職場の人間関係について
私はあまり積極的ではなく真面目で嫌われたり裏切られたりしやすいです。ところで職場の人間関係は修復しづらいとよく聞きます。無視されていたり、いじめがあったり、嫌われた場合自分の仕事を頑張っていれば改善するのでしょうか?それともやはり仕方がないのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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原因について対処(態度選択)する
いじめはいじめる側が悪いです。たとえいじめられている人の側に人間関係上、あるいは職務上の過失があったとしてもそれを原因にいじめてをしてはいけません。
という事を前提に書きます。
無視されていたり、いじめがあったり、嫌われた場合、それを改善するためには無視されたりいじめられたり嫌われた原因を改善しなければいけません。
(いじめられる側にも原因があるという事を言いたいわけではないので解釈注意。いかなる原因があろうといじめは本来ダメです。)
例えば、積極的に話しかけられないためにいつも黙って一人でいたとしたら、周りの人も話しかけにくいかもしれません。これを改善するにはやはり積極的に話しかけられないという原因について対処しなければならないでしょう。仕事をいくら頑張ってその努力が認められても、業務上の会話はされたとして、その他の会話にはやはりなかなか入れず業務を超えた人間関係の深まりというものは得られにくいかもしれません。
つまり、一つの物事について原因があるのに、それとは別の要素を努力しようとその原因と望む結果は因果関係では結ばれないため改善が見込まれにくいということです。
その時に「仕方がない」と割り切る、あるいは向こうから関係を求めてきてくれる縁を待つ、というのも縁に対する一つの態度選択ではありますが、本当はどうしたい・どうなりたいのかという自分の願いをもって態度選択をしていくと道は開けてくるのではないでしょうか。
人生は試行錯誤
人生は、色々試行錯誤して変えていくものではないでしょうか?
仕事を頑張っていればそれで人間関係が改善されるかどうかは、具体的な状況がわからないので何とも言えませんが、
人生は、○○だけしていればよい、というような、単純な答えが出ない場合もたくさんあります。
闇雲に1つのことを頑張るというだけでなく、常に創意工夫していく姿勢が、あなたをキラキラと魅力あふれる人間にしてくれる可能性があります。
たとえば、階段をダッシュで登って「私は頑張っている!」と思っていても、エレベーターを探した方が速い場合があります。
階段ダッシュにこだわるより、エレベーターを探せる柔軟性を身につけてはどうでしょうか。
質問者からのお礼
やはりそうですよね。なかなか難しいですが頑張ってみます。