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何度も言いますが、母に苦しめられてます

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いつもお世話になっております。

以前にも質問しましたが、やはり母の言葉がきついです。

とにかく人格否定が多いです。

以前お答えいただいたように、言葉をスルーしようかと思っていましたが、どうしても傷つきます。

母に「そんなこと言わないで。傷ついてます」と訴えても
「冗談に勝手に傷ついてるだけ。自己肯定をしてたら傷つかないはず。自信なさすぎ」と罵られます。

さらには「はいはい、あなたを全部肯定しないといけないのよね?もうお母さんの意見は言いません。すいませんでした」と嫌味を言ってきます。

このままいけば、将来私が連れてきた結婚相手、さらには私の子供にどんな言葉を投げかけて傷つけるのか不安で仕方ないです。

その人たちに対して言わなくても、その人たちの前で私の恥を晒したり、傷つけてこようとしている姿が見えます。

そうなる前に縁を切ろうと思っています。

私は今、この国に親子関係を絶つ法律が無いと知り、無念です。。

が、できる限りあがこうと思ってます。

第一歩として絶縁状を書きたいと思います。(法律的な効果は無いそうですが…)

その後のことはまだ考えてません。

絶縁をしてから、私はどのような心持ちで生きていけばいいでしょうか?

また、仏教には絶縁の教えのようなものは無いのでしょうか?

✳︎母をかばう発言は控えてほしいです。
何度も「もう言わない」と約束をしては破る母に対し、私は心底傷つき、呆れている状態なのです。
正直救いようありません。

こんな質問ばかり本当にすいません。
どうかお答えお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたが母性でお母さんにまさればよいのです。

母性は男性にもあります。
お子さんが居なくても引き出せます。
愛の無い人によって、こちらの人生のすべてが振り回されてもあなたの人生が苦しいだけです。
あなたはあなたで慈悲のカタマリとなるべく、自分の心の引き出しを開けて慈悲を引き出しましょう。
はじめはないものねだりでよいのです。
持っていう方から学ぶことだって慈悲は授かれます。
そうしてあなたがお母さんを包み込む勢いの慈悲、母性を持ってゆくことです。
北朝鮮がミサイルを撃って、挑発威嚇しています。
優しい母親だったらどうするでしょうか。
こどもの渇き、枯渇に耳を傾けてあげるはずです。
同じように、私たちは立場が母親であれ、北の将軍様であれ、お釈迦様はみんな大いなる命の子供であることを説かれました。
あなたのお母さんも仏の前では同じ、いのちというこどもなのです。
命だからこそ、つらいことがあれば身を守ろうと変化していく。
あなたのお母さんもあなたに当たるほどつらい人生を歩んできたのでしょう。
あなたはもう、お母さんのおなかの中にはいません。
1人の自立したお母さんとは別存在の生命体なのです。
あなたはあなたの慈悲の心を引き出すことがあなた自身が最高に咲ける、羽ばたけれる、あたたかくなれれう、やさしくなれる生き方です。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

切り捨てましょう

拝読させて頂きました。お母様があなたやあなたの大切な方々を傷つけるならばそれは悪業であり、深い罪を犯していることです。
その悪業はいずれ発した者に戻っていきます。今でも本人に戻っていることでしょう。深くその罪を反省して懺悔して誤りを認めて謝罪しないならば永遠にその罪が消えることはありません。

あなたはその害悪から離れてくださいね。
例え法的な拘束力がなくても絶縁なさってその悪業からしっかりと離れてください。そして一切連絡しないことです。
一切もはや感知しないことです。
つまりこれ以降関わることもなく感情も切り捨てることです、恨みや怒りもスッキリと捨て去ることです。
恨んだり憎んだりするとその悪業の呪縛に囚われてしまいます。

一切感知せずです。

あなたがこれからの人生で大切な方々と共に心健やかに仲良くお過ごし頂きますようにと心よりお祈り申し上げます。

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おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

質問者からのお礼

お返事が遅くなりすいません。
いつもありがとうございます。

お二人のご意見が真逆のものでしたが、どちらも私では至らなかった考え方であり、心持ちでした。
自分では見つけられない考え方を2つも聞くことができてとてもありがたく思います!

母とはよく話し合い、縁は切らないこととなりました。
しかし、絶縁状は書いて保存している状態です。
本当の本当に限界が来た時の選択肢として、この先も持っておこうと思います。

貴重なご意見ありがとうございました!!

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