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人前に出るのがとにかくツラく、精神的に追い込まれる

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有り難し有り難し 24

仕事上、大人数の前でスピーチをしたり、講義をしたりしなければならないのですが、

とにかく人前で話すことが苦手で、人前で話すといつもあたまが真っ白になってしまいます。

いきなりスピーチを頼まれたりするとさらに固まってしまう状態です。

スピーチをなんとか乗り切ったとしても、そのスピーチを思い出して、後から後悔したり、自己嫌悪に陥ります。

今日も職場でいきなり自己紹介と合わせて1分間スピーチがあったのですが、自己紹介ですらうまくできなくて、今、自分の言ったことを繰り返し思い出してはずっと後悔しています。

自分と他人は違うということは重々承知です。
が、組織の中での評価のことを考えると、他人とどうしても比べてしまいます。(あの人は、上手いこと言ってたな…とか)

そして、出来るだけ頑張ろうとすると緊張し話せなくなってしまいます。

自分は自分らしく生きれば良いとはよく言いますですが一人では生きていけない組織の中で、人と比べられるのは当たり前です。

どうしたら、この後悔の気持ちや自己嫌悪をとめることができるのでしょうか。
また、人前で自分らしく話すとは、どういうことなのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

評価すべきところはそこではないと知る。

実際のところ、他人様の話し方についてよいか悪いかなど周りの人というものはさほど関心がありません。
プレゼンや報告はその内容の方が問われるべきであって、世界的な発明をした人でも話すのが苦手な方は沢山います。
大切なのは、何を伝えるかであって、伝え方のスキル・技術だけ上手でも内容が伴わなければお話が上手なだけです。
話すのが苦手でしたら毎月5000円ほど自己投資してボイストレーニングに通うのもよいでしょう。
坊さんの業界の法話についてですが、一番良い話し方は何かといいますと、普通にしゃべることです。変に間を持たせたり、それっぽくすると何かわざとらしいものです。
それっぽくやろうとしていませんか。
それを捨てて、ここで上手に自分の悩みを打ち明けようとかあまり考えずに入力していたように自然に話してみてください。余分な力が抜けて、それっぽさもなくなり、自然に伝わるということがあります。
素朴さを自分の持ち味にされるとよいでしょう。

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有り難し
おきもち

すごーーく分かります

私は24歳頃に坊さんになりました。
それまでは人前で話したことなんかほぼなし。
しかしそんなこと言ってられません。
経験があろうとなかろうと、通夜の時なんぞは大切な人を亡くした大勢の人生の先輩方の前で、なんかしらの話をしなければならない。
仏教の知識も浅いままです。

…これは苦痛でした(´д`)
何を話せばいいかすらも漠然としたまま、とっちらかった話を何度したでしょうか。
「カンペ作り」したり「人をジャガイモと思うようにする」を頑張ってみたり…

さて、話をすることを50m走に置き換えてみてください。
9秒台で走るアナタが6秒台で走る人を羨んでも、いきなり早く走れませんよね。
では観客側で。
悶絶の表情で辛そうに早く走る人(≧Д≦)
楽しそうに笑顔で遅く走る人(´▽`)
見ていて気分がいいのは後者だと思いません?

私も、能力以上のことをしようとしたから堅くなってしまい、苦手だから嫌なものにしてしまってました。

結論から言えば、苦痛でなくなったのは
「諦めた」時からです。
坊さん特有の堅苦しい話は苦手なんだって諦めました。
うまく話せなくてもいいって諦めました。
自分が話したいことを話そうって諦めました。

(まだ下手くそですが)だんだん話すことの楽しみが見いだせて、もっとああしてみようというアイデアも出てくるようになりました。

仏教の諦めるとは、明らめる です。
ハッキリさせて受け入れる。
今の自分のレベルを明らめ、背伸びして話すことを諦め、明るく話せるように意識してみましょう。
話した内容の後悔ではなく、楽しく話せなかったことの反省をしていきましょう。

最後に。
「下手くそとかじゃない、それが味なんだ」
話の苦手な先輩の言葉です(^_^)
この言葉で楽になったなー。

応援してます!

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