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人前に出るのがとにかくツラく、精神的に追い込まれる

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仕事上、大人数の前でスピーチをしたり、講義をしたりしなければならないのですが、

とにかく人前で話すことが苦手で、人前で話すといつもあたまが真っ白になってしまいます。

いきなりスピーチを頼まれたりするとさらに固まってしまう状態です。

スピーチをなんとか乗り切ったとしても、そのスピーチを思い出して、後から後悔したり、自己嫌悪に陥ります。

今日も職場でいきなり自己紹介と合わせて1分間スピーチがあったのですが、自己紹介ですらうまくできなくて、今、自分の言ったことを繰り返し思い出してはずっと後悔しています。

自分と他人は違うということは重々承知です。
が、組織の中での評価のことを考えると、他人とどうしても比べてしまいます。(あの人は、上手いこと言ってたな…とか)

そして、出来るだけ頑張ろうとすると緊張し話せなくなってしまいます。

自分は自分らしく生きれば良いとはよく言いますですが一人では生きていけない組織の中で、人と比べられるのは当たり前です。

どうしたら、この後悔の気持ちや自己嫌悪をとめることができるのでしょうか。
また、人前で自分らしく話すとは、どういうことなのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

評価すべきところはそこではないと知る。

実際のところ、他人様の話し方についてよいか悪いかなど周りの人というものはさほど関心がありません。
プレゼンや報告はその内容の方が問われるべきであって、世界的な発明をした人でも話すのが苦手な方は沢山います。
大切なのは、何を伝えるかであって、伝え方のスキル・技術だけ上手でも内容が伴わなければお話が上手なだけです。
話すのが苦手でしたら毎月5000円ほど自己投資してボイストレーニングに通うのもよいでしょう。
坊さんの業界の法話についてですが、一番良い話し方は何かといいますと、普通にしゃべることです。変に間を持たせたり、それっぽくすると何かわざとらしいものです。
それっぽくやろうとしていませんか。
それを捨てて、ここで上手に自分の悩みを打ち明けようとかあまり考えずに入力していたように自然に話してみてください。余分な力が抜けて、それっぽさもなくなり、自然に伝わるということがあります。
素朴さを自分の持ち味にされるとよいでしょう。

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お悩み相談08020659278
💕禅ママ説法💗 禅ママの超簡単!不安消しテクニック! (*´ 艸`) 人生って、ちょっぴり不安がいっぱいよね? でも大丈夫! 「現実」と「頭の中だけ」をちゃんと見分けられるようになれば、不安なんてちっぽけなものよ! だって、みんな「もしも~」「もしかして~」って、頭の中で勝手にドラマ作っちゃってるだけなんだもん。 (˘ω˘) 「あれが起きたらどうしよう」とか「こんなことになったらどうしよう」って、まだ何も起きてないのに、勝手に心配しちゃうのよね。 だから、今この瞬間、目の前にあるものに意識を集中してみよう! ✨ 見えるもの、聞こえるもの、感じてること… そうすれば、どんなに不安なことがあっても、"今ここ" に戻ってこれるわよ! 心配事って、まるで映画の予告編みたいなのよ。 まだ何も始まってないのに、ドキドキハラハラしちゃうでしょ? でも、実際は、今この瞬間、目の前で起きていることだけをちゃんと見ればいいのよ。 そうすれば、心はもっと穏やかになるわよ。 不安を感じたら、ちょっと立ち止まって考えてみてね。 「この不安、本当に今の私に必要?」 「今、目の前で起きていることは、一体何?」 そうやって、現実と想像の違いに気づけば、不安に振り回されることも減っていくわよ。 だから、今日一日も、"今" をしっかり感じて、笑顔で過ごしてね! (*´ 艸`) じゃ、行ってらっしゃい!

すごーーく分かります

私は24歳頃に坊さんになりました。
それまでは人前で話したことなんかほぼなし。
しかしそんなこと言ってられません。
経験があろうとなかろうと、通夜の時なんぞは大切な人を亡くした大勢の人生の先輩方の前で、なんかしらの話をしなければならない。
仏教の知識も浅いままです。

…これは苦痛でした(´д`)
何を話せばいいかすらも漠然としたまま、とっちらかった話を何度したでしょうか。
「カンペ作り」したり「人をジャガイモと思うようにする」を頑張ってみたり…

さて、話をすることを50m走に置き換えてみてください。
9秒台で走るアナタが6秒台で走る人を羨んでも、いきなり早く走れませんよね。
では観客側で。
悶絶の表情で辛そうに早く走る人(≧Д≦)
楽しそうに笑顔で遅く走る人(´▽`)
見ていて気分がいいのは後者だと思いません?

私も、能力以上のことをしようとしたから堅くなってしまい、苦手だから嫌なものにしてしまってました。

結論から言えば、苦痛でなくなったのは
「諦めた」時からです。
坊さん特有の堅苦しい話は苦手なんだって諦めました。
うまく話せなくてもいいって諦めました。
自分が話したいことを話そうって諦めました。

(まだ下手くそですが)だんだん話すことの楽しみが見いだせて、もっとああしてみようというアイデアも出てくるようになりました。

仏教の諦めるとは、明らめる です。
ハッキリさせて受け入れる。
今の自分のレベルを明らめ、背伸びして話すことを諦め、明るく話せるように意識してみましょう。
話した内容の後悔ではなく、楽しく話せなかったことの反省をしていきましょう。

最後に。
「下手くそとかじゃない、それが味なんだ」
話の苦手な先輩の言葉です(^_^)
この言葉で楽になったなー。

応援してます!

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困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれることができればと思います。 そしてこの縁によって仏教の良さを知って頂けるととても嬉しいです。

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