家の仏壇に供える花
生後8ヶ月の息子を亡くした母親です。
仏壇に花を備えています。
バラやゆりなどの花も備えています。
幼くして亡くなった息子。
堅苦しくはなく、子どもだからこそかわいく
色んなものを見せてあげたかったから
菊などの仏花にだけこだわらなく
バラなども備えています。
話したところ義母に注意され今度見に来るとまで言われました。
お墓などに備えるのは仏花にはします。
だけど仏壇など家にあるものにも昔ながらのルールや風習を取り入れないといけないですか?
自分の故人に対する思いで供える花を変えることはそんなにいけないことですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
好きなお花をお供えください。
ぜひ好きなお花をお供えください。
仏壇に供える花、お墓に供える花、お寺やお坊さんによって言われることは変わりますし、宗派宗旨によっては厳密に定められたりもしますが、古来より「時花(じけ)」つまり、その時の季節の花、新鮮な綺麗な花を供えるのが一番良いとされています。
お経と共に古来より伝わる儀軌(ぎき)とよばれる儀式の作法や準備について書かれた書物にもそう書かれてあります。
確かに仏花といえば菊や樒、カーネーション、金魚草や鬼灯などがメジャーですし、スーパーやホームセンターなどでの仏花はそのようになってますが、好きなものを備えていただいて構いません。
毒や強い匂い、棘のあるものは避けるべきとの話もありますが、樒は毒があるゆえに魔、悪いものを避け、煩悩を滅すると云う意味でも好んで仏花として使われますし、こだわりすぎる必要はありません。
バラも気になるのならば棘を取れば問題ないでしょうし、取らなくても結構です。
新鮮な綺麗な花を亡き人に手向ける気持ちが大切なのです。
義母様にはhasunohaで供養のプロである現職のお坊さんがOKと言っていたと優しくお伝えいただきまして貴女のお好きなお花、見せてあげたいと思うお花をお供えください。
余談ですが、お菓子などのお供え物に関しても同じです。高価なものやスーパーなどでセットで売っている砂糖菓子などを必ずしも供えないといけないわけではありません。季節の果物、旬の物、食べさせてあげたかったお菓子やジュースをお供えしていただければ結構です。
ご子息の追福菩提を祈念して回答とさせていただきます。
合掌。