子供が私の実家に行くのを嫌がる
5歳の娘がいます。小さい時はなかったのですが、最近になって私の実家に行くのが嫌だというような事を言うようになりました。(最初は嫌がりますが行ったら楽しそうにはしています)
私の実家は決して綺麗とは言えず、お金もないため壊れた場所を直したりもなかなかできません。
主人の実家が新築で居心地も良く、義理両親も娘にとても良くしてくれるのでなおさら実家と比較してしまうのかもしれませんが…
私も学生の頃から実家のお金の無さに悲しくなったり両親がもっと仲が良かったら…など不満はありました。
しかし子供も産まれ、帰ってこれる場所があり、子供のために自分たちのできる事をしようとしてくれる両親や今の環境に感謝しています。
だから子供に実家に行きたくない、主人の実家に行きたい、主人の実家の方がいい…など言われると、「わかるわかる、私も子供ならそうだわぁ」と思う反面、とても悲しくなります。私にとって大事なものを否定されたり比較されたように思うからかな?
こういう時どんな心持ちでいたらいいのかアドバイスが欲しくて質問させてもらいました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「心は無常」と念じる。悲しみも台風も過ぎ去る。
あなたにとっては悲しいことですよね。
まずは、心や感情が必ず変化するものである、どんな悲しみも台風のように過ぎ去るものである、と理解してください。
悲しみが起きても、次の瞬間にでも、別のことを考えているときは悲しみはどこかにどんでん返ししまうでしょう。
娘がこう言った、私は悲しくなった、しかし悲しみは過ぎ去った、という一連の流れを冷静に見るようにしましょう。
物語は、悲しみで完結していないはずです。
悲しみが起きたらあとに、悲しみが過ぎ去るという「続編」が必ずあるのです。
ですから、悲しくなったときは、
「心は無常である」
と思うようにしてください。
悲しみを台風にたとえるなら、「心は無常」と思うのは雨戸を閉めるようなもの。
台風が来たら、雨戸を閉めて、台風が過ぎ去るのを待てばよいのです。
質問者からのお礼
願誉浄史さま
ありがとうございます^_^アドバイスをいただき、今は気持ちも落ち着きました。これからも悲しいことを冷静に見るよう意識してみます。