苦手なこともやらないといけないのか回答受付中
私は、職場である活動のリーダーをやらせて頂いてます。
元々、リーダーをやる意思はなかったのですが、リーダーをやる予定だった人が退社することになり、代わりにやってほしいと頼まれ、やることになりました。
やってみると、毎回活動内容を考えたり、段取りを組んだり、チーム内の人間関係に気を配ったりなどが非常に苦手に思いました。さらに、年配の人たちから文句を言われたり、不機嫌な態度を取られたりなどしてストレスが溜まり、一度、上司に降りると伝えました。
しかし、さらに上の上司から呼び出され、なぜ降りようと思うのかを聞かれたため、私は、「Bさんたちとは一緒にやりたくない。」「自分はリーダーになって人を引っ張っていくよりも、メンバーとして動く方が向いている。」「リーダーになったのは、頼まれたからであり、やりたくてやってるわけではない。」「ストレスでメンタルが悪化し、クリニックを受診している。」ということを伝えました。しかし、上司からは「人間誰しも得意不得意があるのだから、Aくんの良さを生かしてやっていけば良い。」「リーダーだからといって肩肘張る必要はない。俺も肩肘張らずにのほほんとやってる。」「今後キャリアアップしていくには、リーダー業務をやっている必要がある。」「Bさんたちの存在がストレスなら、俺からBさんに言っておく。」と言われ、降格を認めてもらえませんでした。その後は、上司がきつい態度を取っていた人たちに注意してくれたことで、人間関係はいくらか改善されたのですが、やはり、リーダーをやることには苦手意識があります。また、今の職場で昇進したいという気持ちはなく、多少給与が少なくても、気楽に仕事をしたいです。
私は、人間はみな、得意な事、やりたい事をやり、苦手な事、やりたくない事は無理にやらなくて良いという考えなのですが、周りにいる人たち、とりわけ50代以上の人たちは、「どんどん上を目指せ」「私も昔大変な中で働いてきたのだから、甘ったれんな。」みたいな考えの人が多いです。
私の考えは甘いのでしょうか?
お坊さんからの回答 1件
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私から見ると甘いです。
私は昭和40年代生まれ、一般の会社ではもう定年が見えている年代です。
その年代の意見ですが、ただ「俺の頃は…」と自分の過去を振りかざすつもりはありません。
あなたの過去の質問…自己肯定感とか目標といったテーマの質問があったことを考えると、もう身の丈にあった、地に足ついた生き方をしたくなったのだろう、と思います。
そして、私がここでの回答を続けているのも、何故かと問えば「楽しいから、意義あると思っているから、嫌いじゃないから」であって、「坊さんとして、あれもやったら…これもやったら…」と様々ある中で、確かに得意でないことはやっていません。
でも、確かに波はありました。ガシガシ回答していた時期もあったし、ページを開きたくない日があったり。なので正確には「続けてきたことで好きになった」というのが正しいと思います。
あなたが「少しやってみたが、ストレスもあるし、向いてない」と断じるならば、私や周りが甘いと見たって、そんなの振り切れば良い話です。
ただ、「活動内容を考えたり段取りを組む」事に関しては、今は良いツールもあります。AIに相談するのも、もちろんアリです。上司に相談し、具体的にお膳立てしてもらうとか、今までと違うやり方で計画を立てる(例えば、1人でやらない)ことも「私にはこのやり方が合ってると思うんで」と試行錯誤しても良いと思うんです。
或いは。「この活動自体、今の時代には合わないんじゃ?」という思考も可能かも知れません(具体的な内容が分かりませんが)。
リーダーをする、というと人間像の問題ですが、「こういった業務をする」であれば分解が可能です。分解して問題が具体化すると、AIが力を発揮しやすいですよ。
なのでね。自己肯定感とか目標といったことが、まだ今でもあなたにとって課題であるなら、「周りの力を借りて取り組む」経験になるように思うのです。
上司の方たちが「俺のやったのと同じやり方でやれ」と求めているならともかく、「今までは使ったことはない、試したことはないけれど」にチャレンジしてみてはどうかと思うのです。今のあなたは恐らく丸腰でやってみて「向いてない」と判断している。その工夫やチャレンジをしてなさそうである事について、「甘い」と感じるのです。
「向いてないから」より「これやったけど」の方が、周囲も納得するのではないかしら。