ここ最近、死にたいと考えてしまいます。
現在、独身で恋人もここ3年程おりません。
仕事も良くも悪くもなく、無難な毎日です。将来について考えると、とても、不安になります。正社員で働いているのですが、このまま、この仕事を続けていていいのだろうかと思ってしまいます。
恋人もできず、休日は趣味をし、買い物するくらいしか、外に出ません。何かしようとしても気力が沸きません。
4年程前に精神的な病気にかかり、精神的にも肉体的にもフラフラでした。半年程、通院をし完治?しましたが、ここ最近の精神状態は以前とは違うものです。
何か、気力を上げるようなお言葉を頂けたら、幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
悲観視をしない方法
こんにちは。(^<^)
人生明るく楽しく、アタマの畑にお花が咲いちゃう坐禅会を開いている桜が咲いたよ埼玉県の丹下ともうします。
私にもそういう時期がありました。そういう時は、まず、ご自分がやってしまっていることを理解して「ああ、それって良くないな、止めよう」と思って頂くことで、気持ちが30度明るい方向へ傾きます。
それだけでも人生変わります。
まず、物事を否定的に観たり、悲観的に見るという事の本質は「物事を悪く塗りたくっている」のです。
いわば、それにケチをつけている、悪く、悪しざまに評価している。
たとえですが、ワイドショーで動物ネタや佳子様ネタなどでほほえましいニュースがあっても、口の悪い評論家をコメンテーターとして呼んだ為に「こんなのねぇ、ダメですよ、サイテーですよ!」とケチしかつけない、悪い所しか見ない、コケおろしにしているような(心の動かし方をしている)ものなのです。
ネットでも否定的な意見ばかり言う人たちは、過去の人生においてイヤな目に会って来て心に毒素を抱えている人たちです。
彼らはその発散として、物事をド斜めから眺めて、悪い所を探して、自分と同じ泥沼に引き入れよとしているのです。それは自分が自分を生きていない様子。
常に人と比較してしまっているのです。影響を受けないためにも、あまりそういう意見にに目を向けないというのも大事です。
つまり、心の口を閉ざせばよいのです。悪しざまに言ったって救われない。悪しざまに言ったって自分の気分が悪くなる。あなたのご質問でも、自分を悪く言っておられるでしょう。
それが、相手に向けられるものでも、自分に向けられるものでも、その悪しざまに言う、思うことが、悪いエネルギーになって自分に毒がたまるようなものなのです。
ですから、まず、そういったことを止めることをつとめてみてください。
それだけで心の悪玉菌が無くなっていきます。
悪く考えたりしなければ、物事は、その通りを味わうことができます。
その通りの物事とは、芸術品などで人の評価やコメント、説明が何もつけられていない状態です。あなたがその真価をじかに味わっている世界です。
物事は評価する以前の状態というものがあります。
そういう処をみつけるためにも、仏教を学んでみてください。
一時的な元気を得るより
一時的にテンションが上がるような言葉でしたら、インターネットで検索すればそれこそいくらでも探せます。また、世の中は面白いことも探せばいくらでも見つかるようになっていますので、一過性の楽しみについては手に入れる方法をたぶんご存知だと思うのです。
一時的、一過性のものでない生きる力ということになると、私は坊さんですから仏教から幸せを求めてくださいとお勧めします。よく分からないところに飛び込むのではなく、定評のある多くの人の集まるお寺(キリスト教の教会でもよい)に行ってみられては如何でしょう。私も住職なのですが、信頼できる住職さんに相談に乗ってもらったり、話を聞いてもらったり、……等々、本当にお世話になっており、救われています。
また、お寺(教会)の行事に参加することで新しい人間関係もでき、そこからも生きる喜びが得られるのではないでしょうか。
もちろん宗教の教えなかにも元気が出るというより、救われることが多いので宗教聖典に親しむこともお勧めできます。
彼女がいないとおっしゃっていますが、よい伴侶に巡り合うのはもともと容易なことではないのだと思います。焦る必要はなく、かならずよい女性と巡り合えますよ。
最後に、タイトルに「死にたい」とありましたので、私が属する浄土真宗本願寺派(西本願寺)の僧侶が中心になって運営している京都自死・自殺相談センターをご紹介しておきます。ほかにもお坊さんが電話やメールで相談に乗ってくれる窓口はいくつかあるようです。お好みのご宗旨にも似たような相談窓口があるかもしれません。
京都自死・自殺相談センター
http://www.kyoto-jsc.jp/
質問者からのお礼
ご回答、ありがとうございます。ネットで調べてみます。お寺の行事なども調べて参加してみようと思うます。
確かに、悲観的で否定的ですね。
物事を何でも悪く捉えていました。心を入れ換えるよう、仏教の本を図書館で借りて、学んでみます。
ご回答、ありがとうございました。