって 今もそう思っています。毎日 お母さん会いたいよ!お母さんゴメンね!って口にしています。でも夢にも出てきてくれません。やっぱり恨んでいるから夢にも出て来てくれないのですか?私が嫌いだからですか?兄も四年前 母と同じく胃ガンで亡くなりました。兄にも会いたくて会いたくてたまらないのに…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたのせいではありません
かなさん、はじめまして。質問を拝読いたしました。
かなさんのお母さまは10年前に胃がんで亡くなったのですね。お母さまは生前は苦労したにもかかわらず、ガンの苦しみの中で亡くなっていったのですね。そして、お母さまが亡くなった原因はかなさんにあるのではないかと気になっているのですね。
結論から言うと、お母さまがガンで亡くなったのは、かなさんに原因はありません。
仏教における「苦しみ」は、私たちが使う苦しみと意味が異なります。
私たちの苦しみは、ガンで亡くなるような痛みや恐れを伴うものです。しかし、仏教の苦しみとは「思うようにならないこと」です。
仏教における苦しみは「生きていくこと、年老いていくこと、病を患うこと、死んでいくこと」と説きます。どれを取っても私たちの思うようにはなりません。思うようにならないことに執着してはいけないのです。
かなさんのお母さまは、胃がんで亡くなりました。亡くなったということは、この世の執着から離れて心静かな世界へと移っていったのです。お母さまは生前に苦労を重ねてきました。でも、今は心静かな世界におられるのです。
かなさんは、お母さまに対して手を合わせてあげるだけでいいのです。かなさんの心がざわめいているうちはお母さまが夢に出てくることはないと思います。
水面にさざ波が立っていると美しい満月が歪んで見えるように、かなさんの心がざわめいているのでお母さまの夢を見ることができないのです。
かなさんが心穏やかになった頃には、きっとお母さまが夢に出てこられることと思います。そのときは、お母さまと心ゆくまで会話を楽しんでください。
かなさんが夢の中で再びお母さまに会うことができるよう、祈念しております。